遥かなるピリカヌプリを求めて

ピリカヌプリに行ったので、次は1839!

チトカニウシ山

2013年01月05日 | 登山:大雪方面
平成24年12月29日(土) チトカニウシ山

会のメンバNさん、Mさんと私の3人で行ってきた仕事納め翌日のチトカニウシ山は、これ以上望めないというほどのスカッ晴れに恵まれた。
 
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(樹氷の間から山頂を仰ぐ)

日の明けきらない朝6時に札幌を出発、ひたすら道央道を走り9時過ぎに北見峠に到着したときには、空には雲ひとつない青空が広がっていた。広々とした駐車場にはスノーモービルを積んだトラックが3台、すでに大きな音を響かせている。他に普通車が1台止まっていたが、近くにトレースが見当たらないので、我々だ
けのチトカニウシ山と思って出発した。

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(チトカニウシ山を目指して!)

 まずは無線中継所アンテナを目指し林道手前の尾根を突っ切って直登。ここは風の強いところなのか、すでにこの付近でも雪面はクラストしている。アンテナに近づくにつれてラッセルもきつくなってきたが、途中、林道からのトレースが現れ、結局のところ最後までこのトレースのおかげで楽をさせてもらった。

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(無線中継所の反射板を振り返る)

1258Pまでの比較的穏やかな斜面は、木々が疎らで開放感のあるスキー滑走の格好の斜面である。先行するトレースに沿って登っていくが、途中スキーが逆戻りするところも何箇所かあり、先行者の力強いトレースに感心する。

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(山頂もだいぶ近づいてきました)

1258Pからピークまでの標高差200mの斜面には先行者のジグを切ったトレースがはっきりと見え、その先のピークの背後には真っ青な空が広がっていた。標高を上げるにしたがい斜面もクラストし、下るときの心配が頭をよぎる。もうすぐ山頂というところで先行者が降りてきた。そして、ガリガリの斜面をものともせずテレマークスキーであっという間に滑り降りていった。その華麗さに一同感心。

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(どうですか、このお天気)

山頂からは、すぐ近くに手塩岳、ニセイカウシュッペの奥の大雪山系、遠くに知床山系?などを山座同定、風のない穏やかな山頂でしばし時間を過ごした。 ガリガリ、クラスト斜面をキックターンと斜滑降を駆使して何とか降り、1258Pからは新雪の斜面を楽しんだ。などと言っているが、すこし湿った雪に難儀し何度も転びながらの下山だった。華麗なるテレマークスキーヤーは、この斜面を登り返していた。

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(華麗?なシュプールを描いて)

最後は若干の登り返しに苦労しながら林道を下って無事に駐車場に戻った。最後のちょっとした登り返しはあったが100点満点の登山だった。

チトカニ

※コースタイム
北見峠駐車場 9:30
無線中継所 10:18
1258P 12:00
チトカニウシ山 12:30
チトナニウシ山 12:55
1258P 13:18
無線中継所 14:05
北見峠駐車場 14:30


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