庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

病葉(わくらば)~♪川は流れる

2018-08-26 10:08:35 | 日記・エッセイ・コラム

隣の森のハゼの木の青葉の茂りの中に、蝕まれて赤く変色した病葉が
目に止まった。。

紅葉の季節にはまだまだ早いが、秋を待たずして赤や黄色に変色したり、
落葉している木の葉のことを、「病葉(わくらば)」といいます。

風通しの悪い所の葉が多く、細菌に侵されたり、虫に食べられたりしてい
るものが多い。。

まだ夏なのに、病変した病葉を見るのは、若い人が病におかされた姿を
見るようで、なんとなくわびしく、寂しい思いにかられてしまいます・・

病葉を見ていると・・・

仲宗根美樹が歌ってヒットした「川は流れる」を懐かしく想い浮べてしまいます。。 

この叙情に満ちた歌詞と哀調を帯びたメロディを聴くたびに、病葉が川面
に浮かんで流れゆく情景が浮かんできます・・

横井弘の作詞の中では、抒情歌の「あざみの歌」と並ぶ傑作だと思う。。

「川は流れる」 作詞:横井 弘、作曲:桜田誠一、唄:仲宗根美樹

 ♪病葉(わくらば)を 今日も浮かべて
  街の谷 川は流れる
  ささやかな 望み破れて
  哀しみに 染まる瞳に
  黄昏(たそがれ)の 水のまぶしさ

 ♪思い出の 橋のたもとに
  錆びついた 夢のかずかず
  ある人は 心つめたく
  ある人は 好きで別れて
  吹き抜ける 風に泣いてる

 ♪ともし灯も 薄い谷間を
  ひとすじに 川は流れる
  人の世の 塵にまみれて
  なお生きる 水をみつめて
  嘆くまい 明日は明るく 

 

赤く変色した櫨の木の病葉(わくらば)

落葉した病葉。。

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ひょうきん顔!?のオンブバッタ

2018-08-25 09:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

庭先のマリー・ゴールドの葉っぱを食べるオンブバッタの
顔面写真を撮ってみた。 

オンブバッタは馬面で、なんともひょうきんな顔ですね!

マリー・ゴルドの葉っぱを全部食べちゃダメだよ!

オンブバッタも、カマキリと同じで緑と茶色の個体がいます。

こちらは緑色のオンブバッタ。

ムーミン顔?

それともネズミ男?

 

緑と茶色のツー・ショット。

コメント (4)
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晩夏の蝶撮り散歩

2018-08-24 09:53:08 | 日記・エッセイ・コラム

今日は台風20号の影響で、朝から本格的な雨降りとなってますが・・

当地は、梅雨明け以来ほとんど雨らしい雨が降っていなかったので、
植物にとっては久しぶりの恵みの雨となりそうです。 

先日、晩夏の散歩道で撮ってきた蝶たちをアップします。

黒地に白帯のあるダイミョウセセリ。

 

ルドベキアとイチモンジセセリ。

背中が虹色に輝いてます。

 

コマツナギの花で吸蜜するツバメシジミ。

 

ピンクの千日紅とウラナミシジミ。

 

ミゾソバとモンキチョウ♀。

 

恥ずかしがりやさん?花で顔を隠すヤマトシジミ。

 

ブルーサルビアとツマグロヒョウモン♂。

 

マリーゴールドで吸蜜するアゲハチョウ。

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カマキリの食事風景

2018-08-23 09:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

今日8月23日は24節気の処暑、例年ならそろそろ夏の暑さも
おさまってくる頃ですが・・・

先週末あたりはすっかり涼しくなって、ホッとしたのもつかの間..

ここにきてまた猛暑復活!という感じで、昨夜も寝苦しい熱帯夜
となり寝不足気味です。

朝の庭先では、カマキリが獲物を捕まえて朝食?中でした!。

今日の御馳走は何かな?

捕まえた獲物の虫を食べるカマキリ。

バリバリ、ムシャムシャ!と音が聞こえてきそうです! 

食事中のジャマすんな! と睨む顔が恐い!

ごちそうさまでした、アッという間に食べちゃいました!

食事の後は、お口のお手入れですかね?

獲物を捕らえる大事な鎌の手入れも、シッカリやってます!

 

隣では蜘蛛が、巣に掛ったアオバハゴロモを捕らえて
蜘蛛の糸でグルグル巻きにしています。 

虫たちも、これから秋に向かって子孫を残すために
一生懸命栄養補給に励んでますね!

 

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精霊蜻蛉~ウスバキトンボ

2018-08-22 16:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

お盆の頃から急に見かけるようになるトンボは、先祖の霊を
背負ってくる「精霊蜻蛉(ショウリョウトンボ)」と呼ばれています。

精霊蜻蛉は、特定のトンボをさす名前ではないそうですが・・

黄色っぽい体に薄い翅で、懐かしそうに同じ所を飛び交う、
この「ウスバキトンボ」を指すことが多いそうです。。

枝先に止まったウスバキトンボを観ると・・・

トンボの翅がキラキラと陽に虹色に輝いて、

とても綺麗だったので写真をアップします。。

精霊蜻蛉と言えば・・

ちょうどお盆の頃、あの山口県で行方不明になった2歳の男児を、
ボランティアで捜索発見救出した、お爺さんの尾畑春夫さんが
報道陣のインタビューを受けてる最中に、

一匹のトンボが飛んできて、尾畑さんの指に止まった光景が
話題になりましたが。。

これはきっと、お盆で帰ってきたこの2歳の男児のご先祖さま
の霊が、このトンボに乗り移って、尾畑さんにお礼に来たのでは・・

そう思わせるような、とても不思議な光景でした。

きっと、尾畑さんのように心がきれいで邪心の無い人にはトンボ
も安心して寄ってくるのでは。。
 

コメント (2)
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