工房八重の部屋

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築後104年の明治の面影を残す、大江能楽堂で定期能を鑑賞!

2010年09月18日 | Weblog
築後104年の明治の面影を残す、大江能楽堂で定期能が、夜5時半から開催されました。

能楽堂には、行ったことないので、見学兼ねて、行ってみました。

能楽堂は1,2階席が有り、椅子席もあるのですが、桟敷席が、明治時代の面影を残して

います。   400席の収容の能楽堂とのことです!

5時半から始まった、仕舞地謡、舞囃子の「野宮」、茂山千五郎さんらによる狂言の

「栗焼き」、能の「雨月」と、3時間にわたる演目でした。

途中に15分間の休憩があり、2階の休憩室で、お茶の接待がありました。

パンフレットには、筋が解説されていました。それが無ければ、全く内容が解りません

謡の内容が判らず、能の仕舞いの緩慢さが、子守唄のようで、いつのまにか

コックリ、コックリ! 目を開けて、しっかり見たのは、狂言のみという始末!

能は600年以前に、観阿弥、世阿弥、親子によって、基礎が築かれた、日本の伝統芸能

で、観世流、室生流、今春流、金剛流、喜多流などの流派があるとのことです。

2階の観覧席から、周辺の観客を観察したら、謡の本を、たくさんの方が広げて、

雨月の能を鑑賞していました。 聞いてみたら、謡を習っているとの事で、

謡や仕舞いを、稽古されたいる方が、結構いるのですね!

能楽堂の雰囲気が味わえた、鑑賞の夜でした!

大江能楽堂の詳しい説明は、下線付いた文字をクリックすると、リンク出来ます)



大江能楽堂の入口


能楽堂の舞台


能楽堂を初めて見学しました。


1階の席! 椅子席と桟敷がある!


桟敷席と2階の桟敷席がめずらしく、明治時代の能楽堂の面影が残っているとのことです。


2階の壁側に、ベンチ席があり、そこから鑑賞しました。1階の舞台が見渡せます!


2階から見た、1階の観客席!


たくさんの方が、謡の本を広げて、その演じられている、謡 (セリフ?)の内容を
鑑賞してます。 覗いて見ると、文字にしたら、少しは、内容が把握出来ました!


雨月の最後のシーン!  パンフレットにあらすじが記載されているので、少しは
内容が理解出来ましたが、緩慢な舞いと、同じ調子の謡が、子守唄のようで、
いつのまにか、コックリ、コックリ! 3時間の鑑賞の半分は、寝ていました!


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