ジラゴンノの週末

鳴沢村のジラゴンノにあるセカンドハウス(ジラハウス)での出来事を綴り、その時々の富士山の写真などを掲載しようと思います。

まったりと東北温泉旅行 1日目(5/12)

2017-05-12 | 旅行
今年の2月に大雪の中、JRを使って猪苗代に温泉旅行に来た。
その時に会津若松まで足を伸ばして酒蔵などと回ったが、観光地探しの最中に会津にはすごい旅館があることを知ってしまった。
その旅館の名前は「会津東山温泉 向瀧」。
今回はその向瀧と、私のお気に入りの硫黄温泉である高湯温泉の「ひげ家」に泊まる2泊3日の旅行である。
当然、今回はJRでなく自家用車で東北自動車道を走ってきた。

朝7時に自宅を出発し、金曜日の平日なので渋滞も無く、磐越自動車の磐梯河東ICを下りて、喜多方市についたのは10:45頃だった。

§喜多方

10年近く前に五色沼と一緒に一度訪れたことはあるが、その頃はラーメンは有名だったが蔵のまちという印象は無かった。
蔵が集まるふれあい通りの通るつもりが一本路地を間違えて駐めた所が「大和川酒造」の駐車場。
折角だし見学もできるとのことなので酒蔵の中を見学させてもらい、いつもの試飲タイム。(現在はここでは酒は製造していない)
今日は車なので妻が試飲担当。色々なお酒をのませてもらい、妻の判断で買い求めたものが「純米 活性にごり生酒
さっそく車のクーラーボックスに仕舞い込む。

大和川酒造の建物(蔵)は立派だ


入り口も年代を感じさせる


建物の中に若い杉玉が吊られている


醸造されているお酒一覧


昔はここで醸造されていた


いのちが一番高級、酒星眼回は酒の星が出て眼が回るほど美味い酒と言う意味らしい


§ラーメン
やはり喜多方に来ればラーメンを食べないわけに行かない。
大和川酒造の案内に勧められたのだ「上海」という中華屋のような名前のラーメン。
定番のチャーシュー麺を食べたが、さっぱりとした醤油味で美味しかったが、量はちょっと物足りなかった。

路地を少し入ったところに上海はある


メニュー一覧、消して安くは無い


定番のチャーシュー麺



§街なみ

喜多方の蔵のまちを歩く。

大きな間口の蔵、実はこの奥に長く家が伸びている


自分でせんべいを炭火で焼いて食べることができる


道に面しているのは蔵ではないが、家が長く伸びているのがわかる



§清川酒造

もう一軒、試飲ができる酒蔵に入る。そこが清川酒造
ご主人が一人店番をしている。実は酒造りは行っておらず、昔製造した酒を寝かして、古酒にしたものを売っている店だった。
ご主人の奥さんは、初めて女性の杜氏となった人らしく、まんがの「夏子の酒」のモデルとなったらしい。
ここでも妻が試飲。なかなか美味しいかったらしく、新酒と1年おいた酒の2本を購入。

見学無料に引かれてしまった


10年物の古酒も販売されている



§飯盛山

喜多方から無料の自動車専用道路を使って会津若松に移動する。
まず立ち寄ったのは、2月に時間が無かったために行けなかった飯盛山
ここはさざえ堂と白虎隊が自刃した所として有名な観光地。
足の不自由な方たちに便利なエスカレータもあったが、我々は自分の足で登る。

飯盛山の登り口、右側にエスカレータが設置されている


左回りで上って行くと厳島神社がある


戸の口堰洞穴は戊辰戦争の時白虎隊がくぐってきたらしい


さざえ堂の入り口


所々で反対側にする抜けることができる


1回で飽き足らずもう1回登ることにした


さざえ堂の全景


さざえ堂とピサの斜塔を歌にした句


遠くにぼんやりと鶴ヶ城が見える


白虎隊の墓のある広場


東山温泉に近い所にある武家屋敷



§向瀧

15時になったので、今日の宿泊地である東山温泉の向瀧に向かう。
向瀧は会津藩指定保養所の歴史を引き継いだ国の登録有形文化財、源泉掛け流し風呂認定の温泉宿。
有形文化財の宿は昨年1月の別所温泉の花屋に次いで2回目である。
この向瀧は、玄関に入った瞬間から、明治や大正時代に時間が遡ったような雰囲気にさせられる。
入り口の建物は明治時代に建てられてもので、真ん中が大正時代、奥の山斜面に沿って建てられてものが昭和の初期だそうである。
我々が泊まるのは、昭和の建物で温泉風呂付きのという部屋である。

これからゆっくりと宿の雰囲気と綺麗な庭と掛け流し温泉を楽しむことにしよう。

まずは抹茶とようかんでおもてなし


床の間には立派な掛け軸が掛かっている


部屋の奥にタイルで作られたお風呂がある


蛇口は炭酸カルシウム?の結晶がこびり付いている、ドボドボと掛け流し


部屋は3畳+8畳と縁側があるので広い



§旅館の中

部屋を出るとさらに上の部屋に続く階段と共同トイレがある


特別に会議室を見せてもらった


ここは男性用のさるの湯


向かい側には豊満なビーナスのレリーフがある


渡り廊下もピカピカに磨き上げられている


ここは位の高い人しか利用出来なかった温度が熱めのきつねの湯


きつねの湯の外の洗面台は大理石でできている


天上にも一工夫されている



§日本庭園

外の日本庭園に出てみた。しだれ桜の花がかなり散ってしまったのは残念だが、ツツジが咲き始めている。

左の池には鯉が泳いでいる


古風な建物と庭園がマッチしている


右がしだれ桜


別の角度からもう1枚


もう1枚


右側の奥が山に沿って建てられた昭和のたてもの


庭の奥は山になっていて見下ろせる



§旅館の外

橋の欄干飾りの赤が印象的


川向こうから旅館を望む



§夕食

夕食は部屋でいただく会津郷土料理の数々。お酒も美味しく頂いた。

献立表


どれも手作りで手が込んでいる


これは鯉の甘露煮。量が多いので1つは持ち帰りにしてもらう


箸置きも鯉のせとものと変わっている


ここでもこずゆが出てきた


これは鯉のあらい



§夜の散策

生け花もお洒落


夕食の後もお風呂に入る


庭はライトアップされている


写真では明るく写るが


しだれ桜を下から



   ☆ランキングは今何位だろうか?
      ↓           ↓
  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 週末田舎暮らしへ   にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士山情報・富士五湖情報へ

奈良田温泉日帰りドライブ(2/25)

2017-02-25 | 旅行
§奈良田温泉へ

2週間前に猪苗代の中ノ沢温泉に行ったにもかかわらず、また温泉に行くことにした。
目指すは奈良田温泉。
7:00に自宅を出て、中央高速を甲府南ICまで進む。
非常に天気が良いにもかかわらず、以外と車の量は多くなく、道路は空いていた。
しかしトイレに立ち寄った談合坂PAは停車場所を探すのにしばらく待つほどに混雑していた。

甲府南ICからは国道140号と国道52号を使って笛吹川を南下する。
途中、時速40Kmでトロトロと走る車が次々を現れて、なかなかスムーズに走れない。
もみじマークを張っている車なので仕方なく、信号も少ないのでオートクルーズでゆったりと付いて行く。
飯富町で右折して早川町に向かう。県道37号は車もほとんど走っておらず、スピードが出せる。
対向して走ってくる車も少ない。山歩きするにはまだまだ早い時期である。
10:20に奈良田温泉に到着。約3時間強のドライブだった。

早川町を走る県道37号線は所々工事中で停止させられる


女帝の湯に向かう坂道から奈良田湖が見える


下の家屋は工事作業中


最後の階段の先に温泉がある


てっぺんからの景色



奈良田温泉は白根館が有名だが、立ち寄り湯は13:00からであるため、今日は難しい。
そのため9時から入れる「女帝の湯」という町営の温泉に入る。

女帝の湯の特徴は、飲泉にもなるつるつるでトロトロの美肌の湯で源泉掛け流しのお風呂である。
しかも、利用料金が550円というのも嬉しい。

白根館の湯は硫黄の臭いが強かったが、この温泉は臭いはしない。
でもお湯のトロトロ感は同じで、ぬるめの温度もあって約1時間温泉を楽しむ。
帰りに2Lのペットボトルに飲泉を汲んで持ち帰る。(翌日、これでコーヒーを入れたらとても不味かった)

ここが施設の入り口


身延町を継ぐバスは1日4便のようだ


左奥が食堂


温泉までの通路を上る


女帝の湯の入り口


効能は?


このドアの先がお風呂


温泉水をペットボトルに詰める


1日で181ml以上は飲むな!とのこと



§蕎麦処アルプス

女帝の湯にも「ごんぼうず」という食事処があったが、今日は遠慮して身延方面に20分ほど戻った「蕎麦処アルプス」で昼食を取ることにした。
ところが、入ってみるとほぼ満席状態でなんとか1テーブルが空いていたので座れたが、客のほとんどがまだ食事が出ていない状態。
確かにこの付近に食堂と言ったらここくらいしか無いので、混雑するのは分かるがこれほどまでとは。
天ぷら付きのざるそばを頼んだが、運ばれてきたのは約40分後。熱々の天ぷらは美味しかったが・・・・
まあ、急ぐ旅ではないので良いか。

やっと運ばれてきた天ぷらと蕎麦


野菜は新鮮でほくほくして美味しい


よくアルプスにしたな



§道の駅しもべ

早川町から身延町を突っ切って本栖湖方面に向かう。
途中、道の駅「しもべ」に立ち寄る。
店内奥の作業場では、20人ほどの同じ着物着た人達が「味噌つくり体験」で忙しそうにしていた。

中では味噌つくり作業中


大好きな木イチゴジャムがあったので購入


豆類は多いのだが、葉物が無い



§ジラで一休み

つづら折りの国道300号を走って、アルプスを出て約1時間で本栖湖に到着。
残念ながら天気が良いが雲で富士山は綺麗に見えない。
そこから約10分で鳴沢道の駅で、トイレ休憩してジラに到着。
回りに雪は残っているが、かなり溶けた様子。
家の中もそれほど寒くは無い。にもかかわらず、今日も水がまだ通らない。地中はまだ凍ったままである。
約3時間半、暖炉を焚いて、ハンモックに揺られて時間を過ごして、6時頃に離荘。
これだけ短い滞在は初めてである。

本栖湖の写真撮影ポイントに向かう


ちぎれ雲が邪魔をしている


なるさわ道の駅からは綺麗に見えた


ガンガン薪を燃やして暖まろう



  ☆ランキングは今何位だろうか?
      ↓           ↓
  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 週末田舎暮らしへ   にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士山情報・富士五湖情報へ



行くぜ東北、会津若松の酒蔵へ(2/13)

2017-02-13 | 旅行
§朝食

早朝に強酸性泉のお風呂に浸かってきた。
ひげそりも行ったが、ひげそり後の顔を温泉に浸けてもヒリヒリはしなかった。
不思議な温泉である。

風呂上がりは、ビールを一杯いただく。自家用車で無いことのメリットの1つである。
朝食は昨晩と同じたこぼうずで食べる。初っ端におかゆを食べさせると言うもてなし。
美味しかったのでついつい食べ過ぎてしまった。

品数もとても多くどれも美味しい


朝から湯豆腐もうれしい



§つらら
一晩で更に長くなったつらら。
なぜか長いつららを見ると、折りたくなってしまうのが性分の私。
特に長いつららを折るときの快感は格別である。

窓の外のつらら1


窓の外のつらら2


窓の外のつらら3



チェックアウトの後、玄関の外でバスを待つ。
昨日は気付かなかったが、足湯の施設があったのだ。さすがに昨日の吹雪の中、足湯に浸かる勇気はなかったが。
程なくして天上に雪を載せたバスがやって来た。
日光が白い雪に反射してとても眩しい雪道を、旅館を後にして猪苗代駅に向かう。

入る事のなかった足湯


天井に雪を残したままの送迎バス


雪道を走るバス


猪苗代駅に近づくに連れて雪が多くなった気がする



§猪苗代駅
昨日の吹雪が全くうそだったような今日は青空。
会津若松行きの電車が20分遅れとのことだったので、駅前を散策。
お土産屋くらいあると思ったが、期待外れで全く無い。
観光案内所にも立ち寄ったが、野口英世記念館にバスで行くことを勧められた。
記念館には言った頃があり、バス便も不便だったため、予定通り会津若松に向かうことにする。

駅前は融雪装置のお陰で雪は溶けている


しかし青空が眩しい良い天気


飾りの無い駅


会津磐梯山が近くに見える


レリーフの回りは雪かきされている


止まっているのは郡山駅行きの列車



真っ青な空と、真っ白な雪のコントラスト。
会津若松駅までの約1時間、会津磐梯山付近の大自然と雪景色を楽しんだ。

今日は止まることはないかな


会津若松行きが20分遅れでやって来た


車窓からの会津磐梯山


気持ちの良い雪景色


雪見列車もなかなか良い



§会津若松

会津若松は意外と暖かく、雪も少ない。
市内循環バスのチケットを買い、ハイカラさんという名のバスに乗る。
小型のバスなので、座席に二人乗ると少々窮屈である。でも、細い路地も気にせず、右折&左折を繰り返して名所・旧跡の近くをグルグル回る。
蔵や大正様式の古い建物が多く残っている。

立派な駅舎


ハイカラさん号は思っていた以上に混んでいる


蔵を利用した喫茶店


石造りの建物


レトロな七日町駅



§宮泉銘醸

雪が無くて、時間通りに電車が動いていれば、さざえ堂や白虎隊の墓のある飯盛山散策などと考えていたが、今回の観光目的は、車だとできない酒蔵巡りに決めた。
まずは、鶴ヶ城に近い「宮泉銘醸」に立ち寄る。

重い立派な扉を開けて入ると、売店がありその先に試飲スペースがある。
試飲できるお酒が5,6本あって、係の人がおちょこに注いでくれるのではなく、自分で勝手に注いで試飲できる所がうれしい。
しかも後ろのカウンターには仕込み水のチェイサーと甘酒も飲むことができる。
試飲スペースの正面には大きな冷蔵庫がありその中にお酒が列んでいる。
今の時期は、初しぼりや原酒といった生酒がおおいため、冷蔵庫に入れているのだろう。
左から順番に2往復ぐらい味見しただろうか。空きっ腹なので程なく酔いが回ってくる。
飲み比べでで確かに味の違いは分かるが、どの酒が好みかと言われるとなかなか難しい。
これだけ試飲して手ぶらで出る訳にも行かないでの、初しぼり純米酒の四合瓶を購入。
宮泉で有名なのは「寫樂(しゃらく)」というお酒だが、ここでは買えず、買える販売店を紹介してもらった。

立派な宮泉の建物


どれも試飲し放題


米で作られた焼酎も販売


ぐい飲みなどのお土産も売っている


外から見ると工場みたいだ


ちょと離れた所に鶴ヶ城が見える


歩道が除雪されて無いのは困る



§桜肉

お昼になった。ほろ酔い気分で、雪道を歩きながら店を探す。
実はランチ候補は調べており、予定通り桜肉が食べられる「鶴我 會津本店」へ。
妻はあまり好きでは無いらしく地鶏の唐揚げを頼み、私は「桜刺し膳」(1600円)を頼む。

河口湖のオギノスーパーでも馬肉は売っているので、2、3度購入したことがあるが、運ばれた桜刺しは、想像を超えるものだった。
氷の詰まった桶に盛られてきた桜刺しは、握り拳くらいの大きさで、5切れに切れているので、1枚の厚さが2cm近くある分厚いもの。
色も鮮やかな赤色で、桜のようなピンクではない。

少し胡麻の風味がするからみ醤油に浸して口に運ぶと、これだけ厚いにも関わらず、身の柔らかいこと。一瞬、マグロのトロ刺身と思えるような柔らかさで、臭みや脂っこさは全く無い。
妻も食べてみたが、その柔らかさと味に驚いていた。
なかなかの感動ものだった。

會津本店なのに意外と小さい


見た目は美味しそうに見えないが



§植木屋

植木屋というのは植木を売る店ではなく、宮泉銘醸で「寫樂」を取り扱っている店として教えてもらった酒屋である。
「寫樂」は抽選販売ということで買うことはできなかったが、福島の酒が色々と置いてあった。
結局、妻は昨日のお昼に飲んだ「七重郎」が好きだと言って、一升瓶の赤ラベルを購入してデイパックの中へ。
これで一気に背中が重くなった感じである。

ここはお菓子屋さん


植木屋の店の前


福島の酒が所狭しと置かれている



§末廣酒造

もう一カ所訪れた酒蔵が末廣酒造。ここも立派な建物である。
酒蔵見学が出来るらしいが、余り時間も無いので、試飲だけさせて貰うことにした。
ここは対面でお酒の説明を聞きながら試飲する仕掛けで、宮泉とは対照的。
お燗が美味しいお酒をリクエストした所、わざわざ燗をして試飲させてくれた。
冷やの時はちょっと薄めかなと思ったが、お燗するとふくよかな味になる。
それが「伝承山廃純米」で、一升瓶で購入。

末廣酒造お外観は酒造に見ない


酒蔵見学はここから入るようだ



§郡山駅へ

七日街のバス停からハイカラさんに乗って会津若松駅に戻り郡山駅行きの電車に飛び乗る。
先頭車両座り、時々運転席の横の窓から進行先の雪の線路の風景を眺めながら、写真にも納める。

雪の真っ直ぐな線路の上を走る列車


カメラを引くとこんな風景



  ☆ランキングは今何位だろうか?
      ↓           ↓
  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 週末田舎暮らしへ   にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士山情報・富士五湖情報へ



行くぜ東北 雪深い中ノ沢温泉旅行(2/12)

2017-02-12 | 旅行
§温泉に行きたい

2/12は、娘が合宿で家にいないので、どこか一泊で温泉でも行こうと言うことになった。
最初は日本最古の温泉である西山温泉の慶雲館を予約していたが、ジラハウスの水道凍結問題で前泊が難しくなったため、別の温泉を探した。
たまたま新聞で「行くぜ東北 冬のごほうび」の広告を見て、三鷹の駅でパンフレット貰って検討した結果、猪苗代の中ノ沢温泉に決めて予約した。

これまでは列車を使って旅行に行くことは殆ど無く、全て車で移動する旅行だったので、立ち寄りたい場所の情報だけを確認しておけば良かった。
しかし、列車だと行き帰りの電車が決めれているため、歩いて行ける場所なのか、路線バスのバス停の場所は、バスの時刻表など事前に調査しておく必要がある。
猪苗代だと観光拠点が少なく湖畔か野口記念館周辺になるが、非常にバスでのアクセスが悪い。
そこで観光拠点を会津若松に変えたところ、さざえ堂、鶴ヶ城や酒蔵など多くの楽しそうな所が見つかる。しかも市内は「あかべえ」と「ハイカラさん」の2台の観光バスが巡回している。ネットでの情報検索も豊富であり、会津若松は観光に相当力を入れていることが分かった。
もう1つ車で無いことに不便さは、荷物をコンパクトにする必要があること。タブレットや追加の着替えなど持って行きたかったが諦めた。


§運転見合わせでキャンセルする?

出発の前日2/11にこの冬一番の寒波がやって来て、鳥取や敦賀などに大雪をもたらしたが、この影響は東北地方にも及んで、12日の朝、JR東北の運行状況を見てみると、郡山から猪苗代を結ぶ「磐越西線」が運転見合せ状態となっている。
ビュートラベル問合窓口に電話したところ運転見合わせの情報は掴んでおらず、その後、旅館からの電話で、猪苗代まで来れない場合は郡山まで迎えに行くとのことだったの、予定通り10時の新幹線に間に合うように家を出る。


§上野駅から東北新幹線

東京駅でも良かったが、乗換えが楽な上野駅でやまびこ133号に乗車して郡山へ。
社内は2人掛けシートは混んでいたが、我々が座った3人掛けシートはガラガラだった。約1時間10分で郡山に到着。
心配していた磐越西線だが動いているようで、会津若松から走ってきたと思われる雪まみれの列車はすでにプラットフォームに到着していた。


上野駅の新幹線ホームは地下深くにある。「冬のごほうび」のポスターを見ながら下る


向かいのホームの新幹線は全てが2階建てだった


色々な色の連結された新幹線が目の前を通るのでなかなか面白い


やっと我々が乗る新幹線が来た


2人掛けの席は混雑。2人で予約する場合でも3人掛を選ぶのが正解


郡山駅では会津若松行きの在来線が既に到着していた


途中、雪の多い地方を通ってきたことが分かる


§郡山駅からが大変

ほぼ時間通り郡山駅を出発。郡山の街中はほとんど雪が無かったが、猪苗代に近づくにつれ雪が多くなり、車外は吹雪の状態である。
列車も少しスピードを落としている、磐越西線は単線であるため、複線プラットフォームのある駅で上り列車とすれ違いしなければならないが、上り列車が遅れているらしく駅で停車する。
しばらくすると、「今度の運行状況を相談するためしばらく停車します」とのアナウンスがあったが程なくして出発した。
ところが猪苗代駅の1つ手前の川桁駅でまた止まり、今度は、雪によるポイント故障のため隣駅から除雪隊が来て除雪するまで運転見合わせの連絡が流れた。
おいおい、と思いながら先頭車両まで進んで線路の状況を見てみると、車両の前の線路は雪に埋もれて、その先には雪の壁があるおうに見える。

黄色いカッパを着た作業員2名がやって来てスコップで除雪作業を始めた。10分程でポイントがある所だけ除雪を行い作業員は居なくなった。
車内放送でポイントが復旧したので出発するとの案内があった。やっと列車は動きだし、結局1時間遅れで猪苗代駅に着いた。

途中駅の積雪は50cmくらい有りそう。しかも外は吹雪


この駅で上り下りがすれ違う


猪苗代の手前の駅で立ち往生。車外に出てみると、列車の前の線路が見えない状態だ


とても左側の路線を進めるとは思えない


ポイントでの除雪が終わったので出発。路線上の雪はそのままで前進



§猪苗代駅前で

猪苗代駅の外は吹雪だ。お昼を食べる予定にしていたわっぱ飯の店までは15分以上掛かるので諦めて、吹雪の中歩いて駅前の食堂に入った。
民家の土間を改築したような食堂でメニューはカツ丼とラーメンくらいしかない。
猪苗代近辺では、福井と同じくソースカツ丼が名物の様なので、ソースカツ丼とラーメンを注文する。
妻が店員に「メニューにあるもっきり七重郎って何ですか?」と聞きいたところ、「コップになみなみと注がれた地酒です」との答えに、それも1杯注文。
まず、グラスに注がれた七重郎(赤ラベル)がたくあんと伴に運ばれてきた。一口飲むと、コクがあってうまい。たくあんとの相性も良い。
次ぎに運ばれたのがソースカツ丼。まずカツの大きさにビックリ。丼から3切れ分がはみ出して上に乗せられている。
しかも福井のぺらぺらのカツとは違って分厚い。食べてみるとふっくらしていて美味しい。
次ぎにラーメンも来たが、何の変哲もないラーメンだが、食べてみるとしっかりした煮干しの出汁が聞いていてこれもとても旨い。
こんな駅前の小ささ食堂にも関わらず、意外に味もボリュームも満点の店だった。

吹雪の中、猪苗代駅に戻ると、ちょうど40分遅れで着いた次の電車に乗ってきた乗客を運ぶために待っていた宿の送迎バスが待っていたので、それに乗り込む。
そのバスで30分程走った所にある中ノ沢温泉は、さらに雪深い山の中だった。

1時間遅れで猪苗代駅に到着


駅前のあまの食堂に入る。外は吹雪いている


先客が1名ラーメンを食べていた。ストーブの近くに座る


メニューはとてもシンプル。右端のもっきりが気になった


やがて運ばれてきたソースカツ丼。このボリュームには驚いた


シンプルなラーメンだけどなかなか奥深い味付け



§温泉旅館へ

宿泊先は中ノ沢温泉の万葉亭と言う旅館で、回りを山で囲まれた静かな旅館である。
部屋のまどから、白く雪化粧した木立と軒先から長くのびた氷柱が見える。

宿のバスに乗り込む。猪苗代駅は融雪装置のお陰で雪は溶けている。外は吹雪


宿の玄関。全14室とこじんまりとした宿である


窓の外は森とつらら


長いつららは1m以上の長さ



§温泉街
少し離れた所に温泉街があると聞いて散歩に出かけた。
こぢんまりとした温泉街で、スキーの跡の立ち寄り温泉だろうか、大きな旅館では車が一杯だった。
しかし、雪がひどくなってきたので名物のその場で揚げてくれる天ぷら饅頭を買ってホテルに戻る。

お土産といったらここくらい


雪が引っ切り無しに降って来た


途中でUターンして先ほどの饅頭屋に入る



§貸切風呂

ここの貸切風呂は本館とは離れた所にあり、傘と長靴で雪の中を10mほど歩かなければならない。
3方が板で囲われて正面が解放されている半露天風呂。
この温泉の特徴は、PH2.0という酸性度の高さ。確かに嘗めてみると、酸っぱくて苦い。なのに使っているとどこかがヒリヒリすることなくお湯が柔らかい。
硫黄臭はするが白濁することなくほぼ無色。
お湯は熱かったが、舞い込んでくる吹雪の雪が顔に当たり気持ち良い。
時々湯船から出て、積もった雪の中に足を入れて体を冷ます。
なかなか面白い風呂だった。その後、長靴を履いて本館の大浴場に移動する。

雪かきされた道を進む貸切風呂がある


1方だけ開いておりここから雪が吹き込んで来る


着替えて外から一枚



§夕食

夕飯は、食事所の「たこぼうず」でいただく。
なぜ「たこぼうず」かと言うと、中ノ沢温泉地方の伝統的な、目と鼻が異常に大きいこけしを「たこ坊主」と言うらしい。
食堂の前にそのこけしが飾ってあった。
食事はどれも手が込んでいて見た目にも美しく、味や量においてもとても満足の行くものだった。

雪囲いやウサギなど見た目にも面白い


暖められているのは、白麹ベースのバーニャカウダ


会津地方の郷土料理の「こづゆ」はお祝いの席で食べられるらしい


お刺身もなかなか、左は豚の角煮


きのこ汁にはきのこがたっぷり


ウニがのった蕎麦の実入りの茶碗蒸し


ここでももっきり酒をいただいた。〆のご飯と漬け物


デザートはリンゴムースのイチゴ添え


これが「たこ坊主」。ちょっと怖い


外は雪は止んだが、とても寒い


部屋の外は夜間照明で木立と氷柱の共演



  ☆ランキングは今何位だろうか?
      ↓           ↓
  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 週末田舎暮らしへ   にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士山情報・富士五湖情報へ

箱根旅行2日目(11/5)

2016-11-05 | 旅行
§朝風呂

箱根エレカーサのお風呂の特徴はメタケイ酸の含有量が普通の4倍。
美肌の湯というのがウリであるが、それはそれとして朝風呂に向かう。
割と若い人達が多く泊まっていたためか、大浴場には他の脚がいない。大浴場を独り占めである。
朝日を浴びた強羅の街が見ながらの入浴はなかなかのもの。
朝風呂後、一杯飲んだら気持ち良くなって再びベッドで眠てしまった。
なんとか8:30の朝食には間に合った。

朝風呂はだれもいない


ようやく朝日が昇ってきた


駒ヶ岳上空には雲が多いが今日の天気はどうかな


朝食もお洒落で美味しく頂いた


ヨーグルトはとても濃厚


食堂のベランダから、右隅に小さく富士山が見える


もう少しズームで寄ってみる



§駒ヶ岳ロープウエイ

箱根には箱根ロープウエイと駒ヶ岳ロープウエイの2つのロープウエイがあるが、強羅には箱根ロープウエイの始発駅の早雲山がある。
強羅の街中の急坂を上って行って早雲山近くになると、急に車が止まる。早雲山駅に向かう車の渋滞である。
箱根ロープウエイに乗るにはやめて、駒ヶ岳ロープウエイに向かう。
西武グループの箱根園に着いたが駐車場に1000円掛かるのは予想外だった。
別の駐車場に駐めて、駒ヶ岳ロープウエイ乗り場に向かう。何度かこの近くまで来ているが乗るのは初めてである。
20分間隔で運行しているが、1度に多くの観光客が乗り込む。
出発して気がついたのは、ロープウエイの説明案内を行っている添乗員が日本人ではないため辿々しい日本語であること。
このような職業まで外国人が進出して来ているのかと驚くと同時に、彼女も相当頑張っているなと感心した。
徐々に上がって行くと左手に富士山が見えてくる。なかなか良い景色だ。

山頂駅に着いて回りを散策。風が強く少し寒かったが、芦ノ湖が見える所から、小田原が見える所、富士山の見える所と順々に進む。
山頂には神社があり、ここは箱根元宮と言って、箱根神社、九頭竜神社を含めて芦ノ湖周辺のパワースポットとなっている。
箱根元宮は交通安全、心願成就、開運厄除、運開きの御利益があるそうだ。

寒いこともあって約50分で麓にもどる。
麓の箱根園は水族館やレストラン、ショッピングセンタがあるが、特に入ってみたくなるよう物はなかった。それなりに観光客で賑わってはいたが。

ネットで調べるとロープウエーと表記している物も多い


レトロな改札口の看板


山頂を目指して登って行く、紅葉はイマイチ


皆、富士山に向かってシャッターを押す


山頂からの芦ノ湖。結構風が強い


小田原の街と相模湾が見える


箱根元宮神社


山頂から富士山を望む


ズーム


ロープウエー駅がぽつんとあって要塞みたいだ


神社と富士山を一緒に撮ろうと思ったが・・難しい


帰りのロープウエーからの富士山


大勢の人が乗っていた


芦ノ湖湖畔はポカポカ天気


少しだけ紅葉



§元箱根

お昼と有名なパン屋(ベーカリー&テーブル)でパンを買うために元箱根に移動。
箱根神社の無料駐車場に入ったところで、1台車が出ようとしたので駐車できた。
昨日、今日と駐車運は良いようだ。

まず、お気に入りの玉村豊男さんのライフアートミュージアムに立ち寄って、玉村さんの繊細な絵画を鑑賞する。
紅葉狩りだろうか元箱根は観光客が多い。隣の芦ノ湖テラスは満席なようで、次のお客のアナウンスが流れる。
お昼を何処にしようか考えながらベーカリー&テーブルの前を通ると多くの人だかり。このレストランは無理そうだ。
お昼は蕎麦に決めた。少々列んでいる深生そばという蕎麦屋に入る。
1階はテーブル席で席数も多い。2階に通されるがここは座敷で、窓からは芦ノ湖が見える。
名物の自然薯蕎麦と解禁になったばかりのワカサギ定食を注文。なかなか美味しい。
しかし後で分かったことだが、隣の席の人がそうだったように、天ぷらの付いた蕎麦を頼んだ人はなかなか料理が運ばれて来なくて、随分と待たされている様子だった。

再度、ベーカリー&テーブルに行ってパンを買おうと思ったが、パンを買うのに30分待ち?と言われたので、買うのを諦めた。
この人気ぶりはちょっと異常な世界だ。

自然薯そばはなかなか


箱根では有名な蕎麦屋らしい


ベーカリー&テーブルは外まで人があふれてる


天気は良いが風が強い


桟橋には波しぶきで濡れている



§ジラに向かう
元箱根から仙石原、御殿場、山中湖を通り河口湖へ。
山中湖手前で、KABAバスに遭遇。しかし湖では無く山中湖村役場の所から森の方向に向かったのはなぜだろう。

よく見るとタイヤがとても小さい


それに比べてスクリューは大きい


あれ、そっちは森の中だけど



  ☆ランキングは今何位だろうか?
      ↓           ↓
  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 週末田舎暮らしへ   にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士山情報・富士五湖情報へ

箱根旅行1日目(11/4)

2016-11-04 | 旅行
§箱根温泉旅行

仕事が忙しかったのでなかなか温泉旅行に行けず仕舞だった。
やっと仕事も落ち着いてきたので、有休を使って箱根に向かう。

§長安寺

平日の環八はこんなに混むのかと驚いたくらい環八は混んでいたため、箱根に着いたのは10:30を過ぎていた。
まずは長安寺に立ち寄る。ここは紅葉狩りスポットとして有名な場所らしいが、今年はまだまだの状態だ。
このお寺は五百羅漢でも有名である。庭に羅漢が点在している。
それぞれが独特の表情を見せていて、何処かに自分に似た石仏があるのではないかと探してしまう。
紅葉が進んだら羅漢との共演も面白いかもしれない。

長安寺の参道、右が駐車場で左が池


色々な表情を見せてくれる五百羅漢たち


石柱の上に座っているのも珍しい


この木だけ紅葉が始まっている



§仙石原

仙石原はいつも通り過ぎるだけで、立ち寄ったことは無い。
駐車場に駐めようとしたが平日にもかかわらず一杯である。
ちょうど1台が出たので運良く駐車できたが、後続の車は空くのを待つか別の駐車場に移動するしかない。

仙石原はここから少し歩いた所にある。
思った以上に観光客が多い。列を成すほどではないが、前後に20名程が仙石原に向かい、戻ってくる人ともすれ違う。
歩いて行くと、今日のお昼にち考えていた釜飯屋があったので、11:30と少し早めだが入ることにする。
釜飯は注文を受けてから料理するので少々時間が掛かる。
私は富士山麓豚の角煮釜めし、妻は1日10食限定の釜飯セットを注文。
先に私のお吸い物&茶碗蒸しが運ばれてきて、程なく釜飯が来る。
テーブルには砂時計があって、これを逆さにして3分待てと言う。
角煮釜めしは見た目がちょっと写真と異なるが、しょうかの効いたトロトロの角煮が入ってなかなか美味しかった。
しかし妻の料理が来るのにさらに10分ほど待たされた。でもカゴの中に小皿が何皿も入っていてなかなかのボリューム。

隣のテーブルでは、釜飯を注文したがしばらくして品切れのためわっぱ飯に変更となった。
まだ12時なのに釜飯が品切れとはどういうことなのだろうか。釜が足らないだけ?
隣の人は少々むっとしていた。我々の食べている釜飯にも視線が来ているのが分かる。
店も混んできたので早々にススキ原に向かう。


銀の穂(ススキ?)は釜飯屋さん


角煮釜めしは見た目がちょっと違う


ランチセットは見た目も豪華だ



横断歩道を渡るとススキ原の一口である。幅5mくらいの道が一直線に丘に向かっている。
その左右にススキ原が広がっている。道は途中まで整備されているが、その先は石ころだらけで歩き難い。
お年寄りや足腰の悪い人にはここまで来るのは難しそうだ。
空には雲が点在しているので、ススキにも日が差したり、曇ったりの繰り返しである。

改めて思ったが、これと言って特徴の無いススキ原だけの写真を撮るのは難しい。
皆、カメラを構えて写真を撮っているが、どんな写真を撮っているのだろうか。

入り口から仙石原を望む


時々日が差してススキが白く輝く


曇りの時はこんな感じ


終点まで歩いた


ススキ原はどう撮れば見栄えがするのかよく分からない


金曜だと言うのに観光客が多い



§岡田美術館

仙石原から強羅街の坂を上って小涌園横の岡田美術館に行く。
ここも平日にも拘わらず、駐車場が満車状態でたまたま空いた1台分に駐車。
なぜここに来たかと言うと、いまや人気絶頂の「伊藤若冲」の絵を見るためである。
東京都美術館では3,4時間待ちという大ブームを起こしているが、この美術館ならば待たずに入ることができる。
でも入場量は2800円と高いし、入場するためには荷物やスマホ、カメラは全てロッカーに預けなければならない不便さがある。
若冲の絵は2階と4階に別れており、人も少ないのでじっくりと観察できたのは嬉しい。
館内は5階建てで、土器から始まって有名処の日本画や焼き物など、その所蔵品の多さには驚かされる。
結局全部見るのに2時間半掛かった。
出た所に入場者は無慮の足湯があり10分程足を温める。

一番上の駐車場しか空いておらず階段を下って入り口へ


足湯に入りながら撮影



§本日の宿

駐まる宿は、箱根エレカーサ。早雲山と向かい側の山の上にあり強羅の街が一望出来る全14質の小さなホテルである。
メタケイ酸含有量が高い源泉掛け流しの温泉とイタリア料理のフルコースが食べられる所が売りである。
早速借り切り風呂に入ったが、強羅特有の硫黄臭さは全くなく、無色透明だがとろっとしたなめらかさを持つ温泉だった。
料理も追加で白ワインや今朝採れたアワビのステーキなどを注文して、ちょっと贅沢な夕飯だった。

ウエルカムドリンクはシャンパンにした


部屋から強羅の街が一望できる。紅葉はもうすぐか


前菜は生ハムとイチジクのマリネ


新鮮魚介のカルパッチョ


我々はカジュアルコースなので窓際では無い


ボルシチ茸のパスタ


おまけで付いたエビのリゾット


自家製のホカッチャ


追加料理でオーダーしたアワビのソテー


三元豚ロースのグリル


トンネルの先が宿泊棟


バーカウンター


強羅街の夜景


竹林もライトアップ


  ☆ランキングは今何位だろうか?
      ↓           ↓
  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 週末田舎暮らしへ   にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士山情報・富士五湖情報へ

東北温泉旅行3日目(千本松牧場)(6/12)

2016-06-12 | 旅行
§朝風呂

朝5時過ぎに風呂に行ったら、既に一人入っている人がいた。
しばらくして上がって行ったので、風呂の様子を写真に収める。

カメラを脱衣所に置いて、露天風呂に浸かる。
しかし、ぬるい。注がれるお湯が少ないので夜の寒さでお湯の温度が下がってしまったようだ。
ぬるいから逆に何時までも浸かっていられる。湯船の上で大の字になって新緑と青空を見上げる。
内風呂はちょうど良い温度だ。
十分に暖まって部屋に戻った。

なんと廊下でスリッパを脱ぐ


左の扉を開けて階段を下る。洗面台にドライヤーが無いのが難


内風呂は適温、色を見ただけでも硫黄臭さが分かる


洗い場


ちょっとぬるかった露天風呂


新緑を眺めながらの露天風呂が気持ち良い



§朝食
朝食に出た豆乳鍋はなかなか美味しかったが、全体的にみればこんなもんだろう。
食事の後、ロビーで無料でコーヒーが飲めるのは嬉しい。

玄関を出て広場を一周。「むじなの湯」の看板が気になった。



割とさっぱりとした朝食


タマゴの中には小勢が..


玄関


緑に囲まれた綺麗なホテル


部屋からの外の風景


§むじなの湯
むじなとはこの辺りではたぬきのことらしい。
むじなの湯は奥塩原温泉に3つある共同浴場の1つである。
ホテルでチェックアウトする時に、領収書があれば無料で入れることを聞いたので、歩いて出かけることにした。
森の中を5分ほど歩くとむじなの湯についた。
番台があるわけでも無く、外にお金を入れる鍵付きの箱がある。
女用からも男用からも風呂に入っている人が雑談している声が聞こえてくる。

思い切ってアルミの扉を開けるといきなり脱衣所になり、透明ドアの向こうに湯船の回りに腰掛けている数名が見える。
裸になって透明ドアを開けて中に入る。
7人ほど人がいたが誰も湯船に浸かっておらず、回りにペットボトルを横に置いて座っていて話し込んでいる。
失礼して湯船に入る。どうして誰も湯船に入っていないのか分かった。とても熱いのだ。
温度計がぶら下がっているので見てみると45℃もある。熱いはずである。
肩まで浸かるのは1分が限界。湯船に腰掛けるが、お湯に浸かっている部分の足がジンジンしてくる。

よく見るとおの風呂にはお湯の注ぎ口が無い。この風呂は底からお湯が湧き出ているらしい。
まさに沸き立ての新鮮な温泉である。
しっかりと浸かっていたいところだが、この熱さが邪魔をしている。
意を決してもう一度お湯に浸かる。少し熱さに慣れた気もするが、1分半ほどで出る。
もう1回肩まで浸かったが、結局10分位でむじなの湯を後にする。
デイパックに入れてきた麦茶が重宝した。

ホテルの横の看板がある


山道を歩く


この下がむじなの湯。風呂に入っている人の声が聞こえる


一応、料金箱がある


ドアを開けるといきなりお風呂に入っている人が見える



§塩原渓谷やしおコース

塩原温泉からは渓谷沿いを走るので渓谷を見たいと思い、駐車場があったので車を駐める。
「塩原渓谷やしおコース」の案内版があり、下のダムまで散策した。

案内版


金網に囲まれたダムの上の歩道


ダムと新緑


ずっと散歩道は続くがここでUターン



§千本松牧場

6年前に那須温泉の帰りに立ち寄ったことがあるが、その時以上に人が多かった。
本当は馬とか牛を見たかったが、行けども行けども遊具施設ばかりなので、途中で引き返す。
ちょうどお昼時だったのでここが経営するレストランに入る。
ここのレストランの特徴は焼きたてのパンとヨーグルトと絞りたての牛乳が食べ放題/飲み放題のメニューがあること。
ハンバーグも良かったが、焼きたてのクロワッサンが特に美味しかった。
流石に牛乳は頑張って飲んでも3杯が限界、ヨーグルトはさっぱりしているので5杯食べた。
その結果この3日間で確実に2キロは太った気がする。
来週から少し体を動かすようにしよう。

観光客が多い


当たり前だが乳製品が一杯売られていてレジが混雑


なんとサクランボの安いこと!


無重力体験ができるようだ


ちょと乗ってみたい衝動


パンと牛乳とヨーグルトが食べ放題。料理が来る前にお腹いっぱい


ここで焼いているローストチキンのサラダ


二人で食べたヨーグルトタワー



§後日譚

2日続けての乳白色の温泉のお陰で体と肌の調子は良かったが、使ったタオルや下着・衣服が全て硫黄臭く、一緒に洗濯した他の衣類も臭くなってしまった。
それだけで無く3日間は体や汗の臭いも硫黄臭くなかなか大変だった。
でもそれだけ効果があったと言うことだろう。
高湯温泉には探せなかった宿を見つけにもう一度訪れることにしよう。

  ☆ランキングは今何位だろうか?
      ↓           ↓
  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 週末田舎暮らしへ   にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士山情報・富士五湖情報へ

東北温泉旅行2日目(奥塩原温泉)(6/11)

2016-06-11 | 旅行
§朝風呂

安達屋旅館で朝7時からの貸切露天を利用した。
実は5時半から大露天風呂に入って来た後に、ビールを一杯引っかけた後に、また朝風呂に入るとは。
小原庄助さんを地で行くようなものだ。

朝風呂と言っても夏至も近いので既に日が高く昇っている。
陽に当たりながらの乳白色色の露天風呂もなかなか新鮮な経験である。

第一貸切露天風呂、朝日が眩しい


ここにも飲み水がある


湯上がりにここで水をいただく



§朝食

朝食は炉端焼き会場の向かい側の朝食会場でいただく。
バイキング方式だが、おかずがどれも凝っている。パンも選べるが当然和食。
まさかわらびのおひたしが食べられるとは思っていなかった。田舎煮の椎茸も京風の薄味で美味しかった。
サクランボを食べている人がいたが、これは部屋から持ち込んできたのだろう。
おかずが美味しいとついつい食べ過ぎてしまった。

私好みのおかずとお味付けで食欲も増す


明太子だけは食べなかったな


泊まった部屋の様子



§高湯温泉のまわり

旅館の前の薬師堂、5分ほど離れた温泉神社、足湯の回りを散歩する。
宿の人から領収書を高湯温泉観光協会(あったか湯)で見せるとお土産が貰えるとのことだったので、窓口で見せるとタオルと石鹸・シャンプーセットが貰えた。
10時半から源泉見学ツアーが行われるらしい。時間が合えば参加したいと思った。

安達屋旅館の玄関


上が薬師堂でその横に幾つかの源泉がある


温泉神社のお賽銭入れ、硫黄成分で1日で真っ黒になるらしい。


これが足湯らしいが・・・・


正面があったか湯で手前の下に源泉がある


足湯ではなくただの池だそうだが、駐車場係の人は足湯だと言っていた



§高湯不動滝の散歩

安達屋旅館から車で5分、さらに歩いて10分程で高湯不動滝があると教えてもらった。
駐車場に車で移動。そこから歩き始めると急坂になって、さらに砂利道になる。
途中、立派なログハウスの別荘があったり、白い硫黄鉱山の山があったりして、あまり自然の中を歩いていると言う雰囲気ではない。
展望台から遠くにある滝が見える。意外に遠そうに見える。
しかもここから急な下り坂。階段はあるものの滑りやすい。熊注意の看板まである。
下ること約10分。滝壺が見える所まで来た。
30m程の落差だろうか。水しぶきが顔に当たって気持ち良い。ここだけ空気がひんやりとする。
滝の左には祠があって地蔵さまが祭られている。ここが滝修行の場所であったことが分かる。
しばらく滝が落ちる様子を眺めていたが、もう10:10である。
少し急ぎ気味で来た道を上り駐車場に戻る。一気に汗が噴き出てきた。
帰り際に5,60代の女性ハイカーにすれ違ったが、あの急坂を通って滝まで行き着けるか心配である。

不動滝への案内図。山道では無く真っ直ぐ上に向かう


途中にログハウスの別荘が1軒だけある


右が硫黄鉱山跡地でなぜが煙突がある


展望台から遠くの滝を眺める


長い階段と山道を下って不動滝に到着


左の祠の中に石仏が鎮座している



§源泉見学ツアー
何とか10時半の源泉見学ツアーに間に合った。
参加者は我々を含めたった4人。
観光協会の人が鍵を開けて立入禁止の階段を降りて、源泉に近づく。
2枚の板を開くと丸い源泉が顔を見せた。
温泉の源泉と聞くと噴き出しているイメージがあるが、この高湯温泉は湧き水のように静かに滾滾と湧き出している。
しかも水の色は無色透明。お風呂のお湯は乳白色なのに不思議である。
温度を下げるために、湯樋を通って行く時に湯ノ花が発生して白く濁って変化してゆくのだそうだ。

案内人は、コップとうがい薬を使って、湧きたての温泉の効果を実証実験してみせた。
コップ半分の水にうがい薬を入れた茶色い水(=酸化された状態)に、湯樋を流れる温泉水を入れると、あら不思議、水が透明に変化した。
一方、同じ茶色い水に、酸素ボンベをブクブクされた水を入れても、水は茶色のまま。
つまり、湧きたての新鮮な温泉水は酸化したものを還元効果によって元の状態になるのだと。
同様に人間も湧きたての還元効果の高い温泉に入ると、体調が良くなり、膚のハリツヤが増すのだと。
なかなか説得力のある温泉効果のアピールだった。
源泉から60mしか離れていない「あったか湯」の湯船は、新鮮?なので効果は抜群だと。
一番効果があるのは、まだ白く濁っていない朝9時を目指して湯船に浸かる事らしい。

このように説明されると、今朝2回も風呂に入ったにも拘わらず、もう一度250円払ってあったか湯に入ろうかと思ってしまう。
これを止めてくれたのは駐車場の係りの人。安達屋旅館もここの温泉は源泉は違うけど効果は同じだと。

風呂は止めて、27年前に泊まった宿を探すことに。
あったか湯の近くに「ひげ家」と言う旅館があった。
玄関に行く前に門があってそこを潜って行くところが、記憶と重なるところもあるが、もっと近代的な門だったような気もする。
玄関まで行って中を見せて貰おうとおもったが、チェックアウトの後で旅館の人が誰もいないので諦める。
次回の高湯温泉の訪問の時は、このひげの家に泊まることにしよう。

案内人が源泉の蓋を開ける


沸き立てはほとんど透明


2つの木の箱を介して10本の温泉に分けられる


その2本分が湯樋を通ってあったか湯に注がれている。


うがい薬を浸かっての還元の実験



§サクランボ

あったか湯の駐車場の係りの人にサクランボを買う場合のオススメの場所が、「吾妻の駅ここら」。
帰りに寄ってきた。駐車場は地元の車で満車状態。
朝採れのサクランボがたくさん売られている。
サクランボの生産者が荷台を持ってきて売り台に置いて行く。
地元の人が知人に送るのだろうか、置かれたサクランボを品定めして2,3箱買って宅配コーナに移動して行く。
我々も子供達へのお土産にと思い、これまで買ったことの無い箱詰めの3500円のサクランボを購入。ついでに純米酒の原酒も購入。

まるで宝石


お酒は福島で、キノコは塩原で購入



§奥塩原高原ホテル

福島西ICから高速に乗り、SAで軽食を食べた後、那須ガーデンアウトレットに立ち寄る。
6年ぶりに訪れたが、随分と店舗数も規模も大きくなった感じだ。特に何も買わずに塩原方面に移動する。

途中スーパーに寄りたかったが1件も無く塩原温泉街に到着。
渓谷沿いの国道400号線を走るのは初めてである。
国道400号から日塩もみじラインに入りしばらく登り坂を走ると、今日のお宿の奥塩原高原ホテルに到着。ちょうど16時。
暑かった那須ガーデンアウトレットとは違って気温25℃と高原のように涼しい。
こぢんまりとした綺麗なホテルである。駐車場で待っていた人が荷物も運んでくれてチェックイン。

お風呂の前に、もう一度玄関の回りを写真に撮る。
ベンツなどの外車が多いのにびっくり
そしてお風呂へ。ここも乳白色の硫黄臭い温泉で、源泉掛け流しを売りにしているホテルである。
しかし、高湯温泉比べると浴槽に注がれる温泉の量は数百分の1と思われるくらい少ない。
それでもしばらく浸かっていると体がポカポカしてくるし、肌触りが高湯温泉よりも優しい気がする。

そして夕飯。ホテルにも拘わらず夕食は部屋出しというのは嬉しい。
質や量を前日と比較することは出来ないが、仲居さんも呼ばれたときしか来ないので、ゆっくりと飲み食いすることができた。

高原ホテルの玄関


これってチェーンソーアートかな


これも?


夕飯は部屋だしなのでゆっくりと



  ☆ランキングは今何位だろうか?
      ↓           ↓
  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 週末田舎暮らしへ   にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士山情報・富士五湖情報へ

東北温泉旅行1日目(高湯温泉)(6/10)

2016-06-10 | 旅行
§高湯温泉

27年前(ちょうど新婚の頃 )の夏休みに夫婦でドライブしながら東北地方の名所と温泉を廻った。
その最終日にもう一泊どこかの温泉に泊まって行こうと思い、予約したのが高湯温泉の玉子湯だったこ。

夕方、玉子湯の前まで来てみると、大きくて(あの頃は若かったので)雰囲気が余り良くない様に思えた。
玉子湯から少し過ぎた所のこぢんまりとした宿があり、そこに電話したところ空きがあるとのことだたので、玉子湯の方はキャンセルして、こぢんまりの宿に宿泊した。
乳白色の広い露天風呂の温泉とぼたん鍋の夕飯がとても美味しかった覚えがある。

今年の5月にもう一度東北の温泉に浸かりたいなあと妻と話していたら、じゃあ行こう言うことになり宿を探した。
しかし、27年経って宿の名前を忘れてしまった。高湯温泉と玉子湯をキャンセルしたことしか覚えていない。
アルバムをひっくり返してみると、露天風呂に浸かっている私の写真しか出てこなかった。

高湯温泉の旅館はそれほど多くない。宿のHPから似た露天風呂を探したところ「安達屋旅館」だろうと言うことになり、予約して、本日、高湯温泉に出発となった。


§上河内SA

これまで何度か那須温泉には出かけたことがあるので、この上河内SAにも何度か立ち寄ったことがある。
これまでのように小腹の足しにしようと餃子広場に向かった。
昔は数種類の餃子の食べ比べが出来たのだが、豚嘻嘻(とんきっき)と言う店の餃子しか食べることが出来なくなっていた。
仕方なく1皿注文して食べたが、味はなかなかだった。しかし、1種類とはちょっと残念。

見覚えのあるSAだ


昔はいろいろな餃子が食べることができたのに


10時過ぎだったので客はまばら



§四季茶房八夢

東北高速道路はほとんど坂もトンネルが無いので、非常に走りやすい。
ずっとオートクルーズで走行していたが、設定できる最高速度が114Km/hなので、追い越し車線を走っていると直ぐに後ろに車が迫ってくるし、走行車線を走っていると前の車に追いついてしまう。
右に行ったり左に行ったりと落ち着きの無い運転だったが、自宅から約3時間半程で福島西ICに到着。

お昼はネットで調べて置いた「四季茶房八夢」に向かう。
ナビの設定で迷わずに10分で到着したが、満席でしばらく待って欲しいとのこと。
法事の会席の客がゾロゾロと出て行ってやっと店に入ることができた。
古民家を改装した店内は和モダンな感じでお洒落な雰囲気である。
平日のみ食べられる八夢昼膳を注文。
前菜三種の中のウニがのった貝類の煮凝りが磯の香り満載で特に美味しかった。
主皿のヒレカツとポーチドエッグのチーズ焼きもヒレ肉の中に色々な野菜を詰め込んだカツでデミグラソースとポーチドエッグが掛かっていてこれも美味しかった。
食後のデザートのマンゴープリンに添えられたのは抹茶というのも趣向が凝っていてとても良かった。

きれいな庭がある


池には魚も


前菜三種


主皿のヒレカツ


デザートと抹茶



§照南湖ビオパーク

温泉に行く前に何処に立ち寄ろうかと思案の結果、天気も良いのであだたら山ロープウェイに向かう事にした。
県道115号を進んだがナビの通り進んで行くとくねくね道を走らされ着いたのが道の駅つちゆ。
小休止して進んだら何故か吾妻スカイラインを走っていた。この辺りの道はとてもわかりにくい。
途中でUターンして戻ったが、時間的にあだたら山に向かうのは難しいと判断して、県道115号を戻る。
走行中に赤いハスの花が目に入ったので立ち寄ったのがこの照南湖ビオパーク。
時期が早かったのかもう少し多くのハスの花が咲いていたら良かったのに。

赤いハスが咲いている


1周回れるのかもしれない



§梨園のローズガーデン

温泉に向かうにはもう少し時間があるので、八夢の4人のおばさん達が話していたバラを見に行くことにした。
タブレットで福島西でバラで検索すると一発で佐藤梨園が出てきた。
郊外の道を端って行くと手作りのバラと書かれた看板があり右折するとバラ園があった。
車から降りた瞬間からバラの濃厚な香りに包まれる。広い駐車場があり入場料が無料と言うのはうれしい。
梨畑沿いの500mにわたり600種類以上約1,000株のバラが咲いていてゆっくりと散策できる。
しかしどのバラも大輪で見事に咲いている。病気の様子も無く、綺麗に手入れが行われている。
話によると梨もバラ科で育てる肥料や防虫対策は似ているのだそうだ。
個人所有の庭でこれだけのバラの育てているのはそうはいないだろう。
ちょうどバラは見頃だし、天気も良くて、本当に来て良かった。

一株がどれも大きい


バラ園の向こうは梨園


50m以上あるバラのアーチを潜る


どのバラを見ても見事な大輪だ


2,3株のバラがこれほど広がるのは驚き


いろいろ趣向を凝らしている


香りもバツグン


入り口の看板


ここにもバラが


バラ意外の植物も綺麗に植えられている


ハート形のバラ



§安達屋旅館

ゆっくりとバラを見ていたら16時近くになってしまった。高湯温泉に向かう。
30分程で安達屋旅館に到着。ロビーは和洋折衷のインテリアで、暖炉もあり囲炉裏もありの洒落た感じである。
ロビーで女将さん?に27年前に泊まった宿を探している話をしたら、ロビーも露天風呂もかなり改修されているが、内風呂と貸切風呂は昔の面影があるはずだと教えてくれた。

ロビーにある囲炉裏、ここでまた抹茶が出された


ユリの香りが立ちこている


アンティーク食器


昨日は暖炉も焚いたそうだ



夕飯の前に内風呂と大露天風呂に入る。
大露天風呂の奥は混浴になっているが、18時から21時までは女性専用になる。
大露天風呂のお湯が噴き出している量がすごい。
直径15cmの穴からドボドボと噴き出す様にお湯が出てくる。しかも2本もある。
温度低めの寝湯があったの大の字になってくつろいでいたら、突然、木戸の向こうから女性が出てきてお湯が噴き出す風呂の方に歩いていった。
もちろんバスタオルで体を覆っていたが。
たまたま、露天風呂には私しか居なかったが、しかし大胆である。
女性に声を掛ける勇気は無かったので、寝湯でしばらく浸かってから内風呂に移動。
まだ17:30だった。もう一度大露天風呂に行ってみようか・・・

シンプルな内風呂


洗い場にはステンドグラス


大浴場に向かう、右が女風呂


左が寝湯、右が女風呂出口


寝湯もゆったり、ぬるくて気持ち良い


打たせ湯が結構熱い


洞窟風呂?


ここだけお湯が熱く、深い


2つの穴からドドドッとお湯が出ている


熱くなったら湧き水でクールダウン



§夕食

夕食は部屋出しではなく、個室になった囲炉裏端での食事。
岩魚、地鶏、地茸など季節により新鮮な山河の幸が目の前に列ぶ。
次々と料理が並べられ、合わせてビールや地酒もいただく。
特典で付いてきた打ちたての蕎麦もそばの実の甘みが感じられ美味しかった。
少し食べ過ぎてお腹が苦しいくらいだ。

岩魚とつくねとニシンの蒲焼き


炙ってから食べる


前菜など


お作りも


ハモだったかな


酢の物にはジュンサイが入っている


細めの十割そば、この後にご飯と味噌汁が続く


§ロビーでデザート

デザートはロビーでいただく。
囲炉裏端会場では多くの客が飲食していたが、ロビーでデザートを食べているお客は誰もいない。
まだ飲み食いしているのか、あるいはお腹が一杯でデザートを食べる余裕が無いのか。

ロビーではあちこちに火が付いたランプが置かれている。
同じ物が売店で売っていて、江戸川屋ランプと言うところが販売しているアルコール出なく灯油のランプのようだ。
値段も3500円くらいと手頃。ネットで買えるようなのでちょっと気にしておこう。


デザートはフルーツ入りのムース


ランプの光は優しい雰囲気を醸しだす


暖炉の天板にもランプ


計6台ランプが点されていた


外は全然寒くない


これがロビー正面



§貸切露天風呂
9時から予約していた貸切露天風呂に向かう。
貸切露天風呂は第1と第2があり昔は男女の露天風呂だったようだ。追加料金が掛からないのも嬉しい。

10人位が入れる貸切風呂としては大きすぎる湯船。
温泉も滾滾と流れ出ていてゆっくりと入ることができた。

しかし、27年前に入った風呂とはイメージが違う。
どうやら27年前に泊まった旅館は安達屋旅館ではなかったようだ。
残念。でもとても体の芯まで温まる良い風呂だった。

とても広いし雰囲気バツグン


流れ出るお湯の向こうに水飲み場がある



  ☆ランキングは今何位だろうか?
      ↓           ↓
  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 週末田舎暮らしへ   にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士山情報・富士五湖情報へ

桜散らしの雨と強風(4/17)

2016-04-17 | 旅行
§朝散歩

気温10℃、曇りだが今にも雨が降りそうで風が強いので、近場の道の駅のまでの朝散歩。
天気が悪いためか誰ともすれ違わない。
道の駅では、強風のため鯛焼きの出店が吹っ飛んでしまっている。
この状態で雨が降ってきたら大変ことになるのではないだろうか。

さすがに今日は駐車場に車は少ない。
富士山も殆どが厚い雲に覆われている。
西から迫って来る黒い雲の速さは尋常では無い。よほど上空も風が強いのだろう。

予想したように雨がポツポツと落ちてきた。雨用の上着を着てきたのは正解だった。
でも濡れるのはいやなので早足で家に戻る。

マムーニアの庭を手入れしている人がいた


ドコモのアンテナの近くの桜は風で大きく揺れている


鯛焼きやのテントが飛ばされている


このテントはもう役に立たないだろう


展望台からの富士山は真っ暗(撮影モードが銀残しに変わっていた)


車は極端に少ない


活き活き広場からの空も真っ黒


風で白樺の木も倒れていた




§雨の河口湖の桜

山中湖まで買い物に出かけたところ、強風と土砂降りの雨に見舞われた。
こんな悪天候でも、全駆動車なので安定して走行できる。
この雨の中、芦川まで野菜の買い出しと湧き水汲みのために往復する。
若彦トンネル手前の道路も強風と横殴りの雨で視界が悪く、道路には折れた小枝があとこち散在している。
トンネルと潜って芦川にでてしまうと風は収まっていた。

河口湖まで戻ってくると風は残っているものの、少し日が差してきた。
雨もポツポツ程度なので、車から降りて、悪天候での桜の様子を写真に撮る。
菜の花の黄色と桜のピンクの競演が楽しめる。
レンズに着いた水滴を撮るために、ポケットの中にレンズ拭きを入れて、毎回レンズを拭きながらの撮影である。

今朝は長崎公園には誰もいない


富士山は見えないので湖岸から桜を写す


ピンクの花は桃だろうか


大きな桜は無いが本数が多い


白の花もある(レンズに雨が当たるのでこちら向きにしか写真が撮れない)


菜の花の黄色もなかなかの物である


少し日が差してきた


如何に天気が荒れているかが分かる



§雨の富士ビューホテル

帰りがけに富士ビューホテルに立ち寄る。
天気が悪くても、しだけ桜の立派さは変わらない。風に揺られてたなびいている。
裏庭の桜はもう散り始めている。
さすがにこの雨の中、庭で桜を写真に撮っている人はいない。
今日も富士ビューホテルの庭の貸し切り状態だった。

雨に濡れても桜は美しい


よく見たら人がいた


少し日が当たってきた


雨に濡れて重たそうな花びら


グレーの雨雲にもピンクの花が映える


八重桜だろうか、ボリュームがある


裏庭の道路は花びらでピンクになり始めている


でもまだまだ花は保っている


グリーンがピンクに変わるのはもう少し後になりそうだ




  ☆ランキングは今何位だろうか?
      ↓           ↓
  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 週末田舎暮らしへ   にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士山情報・富士五湖情報へ