大手芸能プロの「アミューズ」(東証1部上場)は、希望する社員や所属アーティストらに会長が保有する株式を無償で贈与すると発表した。「株主の立場で仕事を見詰め直し、経営的な視野を持って行動してもらいたい」(広報宣伝部)という目的。22日付で贈与契約を結び、9月30日に株券を受け渡す。
同社は、映画配給や番組制作なども展開。これまでも、社員持ち株会のほかアーティスト持ち株会の制度を取り入れていた。今回はグループの役員・社員と専属アーティスト(計約400人)のうち、希望者全員に1人500株ずつ贈与する。22日の同社株終値は2020円だった。今日、報道を好感、株価は50円高、2070円となった。
大里洋吉会長は同社の創業者で筆頭株主。今回の贈与で同会長の持ち株比率は最大で2.5%低下し、26.8%となる見込み。
「アミューズ」(上場会社)の会長「大里洋吉」さんは、渡辺プロダクションの社員で「キャンディーズ」のマネージャーだった1997年7月、キャンディーズが「普通の女の子に戻りたい」と引退を申し出たときに、人気絶頂のタレントを辞めさせることに同意した。「疲れた」と申し出た三人に「解った」と。そして、責任を取って辞職した。アメリカに渡り人生を模索していた時に、引退興行は大里さんにお願いしたいとの三人の希望で、ナベプロもそれを認めて78年4月4日までの引退興行を演出した。
そしてのち、「アミューズ」を設立。多くのタレントが、大里さんの人間性を慕ってきた。プロダクションの経営は、タレント持ち株制度などもあり、近代化を実現した。上場も果たし企業としても整ったし、自身が60歳を迎えたのを機に、「企業は人だ」を実践するために、4月進入社員までも一律に持ち株を贈与することにしたようです。500株という株数は、贈与税の対象を外れる(110万円以下)としたようだ。2070円*500株=103.5万円*400人(社員+タレント)=4億1400万円だ。
若き日の情熱や信念を持ち続けるのはむずかしい。ましてや、それを実行することは・・・。
同社は、映画配給や番組制作なども展開。これまでも、社員持ち株会のほかアーティスト持ち株会の制度を取り入れていた。今回はグループの役員・社員と専属アーティスト(計約400人)のうち、希望者全員に1人500株ずつ贈与する。22日の同社株終値は2020円だった。今日、報道を好感、株価は50円高、2070円となった。
大里洋吉会長は同社の創業者で筆頭株主。今回の贈与で同会長の持ち株比率は最大で2.5%低下し、26.8%となる見込み。
「アミューズ」(上場会社)の会長「大里洋吉」さんは、渡辺プロダクションの社員で「キャンディーズ」のマネージャーだった1997年7月、キャンディーズが「普通の女の子に戻りたい」と引退を申し出たときに、人気絶頂のタレントを辞めさせることに同意した。「疲れた」と申し出た三人に「解った」と。そして、責任を取って辞職した。アメリカに渡り人生を模索していた時に、引退興行は大里さんにお願いしたいとの三人の希望で、ナベプロもそれを認めて78年4月4日までの引退興行を演出した。
そしてのち、「アミューズ」を設立。多くのタレントが、大里さんの人間性を慕ってきた。プロダクションの経営は、タレント持ち株制度などもあり、近代化を実現した。上場も果たし企業としても整ったし、自身が60歳を迎えたのを機に、「企業は人だ」を実践するために、4月進入社員までも一律に持ち株を贈与することにしたようです。500株という株数は、贈与税の対象を外れる(110万円以下)としたようだ。2070円*500株=103.5万円*400人(社員+タレント)=4億1400万円だ。
若き日の情熱や信念を持ち続けるのはむずかしい。ましてや、それを実行することは・・・。