
「地図は意外とウソつき」
(遠藤宏之著 河出書房新社 2023.10.30 p.201)

地図上に示された道路の幅は実際の縮尺とは異なります。地図上の道路は位置を示していますが、記号として表示されているため幅は実際とは違ってきます。
図書館の新刊書棚にありましたので借りてみました。
カバー折り返しより
国の地形図や、
ネットのデジタル地図は
じつは案外、”ざっくり”と描かれている。
いっけん不自然な表現になった事情や
隠れたメッセージの意味を知れば
地図の読み方・楽しみ方が一変する!
本書は地図の誇張、省略、描き換えなど地図の知られていない裏側を紹介する。併せて、地図の成り立ち、種類、作製方法など、地図会社に入り、長年測量士として国土地理院の地形図や公共測量に携わってきた筆者ならではのさまざまの話が取り上げられています。
目次より
第1章 地図にはあちこちにウソがある
第2章 地図は、もともとウソつきだった
第3章 地図がひた隠す、不都合な事実
第4章 GPSで露わになった地図のワナ
第5章 デジタル地図といえども万能ではない
第6章 デジタル地図の進化は止まらない
地図に関するうんちくを高め、雑学としても久々におもしろい本でした。
本書で紹介されたサイトの内いくつかを参考に掲げます。
https://ktgis.net/kjmapw/
https://www.jmc.or.jp/digital/app/
オープンストリートマップ
https://www.google.co.jp/intl/ja/maps/about/mymaps/
https://nlftp.mlit.go.jp/isj/