ジラゴンノの週末

鳴沢村のジラゴンノにあるセカンドハウス(ジラハウス)での出来事を綴り、その時々の富士山の写真などを掲載しようと思います。

新道峠-黒岳-御坂峠の山歩き(7/31)

2015-07-31 | 山歩き
§新道峠へ

今日は1日だけの夏季休暇をもらった。

前日、何処の山に登ろうかと考えている時に、急に「御坂山」が浮かんだ。
行ったことは無いが、確か天下茶屋が入り口で登って行くのだろう。

ヤマレコで検索すると、御坂山-御坂峠-黒岳の山行記録が出てくる。googleマップで調べると、黒岳の先には破風山、新道峠がある。
新道峠は富士山を撮影する有名な場所なのだが、これまで行ったことがなかった。ならば今回行ってみようと、新道峠から黒岳の往復を計画した。

気温20℃、晴れ。パンと豆乳で朝食を取り、5:30にジラを出発。
新道峠までは、河口湖大橋→大石→県道719号→若彦トンネル→笛吹市(芦川町)→すずらん群生地→新道峠下の駐車場
のルートで走る。
なんとカーナビのデータが古いため若彦トンネルが画面上に出てこない。トンネルを出てから何処にいるのかわからず一旦空き地に車を駐めて、道を探す。
少し行き過ぎたようだ。来た道を戻り、村の中への道をすずらん群生地を目指して車を走らせる。
6時前なので、回りに人影も行き交う車もない。
すずらんの花はいつ頃咲くのかと思いながら、群生地の看板を横目に通り過ぎる。
急に道が細くなり、路面の凹凸が激しくなる。二駆でも走れるが、こんな時は車高の高い四駆のほうが走りやすいだろう。

だいぶ進んで行くと急に「日本一富士山の眺望 新道峠」の看板が目に入る。
ここからの登りは更に道が細くなり、車のすれ違いもままならない。
程なく行き止まりの広場(車の回転場所)に到着。
2,3台は車が駐まっているかと思ったら全くのゼロ。何処に駐車したらよいか迷うが、出口に近い場所に駐める。

準備を終えて出発は6:10となってしまった。気温18℃。
新道峠までは、比較的歩き易い階段であるが、あっと言う間の5分程で左が黒岳/右が節刀ヶ岳の看板の場所まで来てしまった。
ここから正面に富士山は見えるし、カメラスタンドも設置されているが、河口湖まで視界が開ける場所ではない。
それは右か左か?
左の黒岳に登るので、とりあえず右の節刀ヶ岳に向かってカメラの撮影場所を探す。
5分ほど歩いたが、森が深くなるだけで富士山の姿も見えない。諦めて黒岳方面に向かう。

元の新道峠に戻り、3,4分歩くと「第二展望台」の看板があった。
少し下ると富士山と河口湖が一望できる場所に出た。暑さと湿気のせいで、白く濁った富士山しか望めないのは致し方無い。寒い冬ではないのだから。

「第二展望台」からさらに6.7分登ると、「第一展望台」がある。少し登った分見晴らしが良い。
ここにはソーラー電池を備えたライブカメラが設置されており、30分おきにに写真を配信している。
(携帯電話の回線で送信しているのだろうか?)

第二展望台からは少し上り坂ではあるが、高い木立に囲まれているため直射日光は遮られるため、帽子を被る必要はなく、あまり暑くないのは助かる。
約5分で破風山の標識を見つける。ここでは富士山の眺望は無い。

休まずに黒岳を目指す。最初は笹に囲まれた小道で緑も多く歩き易かったが、徐々に傾斜がきつくなり、息が荒くなり汗も噴き出してくる。

破風山から約30分で黒岳に到着。ここも展望が無いが、「富士山を展望できる場所あり」との立て札があるので、それに従う。
4分で展望台に出る。かなり霞がかかって富士山がぼんやりとしか見えない。富士山にも雲が掛かっている。
河口湖の位置からみるとかなり東に移動したことがわかる。ここで岩に座って小休止。

黒岳山頂まで戻り、このまま新道峠に戻ったのでjは勿体ないので、御坂峠まで下る。
途中、「黒岳のブナ・ミズナラ林」の立て札がある。見ると見慣れた木肌の樹がたくさん立っている。
そう、薪用に買った玉木がこれで、とても薪割が楽だが、独特の香りがする「みずのき」と行っていた木がこのミズナラだったのだ。

下りは途中、急な岩場もあり少々苦労する場所が多い。
後で、この斜面をまた登らないといけないと思うと気が重くなる。
途中下から大股で岩を登って来る若者がいた。あれっと思ったのは、手に持っているのはペットボトルだけで、背中には何も背負っていない。散歩に出てきている出で立ちだ。彼は信じられないスピードで黒岳方面に消えていった。

急斜面を過ぎると、気持ちの良い木立の中を歩く。ほどなく緑の芝生が綺麗な場所に出た。
古い茶屋だった建物も残って居る。8:15に御坂峠に到着。

緑の芝生の上にテントが立っていて、回りにはシュラフやバッグやスマホまでが置き放しになっている。人がいる気配は無い。
そうか、先ほどの若者がここで野営をしたのだ。すぐ戻ってくるつもりで、水だけを持って黒岳に"散歩"に行ったに違いない。

回りの景色を撮影していたら、程なく若者が戻って来た。黒岳山頂まで行ってきたと言う。驚異的な速さである。
昨晩はここで野営したそうで、涼しくて気持ち良かったそうだ。でも水源が無いので、とても大変だったのではないだろうか。

木陰で10分ほど休憩しながら、LINEで知人と情報のやり取りを行う。
若者がシュラフやテントを片付け始めている所で、黒岳に向かって出発(8:25)。

破風山からの登りとは全く違って、御坂峠からの登りは分かっていてもきつい。息が上がり、時々休憩を余儀なくされる。
それでもなんとか45分で黒岳山頂に到着。
少し休んで破風山に向かうが、ここからはほとんど下りの連続。案の定、右膝が徐々に痛くなってきた。
膝をかばう姿勢で歩いていたら、いきなり滑って尻餅をついてしまった。はずかしい。
時々休んで、屈伸をして膝の痛みを騙しながらゆっくりと下ることにした。

日差しが無くなり急に曇ってきた。こんな朝早くから夕立は無いだろうと思うが、少しだけ雨が気になる。
やっと破風山を通過して、第一展望台で、再度富士山を望む。
ガスと雲でほとんど富士山は見えない。2,3枚写真を撮って膝の痛みを期にしながら駐車場に向かう。
10:13に到着。ゆっくりを歩いた割には、黒岳から50分と早く着いた。
駐車場には私以外の車はなかった。そうか、今日は平日だった。

ヤマレコ

この看板があれば迷うことは無い


駐車場からの風景


ここが階段入り口



新道峠からの富士山


第二展望台からの富士山


三湖台方向に目を向ける


第一展望台の看板とソーラーパネル


第一展望台からの眺め


破風山から富士山は見れない


笹の道を進む


黒岳山頂到着


どんどんモヤが濃くなってきている


ここは山梨の森林100選だそうだ


確かに立派な木が多い


涼しげな登山道


閉まっている茶屋、放置されているスマホ


ここで野営したらしい


四差路の交差点のようだ


黒岳に戻るのにこんな崖をよじ登る


なんだっけ、白い花火みたい


こんな直線道路もある


平坦な緑の道を歩くのは気持ち良い


第一展望台からの富士山、ちょっとだけ山頂が見えている



§すずらん湧水

新道峠からの帰り、若彦トンネルの手前で「湧水」の文字が目に入り、おいしい水ならと思い立ち寄る。
入り口に、この水の説明書きの看板があちこちに張ってあって、ちょっと胡散臭いかなと思ってフックを外して入ると湧き水が筒の先から流れていた。
口に入れると冷たいし、とてもまろやか。硬度19.3の軟水?だそうだが、硬度は分からないが軟水であることはわかる。
20Lのポリタンクを持ち合わせていたので、茶筒に200円入れて満杯にする。
しかし、管理人も誰もいないのに茶筒に入れたお金(1000円くらい入っていた)を持って行く人はいないのだろうか。
改めて日本は平和な国だなと思った。
最近は、富士吉田道の駅もなるさわ道の駅の水も、味が全然ダメになったので、久々の美味しい湧き水が手に入ったのはうれしい。

看板が多い。そうかここは源流なのだ


水が滾滾と流れ出ている



§吉田のうどん
お昼は、最近お気に入りの「美也樹」の冷やしきつねうどん。今回初めて大盛りにしてみた。これで460円。
麺は他の吉田うどんのように腰があるが、茹で方がうまいのか、堅さがちょうど良い。
色も真っ白では無く、少し黄色っぽいので、噛むと味がある。
しかも出汁がコクがあって美味しい。大根おろしが味にアクセントを付けている。
土曜は11時には行列ができているし、日曜日は休みなので注意が必要だ。

天かすとネギとキャベツのハーモニーがgood!



ヤマユリ
既に満開のピークが過ぎてしまい、数輪が散ってしまった後だった。
2,3日前がピークだったようだ。
それでもユリの甘い香りが辺り一面に漂っている。しばらくユリ観賞することにしよう。







§扇風機
今年、扇風機の羽根を修理したので、1台扇風機が余った。
ジラに持ってきていて、まず使うことは無いかなと思っていたが、組み立てて動かしてみた。
やはり風があると全然ちがう。とても快適生活になった。



今日の月はブルームーンだそうだ



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三湖台の工事はもうすぐ完了(7/20)

2015-07-20 | 山歩き
§朝散歩

気温19℃、曇り時々晴。

工事の進行状況を見るため紅葉台、三湖台に向かう。
少し歩き時間を増やしたいので、鳴沢氷穴+東海自然歩道のルートを取る。
雲の多い朝だったの樹海の中はで少し暗い感じがしたが、日が当たらない分涼しい気がした。

19℃だと半袖がちょうど良い。できれば速乾性のTシャツが望ましいが、十分な着替えを持って来なかったため、今朝は綿シャツだ。

昨日の石割山の疲れは全くなく、簡単に紅葉台のレストハウスまで登ってきてしまった。
少しは脚力がアップしたのかもしれない。

紅葉台の駐車場にはエンジンを掛けたままで仮眠を取っている車がいたが、こんな場合のガソリンの消費量はどのくらいなのだろうか。
20℃以下なのだからエアコンも不要だと思うのだが。

三湖台の工事はほとんど完了していた。にもかかわらず、展望デッキの工事フェンスは残ったままである。
しかし、多くの人が入り込んで歩き回った後が残って居る。
なので/だからと言って ・・・・

完成するときっと気持ち良く本栖湖までの樹海が見渡すことが出来そうだ。


ルートマップ

ジラの庭にもある金糸梅だが、赤いのは実それとも蕾み?


オフロード車のフード部分が捨てられている


今年はやっとブルーベリーに実が成っている


植えたばかりのキャベツ


雲の多い天気


鳴沢氷穴では、こんな段ボール細工が


白くて丸いものを踏んだら、なんとタマゴダケだった


紅葉台レストハウスからの富士山


三湖台の工事中の看板


踏み板はほぼ完成のようだ


デッキはまだフェンスで覆われている


樹海の眺め


西湖、毛無山の眺め


私はヒワイナキと呼んでいる


別荘地にもタマゴダケ発見



§日差しが強い

朝方は雲が多かったが、急に晴れて日差しが強くなってきた。
東京よりも数段日差しが強いのは、硬度が高い分、太陽に近づいているためなのか、あるいは空気の中の不純物が少ないためだろうか。
いずれにしても、今日も日焼け対策しないと、ますます黒くなってしまう。

こんな日は無理に外には出ずに、家の掃除をすることにしよう。
ホコリは少ないとは言え、数ヶ月ぶりなので、それなりに溜まっている。

ウッドデッキにも日差しが降り注ぐ


いつのまにか雲は無くなって青空に


庭の植物たちも暑そう




§海鮮冷やし中華

フォレストモールの台湾料理屋で海鮮冷やし中華セットを注文。
単品だと880円だが、セットだと1000円なのでお得感抜群。
具もプリプリのエビやホタテ、イカ、カニかまが乗っていて、とても豪華。

マヨネーズをお願いしたら、自家製のダイダイ色のマヨネーズが運ばれてきた。
ちょっと甘くて、濃厚な黄身の味がした。これは半分スイーツだ。

お得な海鮮冷やし中華セット


酸味が少なく、濃厚なバターのような味のマヨネーズ




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石割山、平尾山の山歩き(7/19)

2015-07-19 | 山歩き


先週のリベンジで杓子山に再トライとも思ったが、同じ景色を写真に収めても面白くないので、今日は石割山に登ることにした。
石割山は今年の2月に残雪の中を歩いて以来である。

いつものように長池の駐車場で富士山を撮影する。
日の出のイベントは終わったので、比較的空いている。2,3枚撮って石割山登山の駐車場に向かう。

雲に邪魔されるが、その雲の形がおもしろい


§石割山へ

ルートマップ     ヤマレコ


軽く準備運動して、スマホの山旅ロガーの記録開始をONにして出発する。ちょうど6時である。
鳥居の先は403段の長い上り階段が繋がっている。
9時頃に駐車場に戻れば良いと思っているので、少しゆっくり目で登る。
さすがに一気に403段は上れない。2回ほど立ち止まっただろうか。
先週も高座山に登っているので、登り坂についてはそれほど苦にならない。疲れてきたという感じは無い。

半袖なので、17℃では上り始めは少し涼しいかと思ったが、途中からは段々と暑くなってきた。
しかし、まだ夏の暑さにはなっていないので不快な暑さではなく、身持ちの良い暑さである。
この時間だと直射日光は体に当たってこないので、帽子も不要である。

鳥居の階段から上って行く


長い階段を上り切った


村長の名前が変わっている


意外と涼しげな登山道




石割神社までは、30分ほどですんなりと登ってきてしまった。
この先はロープを使う登りがあるので、黒軍手をはめる。
今日は最初から登山ストックを使っているが、1本ならば虎ロープを使ってよじ登る場合も、それほど邪魔にはならない。
以前2ストックでここを登っている女性がストックの扱いに困って難儀しているのを思い出した。

石割神社に到着


雨で道が剔られている


急に飛び出してきたので驚いた。ウシガエルか?


ちょうど7時に石割山山頂に到着。
ソロとペアのハイカーと5名くらいの老若男女のトレイルランチームが休んでいた。
しばらくしてトレイルランチームが石割神社方面に下っていったが、不通のランニングシューズ+格好もランニング+短パンで本当にこれで大丈夫?と心配になってしまう。段差など気にしない強靱な足腰を持っているのだろうか。

頂上は少し北風がある。汗で濡れた半袖だと少し寒いくらいである。
いつものように山頂で写真を撮っていたら、もう一人のソロのハイカーと二人だけになってしまった。
30才くらいの若者だがmデジカメとスマホでいろいろ遊んでいる。
私がFacebookに投稿して、さらに数枚写真を撮って出発準備ができたので、お先にと声を掛けて出発した。
昨日までの雨の影響で土の坂は滑りやすい状態である。肩の高さに張り巡らされた虎ロープに助けられながら、雨水で深く剔られた山道を下って行く。

石割山からの富士山


少しズームで


まだ少し雲が残っている


二十曲峠に向かう人たち


平尾山に向かう途中



忍野村が見えるかどうか稜線の右に逸れて道草を食っていたら、後から出発した若者に追い抜かれてしまった。
少し後ろを付いていたが、歩幅が広いので歩くスピードが速い。どんどん差が開いてしまう。

真っ直ぐ行くと平尾山で左に曲がると駐車場に戻る三叉路で、その若者は左に曲がろうとしたので、ちょっとお節介だったかもしれないが、真っ直ぐ行けば、「5分もしないうちに平尾山ですよ」と声を掛けてしまった。
彼は「そうですか」と行って、平尾山に向かって歩きだし、グングンと先に行ってしまう。

私が平尾山に着いた時には、もうデジカメで何枚も富士山を撮っている状態だった。
「ここのほうが富士山が良く見えますね」と声を発した後、私が写真を撮っている間に居なくなってしまった。
別の山をハシゴするのだろうか。まだ時間も早いのでそれも可能だろう。

平尾山にはベンチがあるので、そこに座ってのんびりと富士山を眺める。
山頂には、小さな笠雲が掛かっていて、だんだんと雲も小さくなっているようだ。
残雪もほとんどない状態で、夏の富士山の様相である。
裾野の方に薄緑のベルト地帯が広がっているが、濃い緑と対照的に若々しい感じがする。
あそこも自衛隊の演習場なのだろうか。
昔、オフロードバイクで走り回ったはずなのに、30年も前のことなので、あまり良く覚えていない。

平尾山から


若者も写真を撮る


如何にも夏の空だ


緑が映えて綺麗



10分以上ぼんやりと座っていたが、後から訪れるハイカーは居なかった。
このまま真っ直ぐの道を大平山まで行く方法もあるが、一旦下ってからの上りがキツそうなので止めた。
少し石割山まで戻り、駐車場への下り道にそれる。
昔はこの下りも結構大変だった気がするが、今は何の困難さも無い。
途中で膝が痛くなったりしたことは忘れてしまったようだ。

下って行くと水の流れる音が大きくなってくる。小さなせせらぎがあるからだ。
8時半近くになって気温も上がってきて、体も熱くなってきたので、せせらぎの水で顔でも洗おうと思いせせらぎに近づく。
すると山の上の方から風が流れてきて涼しい。回りよりも5℃は気温が低い感じだ。
水に触れてみるととても冷たい。浸けていられるが10秒ぐらいが限界だ。
木陰もあって気持ち良いのでしばらくここで小休止。
水辺の石に座って流れを眺めたり、冷たい水でほてった顔を洗ったりして楽しむ。
もう一つ、テレビで放映されていた「ロック・バランシング」に挑戦してみる。
一度に3つの石を動かしてバランスが取れる位置を探るのがコツだそうだ。
小さい石だが直ぐに作ることができた。大きな石が積めるようになると楽しいかもしれない。
15分程、涼しいせせらぎで時間を潰して先を進む。

もう少し下流で、大きな石が置かれているせせらぎを渡る場所があるのだが、今日は石が流されたのか、水かさが増えたのか、なかなか渡れそうにない。川幅は5mくらいのものなのだが。

ここよりも先ほど涼んでいた場所のほうが川幅は狭い。
しかし、水の流れは急なので、ハイバックの靴ではあるが、このまま足を入れたら、間違いなく靴に水が入ってくる。
そこで、大きめの石を探し出し、適当な場所に放り投げる。3つくらい置いたらなんとなく渡れそうか気がしたので、一気に渡る。
左の靴が半分ほど水の中に浸かって直ぐにヒンヤリ感がしたので、これは先週に引き続き水没かなと思ったが、今回は大丈夫だった。
これから石割山から戻ってくる人は、川を渡るのに難儀するだろうな。

約3時間弱の山歩きだった。

これから石割山に登るハイカーが鳥居の前で準備体操していたが、これから暑くなるのでたいへんだろうなぁと心配してしまう。


駐車場への分岐点はわかりにくい


冷たそうな水、実際も冷たい


石積み、わかるかな


道路も冠水



§平野から

平野の湖畔にも立ち寄って写真を撮る。

涼しげな湖畔


居合い切りの練習か


少し笠雲が大きくなったような



§ブルーべりー狩り

先週くらいから鳴沢村でもブルーベリー狩りの看板が出ていたいので、今年も食べたいと思い、立ち寄ってきた。
ブルーベリー狩りは、実が冷たい朝一番に出かけるのがお薦めだ。今日は10時を越えてしまったが、まあ仕方が無い。

シーズンが始まったばかりなのか車は5台ほど。500円を払って畑に向かう。カゴを渡されたが、食べて帰るだけなので断った。
駐車場から一番近い畑に通されたが、山が朝日を遮ってくれているので、暑くは無い。
他の観光客もいたが、全く気にせず、黒く大きく膨らんだ実を選んで、次々に口の中に入れる。
ブルーベリーの木は高くても2mくらいであるが、その天辺あたりに成っている実が、日光をふんだんに浴びているせいか、大きくて甘い。
木を撓らせながら、天辺あたりの実を手元に持ってきて、食べる、食べる。
30分くらいは食べ続けただろうか。朝食から随分と時間が経っていたにでいくらでも食べれると思ったが、もう限界だ。
ブルーベリー組合のおじさんにお礼を言ってジラに戻る。

左からの日光を山が遮ってくれている


もう食べ頃だ


適度な酸味と甘みが良い




§ジラの庭
山ユリのつぼみがますます大きくなり、白くなってきた。次週あたり咲き始めるのではないか。
重さで茎が折れないように支え棒を挿してねじりひもで固定する。

作秋、道の駅で買って植えておいた萩も綺麗な花をつつけている。

山ユリが咲けば一致に賑やかな庭になるだろう。





おおきなゾウムシを見つけた



夕方の活き活き広場から





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台風の翌日は雨(7/18)

2015-07-18 | 別荘生活
§朝散歩

昨日は台風11号の影響で朝方、中央高速は不通だったが、夕方は問題無く通行出来、ジラに来ることができた。
しかし、台風が去った翌日の今朝は、台風一過の晴天とは行かず、湿った南風の影響で暗い雨雲が空に浮かんでいる。
雨なので散歩は無理かと諦めていたが、5:30頃は雨が止んでいたので、出かける事にした。
気温19℃。この気温ならば蒸している感じはない。

いつもの道の駅まで。ところがアネルバの近くからポツポツと雨が落ちてきた。
モンベルのソフトシェルを来ているとは言え、大雨には耐えられない。
傘を持ってくるべきだったが今更戻れない。何とかなるだろうと、そのまま進む。

ところが緑の休暇村のテニスコートを歩いていたら急に雨風が強くなり、ズボンの後ろ側にも濡れている感じが伝わってくる。
カメラをソフトシェルの中に仕舞い、小走りで小屋の軒先に逃げ込む。
幸いにも短時間で雨は小降りになったので、フードはそのままで道の駅まで向かう。

展望台からの富士山はほとんどが雲の中。台風の後だから仕方が無い。
駐車場の車の数も三連休初日にしては少なめ。明日はもっと多いに違いない。

第三駐車場に着くと、大型トラックが占領しているのに驚いた。
どの車も、巨大なコンクリート管を積んでいる。その数8台。
エンジンを掛けたまま、ハンドルに足を投げ出して寝ている運転手もいた。

コンクリート管は太さが微妙に違うので、これを繋いで一本の管として垂直に立てるのでは無いかと思う。
打ちっ放しゴルフのネットを支える支柱のような物に使うのではないか?

トウモロコシ畑とキャベツは畑を通り抜けてジラに戻る。
なんとか雨には降られなかったが、7時頃からはずっと雨になった。


マムーニアの庭は今日も花がない


東の空は明るいが雨が降ってきた


卓球台テーブルの雨で濡れている


富士山は見えない


第三駐車場はトラックで占領中


活き活き広場ではほぼ雨も上がった


トウモロコシも穂が出てきた


大きくなったキャベツ、虫食い葉は農薬が少ない証拠?


フジザクラの実、食べたらエグくて不味かった




§カラオケ

雨のジラでの過ごし方の定番は、ハイレゾ音楽の鑑賞であるが、今回は少し趣向を変えて、カラオケで楽しむことにした。
自宅にYAMAHAの電子ピアノがあるので、カラオケ用にMidiファイルが百曲以上あり、ファイルは全てノートPCに保存されている。
これまで、ND-S1というDAコンバータとパソコンをUSBで繋いで、Midiの音楽をステレオに鳴らしていたが、アンプを古いSUNSUI AU-α707に変えたところ、デジタル入力が無いためND-S1とは接続できなくなってしまった。

このためここ半年以上はカラオケで楽しんでいない。

AU-α707に継ぐためには、アナログで繋げば良いので、自宅にあったステレオミニプラグとピンジャックが付いた長めのケーブルを持って来て、繋いでみた。
最初音が出なかったが、ステレオミニプラグの先端をサンドペーパで磨いたら音が出るようになった。
良い音かと言われるとそうではないが、パソコンのスピーカーで鳴らすよりは、断然と良い音である。
これに気をよくして、パソコンの画面をテレビに繋いで、立ってでも歌詞が見えるようにした。
後はMidiファイルを選択して、音程を調整して歌うだけである。

約1時間の間、ジラハウスはカラオケボックと成っていた。
カラオケもなかなかのストレス解消効果である(別にストレスが溜まっている訳では無いが)。

パソコンとテレビ、ステレオを繫いでカラオケ開始


外は雨が降り続いている



§薪割

§薪割り

14時過ぎにやっと雨が上がった。
暑くも無いし、まだ少し玉木が残っているので、薪割りを行う。
但し、その前に斧のメンテ(刃の手入れと柄の付け根の荷造りテープでのガード)を行う。

残っている玉木は結構くせ者が多い。
一旦、斧の刃を食い込ませた後は、刃のお尻をハンマーでしぶとく叩くしかない。
ここで新たなテクニックを考案した。
一つ目は、ケーキカット方法。これは下まで割ってしまうと玉木の安定性が悪くなるので、途中まで割って次の切れ目を入れる方法である。
何個か切れ目を入れると玉木はケーキの様に見える。
この後は手で割れれば良いのだが、木(ケヤキ)の繊維が絡まって簡単には行かない。結局、斧の刃を差し込んで、ハンマーで叩いて割る。
二つ目のテクニックは、片手で1.2Kgのハンマーを振り回すには限界がある。どんどん右手が疲れてきて一撃必殺の力がでない。
そこで考えたのが、刃の食い込んだ状態で手を話した状態でも玉木は倒れないようにバランスが取れた状態にして、両手でハンマーを振り下ろす。
一瞬は玉木は倒れないでいるが、直ぐに倒れようとする。その一瞬の隙間を利用して右手でハンマーを持ったまま、左手で斧の柄を持って玉木が倒れないように支える。
こうすれば、両手を使って渾身の一撃を斧のお尻に食らわせることができる。右手も疲れない。
とは言え、玉木は刃が刺さったままで、薪割り台の上で立っている必要があるので、しょっちゅう使える手ではない。

ということで、今回も汗だくになりながらの薪割り作業だった。
(それでもまだ玉木が残っている。)

ケーキカット方法で割った玉木



夕飯は溶岩プレートによる焼き肉



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慌てて東京へ戻る(7/12)

2015-07-12 | 別荘生活
§朝散歩

気温16.5℃、晴れ。それほど涼しくはないが、東京に比べれば涼しいと言うのであろう。
道の駅方面に足を進める。
マムーニアの庭には咲いているバラの花が無くなってしまった。
緑の休暇村から道の駅へ。
定点撮影の展望台からの富士山は白いベールに被われている。

気候が良くなったためか、駐車場の車の中で休んでいる人が多い。
第二駐車場にも車が多かった。

今日は、魔王天神社まで足を伸ばす。
今朝も一気に108段の階段を上れたので、体調は良いようだ。

活き活き広場に戻り、畑の道を通ってジラに戻る。

今日は10時頃までしか、ジラでゆっくりできない。
昨日、息子が自転車で交通事故に逢い怪我をしたため乗って帰ることができず、自転車が交番に預けられたままの状態であるらしい。
午前中のうちに、交番に出向いて自転車を積んで帰って来て欲しいとLINEで連絡があったため、早めに帰ることにした。

ルートマップ

マムーニアにはバラの花が無い


変わった色のユリ


雨水が作った松葉の模様


キャンプファイヤー用に準備されている


古い卓球台がBBQ用のテーブルに利活用されている


うすぼんやりとした富士山


車は多め


朝は車の往来が少ない


魔王天神社の階段を一気に上る


なぜか灯籠に目隠し


夜露で蜘蛛の巣が濡れている


茎が赤い、ドウダン?


随分とトウモロコシが大きく成った


一面のキャベツ畑


さくらんぼ?



§新しオーディオ装置

オーディオ装置といっても、新しいNAS(ネットワークHDD)である。
RockDisk Nextを毎回移動するのは、振動の問題もあり、あまり精密機械にとって良いことではない。
そこで思い切って、新製品のRockDisk for Audioを購入。
約12間掛けて音楽データのコピー(robocopyコマンドを使って)を行い、初めてジラのオーディオ装置に組み込まれることになった。
2.5インチのHDDなので、本体の高さが13cmと小さく、おむすび型の円筒形で、とても軽い。
搭載されているソフトウェアもなかなか優秀なようで、ジラにあるネットワークCDプレーヤとの相性も悪くないようだ。
別に音が良くなった訳ではないが、嵩張るHDDを持ち運びしなくて済むようになっただけでも助かる。

おむすび型の円筒形


パッケージも小さい



§庭の様子

手入れをしていないので、雑草が伸び放題の庭だが、山ユリが大きく育っており、開花が待ち遠しい。

萩が雑草の中で元気に育っている


山ユリはつぼみが重そう


バラの咲き始めた



自宅近くのそば屋でお昼(しらす丼付き)




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杓子山に登る予定だったが・・・(7/11)

2015-07-11 | 山歩き
§登山道はどこだ?

杓子山は忍野村の北側に位置する山でここからの富士山の眺めも素晴らしい。
たまたまヤマレコで杓子山を一周する山行記録を見かけたので、これを参考にして歩く予定にしていた。

ちょっと寝坊してパンと牛乳の朝食を取ってジラを出たのは5時半を過ぎていた。
出発して直ぐに軍手を忘れたことに気づいたのでコンビニに寄って購入。
ヤマレコを参考に忍野村ふれあいセンターに車を駐めて6:06に山歩き出発。
気温15℃だが、河口湖からずっと霧が立ちこめていた。忍野の村も霧の中。

ヤマレコのGPSログの地図を見ると麓の村から一直線に上に伸びているので、どこかに登山道があるのかと辺りを探す。
立派な別荘や焼き物の研究所みたいな所があって面白かったが、登山道が見つからない。
スマホアプリの地図ロイドの地図上で点線で表示されているのか道かと思ったが必ずしもそうではないらしい。
3本見つけた点線はどれも登山道ではなかった。
やはり鳥居地峠まで歩かなければならない様だ。

これまで自転車で鳥居地峠まで登ったことはあったが、麓からの結構登りが辛かった記憶がある。
結局、駐車場まで戻り、車で鳥居地峠に移動することにした。

ルートマップ

忍野の村は霧に包まれている


こんな道は登山道じゃないよな


もしかしたらと思い登って行ったが普通の民家だった


霧で白くなった蜘蛛の巣。山の形に見える


結局駐車場に戻る。霧が晴れてきた



§鳥越峠から高座山(たかざすやま)

鳥越峠の所に駐車場があり1台駐まっていたが、ここには駐めずにもっと上を目指す。
しかし、連日の雨の影響か、道路が雨水で剔られておりとんでもない悪路。
幅・深さが30cmはありそうな亀裂を巧み?なハンドル捌きでかわしながら慎重に悪路を進む。
やはり次の車は四駆が良いな・・・・
上の駐車場にもすでに1台駐まっていた。

車の通る道を進むと、緑の草原の下にすでに途切れ途切れになった雲海の上に雪の無い富士山がそびえ立っていた。
もう少し早く来ていれば完全な雲海の上に浮かぶ富士山が取れたかもしれない。
下で道に迷っていたムダ時間が悔やまれる。

写真を撮りながら歩いて行くと、軽自動車とキャンピングカーが駐まっていた。
彼らは雲海の富士山を撮っていたのかもしれない。しかし、ここまでの悪路は大丈夫だったのだろうか。

ここで気がついたのだが、これまで高座山に登るルートと違う。
いつも登るルートは北側の遙か上の方向。何処で間違えたのだろうか。
ルートに戻るためにジープ?が走った轍を登る。しかし、やがて行き止まりになってしまった。
道があるようだが高さ1m以上はある草木で埋まっている。どうしようかと迷ったがここを突っ切るしかない。

200mくらいの距離だろうか。草木は昨日までの雨のためか、朝の霧のためか、露で濡れている。
少々濡れることは覚悟していたが、進んで行くにつれてズボンは濡れてくるし、シャツも濡れてくる。
気が付くと靴下も濡れている気がする。気がするではなく、靴の中に水が確実に溜まっているので、ぐちゃぐちゃと音がする。
それでも止まらずにやっと草むらを抜けた。

下半身を見て驚いた。大雨の中を歩いて来たように、ズボンが濡れて足に張り付いている。
靴紐をちゃんと締めなかったためか、左靴のベロが出ている。
これならズボンに付いた水が靴の中に流れ落ちるのは当たり前だ。
ポケットのハンカチも濡れている。歩数計は水に弱いので、胸のポケットに移動する。
これは完全にパンツまで濡れている。上半身のシャツも胸の下から濡れている。
本当に土砂降りの中を傘をささずに歩いて来た時と同じだ。

石を探して座って靴を抜いて靴下を絞る。思った以上に水が滴り落ちる。
両足共である。
これまでの山登りで雨に遭ったことはあるが、靴下が濡れたことは無かった。

とりあえずここまで来たのだから高座山の山頂まで行くことにしよう。
足場は滑りやすい土の急斜面。誰かが掘った凹凸を頼りに慎重に登って行く。

ヤマレコ

緑に囲まれた富士山


もう少し早ければ雲海が見れたかもしれない


真っ直ぐな草木で隠れた道を進むが、これが悲惨の原因


もうすぐで山頂だ


§ギブアップ

しかし、濡れた靴下が気になる。歩いていると、とても気持ちが悪い。
それでもなんとか山頂に到着。ここからは富士山の山頂だけで全体が見られない。
もう一度靴下を脱いで絞る。結構まだ水が落ちる。
ゴアテックスの靴なので、外の水分だけでは無く、中の水も通さないから水の入った長靴と同じ状態なのだろう。
濡れた靴下のせいにして、ここで杓子山までの山歩きは諦めた。

下りは急斜面ではロープに頼って、滑らないよう降りる。
いつのまにか忍野の霧はすかっり晴れたようだ。

山頂からの富士山


もう一度濡れた靴下を絞ってみる


左は何のはなだろう


山頂を振り返ってみる



§花の都公園

今日に限って、代わりの靴も、代わりの靴下も車の中に置いてなかった。
裸足で運転する訳には行かないので、結局、濡れた靴下が脱いで、濡れた靴を履いて運転する。

花の都公園に立ち寄って、ポピーと富士山の写真を撮ったが、濡れた靴で歩き回ることに不快感が混じり、良い写真にならない?

山中湖ハム、富士吉田道の駅、イチヤママート、ユニクロと立ち寄って、ジラに戻ったので、濡れた靴から解放されたのは、11時頃だった。

ポピーと富士山


もう1枚



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