こんばんは。
秋田県横手市十文字町の
宅配弁当、オードブル「紅玉」の「たかはしもとい」です。
当社では毎年、約半年間のインターン生を募集しております。
今年は「フードロスをビジネスチャンスに」というテーマのもと、2名の大学生が参加してくれました。
その中の一人、杉本麗百さんがインターンの感想を記してくれました。
ちょっと長くなりますが、Q&A形式でご紹介しましょう。
Q. 参加前、インターンに対する期待はどんなものでしたか?
A. 将来の目標が、発達障害をもつ人が働きやすい職場を作ることで、その方法として、農家レストランを考えています。
環境問題にも関心があるので、フードロスになってしまう規格外野菜を使用できないかと構想しています。
しかし、私は農業や食に関する知識が全くなかったので、まず農家さんのお話を直接伺う機会を通して、農業とは何かといったところから知りたいと思いました。
特に、フードロス問題の現状を知り、それに対して農家さんはどう捉えているのかを知りたいと思いました。
インターンのテーマが「フードロスをビジネスチャンスに」ということでちょうど私の関心と一致していたため、参加を決意しました。

▲生産の現場を見学し農業への理解を深める
Q. 実際に当社のインターンで、その期待は叶いましたか?
A. 期待通りに「農業とは何か」「フードロスの現状に対して農家さんはどのように捉えているのか」を知ることができました。
そもそも農業とはどのような仕事なのかといったことや、農業の難しさ、楽しさ、可能性などを知ることができました。
サクランボや桃はフードロスが多く、それに対して加工品にするなどの対策を取っていらっしゃる方もいれば、労働力も時間もコストもかかるため目をつぶっている状態の方もいらっしゃると知りました。
フードロスの現状も果物の種類や品種によって全く異なり、活用方法の可能性は無限大だと感じました。
大学の授業や日常生活では知ることができない農業について学ぶ第一歩となりました。
サクランボのフードロスを大学生ボランティアで有効活用するツアーを企画したことは、自分の力量不足を痛感すると同時に、またいつかリベンジしたいという気持ちになりました。

▲留学生向けのさくらんぼジャム作りイベント
Q. インターンで最も大きな学びとなった事は何ですか?
A. 人との出会いだと思います。
今まで食や農業に関わりのなかった私にとって、そのような分野で活躍していらっしゃる方とお会いするのは初めてでした。
セラセゾンの清水さんにお会いしたことは、特に印象に残っています。
お菓子作りを通じて、地産地消や障碍者の雇用、地域活性化などに取り組む清水さんのお話は私にとって非常に刺激になりました。
インターンでお世話になった高橋基さんは、私にとって経営者のお手本でした。
大学生の私に対しても、メンバーの一員として同等に期待して下さったことで、私のやりたいことを応援・サポートしてくださりました。
私とお話をするためにわざわざ何度も大学まで足を運んでくださったように、仕事でも取引先や社員とは必ず直接会ってお話をしたり、社員を大切にしてモチベーションを引き出したりされていました。
仕事のパートナーと対等な信頼関係を築くことが仕事の成功に直結している様子を見て、経営者(リーダー)のあるべき姿を学びました。
さらに、向上意欲の高い農家さんたちのお話をお伺いしたことも、とても刺激になりました。
どの農家さんたちも仕事に誇りを持っていてチャレンジ精神が旺盛で、みんな素敵でした。
普段口にしているものが農家さんたちの努力の賜物だということを再認識すると同時に、農業の可能性を感じました。
フルラボの加藤さんも、地元産の果物のおいしさをジャムにして届けるのを使命だと捉え、それを全うしていらっしゃる姿がとても素敵でした。
このように、自分の興味がある分野で尊敬できる大人と秋田で知り合えたことによって、秋田がさらに好きになり、また自分の目標実現に向けてもさらにアイディアが膨らみました。
このインターンを通して出会った方はみんな、私の夢を応援してくださいました。
また、大学生だからといって単なる労働力として扱ったり力量を見くびったりすることはなく、一個人として向き合ってくださったのが印象的です。
そこがこのインターンシップの魅力だと思います。

▲パティシエを招いての勉強会でファシリテート
Q. インターンの経験を今後どの様に活かしたいか、展望があれば、お聞かせください。
A. このインターンの経験を通して学んだ基本的な農業の知識をもとに、留学先のフランスでは現地の農業と比較してみたいと思っています。
フランスは農業大国であり、有機農業の発祥地なので、有機農家さんから秋田にはない取り組み(特にフードロスに対して)などを教わることができたらと思っています。
今後も紅玉さんとの繋がりを大切にし、何か機会があれば一緒にお仕事ができれば嬉しいです。
特に、秋田産の食文化を発信するイベントなどを秋田やフランスで開催できればと思っています。
帰国後は、インターンでできた農家さんとの繋がりを生かして、自分の目標であるレストランの創設に励みたいと思っています。
杉本さんの感想に書かれている「人との出会い」こそが最大の学びであったということには、私自身深く共感させられます。
私たちが教えるというよりも、私たちの事業と学生たちのトライとを重ねて生まれるものから、逆に学ばせて頂くことが多い様に思います。
今後もインターンを行なっていきたいと考えておりますので、関心のある方は是非メールやお電話にてお問い合わせ下さいませ。
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