
頭侘袋
昨年、漂白剤を使ってきれいになった頭侘袋です。

コロナ以来、本来のお遍路には出番がなく、もっぱらウォーキングのポシェットとして活躍しています。
先日よく見ると肩ベルトをかけるDカンを留める折り返しの部分が半分切れかかり、横の小物入れは破れていました。

頭侘袋自体は4千円程度のもので、取り換えも考えましたが、できれば使い続けたい。幸い小物入れの蓋になっていたベルトが付いていましたので、それをDカン用に転用することにしました。
ところがベルトを取り付ける箇所の布が何重にも折り返された部分でミシンがかかりません。そこでリベットを使いました。

やはり全体がかなり痛んでいます。おへんろは杖と頭侘袋を見れば、どのくらい歩いているか分かると言われます。杖の長さと色、頭侘袋のほころび具合が目安となります。
しかし、今度この部分が切れれば交換することにしました。
ゆく秋や ほころびひどき 頭侘袋 澤田ふじ子