ハリネズミ寄港？

神奈川県の米海軍横須賀基地を母港とするイージス駆逐艦「ジョン・Ｓ・マッケイン」（８,３１５トン）が、２４日に姫路港への入港（３艦目）を予定していることが分かった。兵庫県内で３例目の米軍艦入港となる。兵庫県は米側に文書による非核証明を求めており、回答がないため、入港許可を出していない。（結局、許可する）
兵庫県内では、２００１年８月にミサイル巡洋艦「ビンセンス」、２００３年１１月にミサイルフリゲート艦「バンデクリフト」（写真、ブレーブス１５。最高に近づいてもここまで）が姫路港に入港。いずれも、米側は個別艦船の核搭載の有無には答えず、「海上艦船に核を装備しない」との一般方針を伝え、県が入港を認めた経緯がある。
県や関係者によると、駆逐艦は２４日午前９時に入港、２８日午前９時に出港の予定。８月１日、大阪・米総領事館から港の空き状況を確認する問い合わせがあり、３日、正式に入港の申し入れがあった。「親善と船員の休養」が目的という。
ハリネズミのようにアンテナを張り巡らせ、レーダーの丸いアンテナカバーを誇示するバンデクリフトは、核兵器をも発射できる装備は、小さい国一国の軍備と同じくらいの軍事能力を持っています。本気で全弾発射すれば（核兵器を含めて）、日本だって「降参」するかも知れません。２００３年の場合は、湾岸戦争の地域に行くための補給が目的だったようですが、真の目的は日本のどの港にも寄港できる実績を積んでいこうとするもののように思いました。姫路港の艦に至る道路は県警のパトカーが封鎖しているし、艦橋やデッキは小銃を持った米兵が警戒しています。