「ハチドリのいってき」完売

絵本「ハチドリのいってき」が、売れている。本屋さんに行ってみたが、棚になかった。大人の人が買っていくそうだ。絵本ですから、そんなに多く刷っていないんでしょうか？

【「ハチドリのいってき」

　あるとき森が燃えていました

　森の生きものたちは
　我先にと逃げていきました

　でもクリキンディという名のハチドリだけは
　いったり　きたり
　口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
　火の上に落としていきます

　動物たちがそれを見て
　「そんなことをしていったい何になるんだ」
　といって笑っています

　クリキンディは答えました
　「私は私ができろことをしているの」】

これが全文です。
著名人達の感想（コメント）も収録しているようですが、どうなんでしょう？
人間は「考えること」と「実行すること」は往々にして逆のことをしていますから・・。ごみを減らすことを声高（こわだか）に言っても、車の中のことだったりして（窓からポイは平気です）。家電製品のリサイクル法が出来ると、不法投棄がぐ～んと増えましたし・・・。「貴方ががんばって下さい」が大方の庶民の考えのようでして、寂しい限りです。
しかし、こんな本が良く読まれるとは、世の中見捨てたものじゃ～ありませんようで・・・。