日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

努力、水泡に帰す

2006年07月16日 19時49分02秒 | 残日録
【北朝鮮の朴吉淵国連大使は15日、国連安全保障理事会が同国のミサイル発射に対して全会一致で採択した決議を「全面拒否する」と表明、「こうした状況下でミサイル発射を中止する必要はない」として今後も発射を続ける姿勢を示した。】
日本や米国の譲歩によって中国やロシアの言い分が北朝鮮を擁護したものであったのに、北朝鮮んたら・・。
 特に、中国のメンツ丸つぶれです。この上、新たなミサイル発射(特にテポドン2)となったら、策は考えているんでしょうか?
 2000万人北朝鮮の国民は、「餌を与えられていない牛(どんな状況でも飼い主に逆らわない)」に例えられますが、牛じゃ~ないんですから、状況は解っていますよ。小さなきっかけで難民化して、韓国や中国に、また日本にど~と押し寄せてきたらという懸念があるんでしょう。
アメリカの支配が及ぶことには、今の韓国政府も(太陽政策で2代続いたが、次の大統領はダメでしょう。)嫌っているようですから、その点は、中国、ロシアと同じです。最良の解決策は、朝鮮半島にアメリカの介入がいらないのなら、中国が中国の思うやり方で「金正日」政権に替わる新政権を作ることに決めて下さい。北朝鮮の国民の為に・・。そして、周辺諸国にも、今よりましな状況ができるでしょう。