§精進湖の日の出
今年初めての、ジラゴンノである。
今年の正月は、家から余り外に出ずに、飲んだり食べたり、正月番組を見たり、
本を読んだりしていたので、体重が2kg近く増えてしまった。
なので、少し山歩きをして、サウナに入って体重を減らすと言うのが、1つの目的。
(と言っても、消してストイックな意識を持っている訳ではないが・・・・)
もう一つは、正月に新しい三脚を手に入れたので、この三脚と新しいデジカメで
どんな写真が撮れるか挑戦してみたい という目的。
ということで、朝目覚めて、「おはよう健康体操」を行った後、簡単な朝食を撮り
前回、前のカメラ(D70)で撮影した、精進湖の朝焼けに挑んだ。
この日の最低気温は-7℃。万全の格好で車に乗り込み、20分ほどで精進湖に到着
ちょうど冬至を挟んで、2週間ぐらいだから、前回と同じ位置にに太陽が顔を出すはず
と見込んで、カメラを構える。
前回の撮影と違っていたのは、湖に薄く氷が張っていることだ。だからきれいな逆さ富士に
ならない。
確かに新しい三脚のお陰で、カメラは安定はしたし、安心してHDR向けに露出の異なる
3枚の写真をとることができる。
でも、水面の氷が風で動いていたので、ちょっと気になった。
撮影結果はと言うと、どうしても逆光の写真は暗くなってしまうし、富士山の血管にも
見える山頂付近の雪(氷?)模様が細かく写らない。
ピントの問題か、レンズの特性の問題か・・・・。ちょっと気に入らない。
今回は、本栖湖や竜神池方面へ出向いての撮影は諦めて、道の駅に寄ってからジラハウスに戻った。
(うっすらと氷が張っている)
(この寒さなので車は本当に少ない)
(道の駅の電話ボックスに霜の花)
(水飲み場にも氷が)
§紅葉台から五湖台往復
ジラハウスでコーヒーを入れて一休みした後に、もう一つの目的である「山歩き」の計画を考えた。
3時間程度で戻れるコースと言うことで、紅葉台木曽馬牧場から
紅葉台-三湖台-五湖台(足和田山) までの往復することに決めた。
紅葉台木曽馬牧場までは車で行き、駐車場に止める。8:40頃だから1台もいない。
いつもの東海自然歩道を登る。防寒用のズボンとフリースを1枚多く着ているため
少々動きにくいのと、段々と体が熱くなって来る。
左に見える西湖から冷たい北風が吹いてきて、汗ばんだ体を冷やす。
登山等は所々、霜柱で盛り上がっている。しかし、どんなに強く踏み込んでも、穴が開くことが
無いほど凍っている。凍っているのが地中では無く、土の表面だったら滑って怪我をしてしまうだろう。
体は快調。約20分ほどで紅葉台レストハウスに着く。ちょうどお店も開いた時間だ。
150円払って展望台に上る。ちょうど富士山は逆光になりかかる時間なので、クッキリとした写真にはならない。
逆に、南アルプス山脈のほうがきれいに見える。
それから三湖台に行き、方角台の上から記念撮影した後、五湖台(足和田山)に向かう。
途中、リュックの中に猫を入れて、一緒にハイクしている人にすれ違った。
そのリュックはきっと暖かいのだろう。
五湖台までの道は、山の尾根の林の中を進んで行くが、殆どが落葉樹なので葉ヶ無く、日差しが降り注ぐ。
左に西湖を、右に富士山を眺めながら進んで行く。
時間を確認するために、万歩計をポケットから出してみると、1時間以上歩いているのに4800歩しか
カウントしていない。この寒さでセンサーがおかしくなってしまったようだ。
(強く振り回したところカウントを始め、それ以降は、正しくカウントするようになった。)
五湖台(足和田山)まで約1時間。展望台があり、真南に富士山、東に河口湖が見渡せる。
富士山が近くにあって大きい。左からの日光で白く光っている。
保温水筒のコーヒーとチョコを食べながら一息つく。
展望台で座っていると、河口湖からの北風で体が一気冷えてしまいそうだ。
間近に見える富士山の写真を撮り、来た道を戻る。
三湖台から五湖台までの道は、車(と言ってもジープ相当)が通れる道と、東海自然歩道が並行して
時には一緒になっている。
来るときは、自然歩道を通って来たが、帰りはなるべく上り下りが少ない、車道路を歩いた。
ところが、向きが逆なのと車道路からでは景色も違うので、本当にこの道で合っているのかとか
こんなに遠かったかな、とちょっと不安になりながら戻った。不安だと長い時間掛かった感じになる。
帰りに紅葉台木曽馬牧場で馬屋の中の馬を見せてもらった。
(右が車道で左に自然歩道がある)
(途中の紅葉台ポイントから。やはり逆光だ)
(紅葉台レストハウスの展望台から)
(樹海と南アルプスを望む)
(三湖台に向かう道、霜柱でガリガリに凍っている)
(三湖台から西湖と根場を望む)
(後ろにいる一人が猫を背負っている)
(そう、これがガリガリの霜柱の正体、踏んづけても割れない)
(1時間掛けて五湖台に到着)
(真南に富士山が見える)
(東には河口湖の町が見える)
(富士山はピカピカに輝いている)
(馬屋にいた白馬)
(話を聞いたら馬は寒さに強いのだそうだ)
§白樺の薪
年末に、向かいの別荘の白樺が倒れていることを管理人に連絡して、捨てるなら薪用に欲しいと言っておいたら
適当な長さに切って、前庭に積んでおいてくれた。感謝。
(白樺の薪は買うと高いそうだ)
§精進湖、パノラマ台
午前中の五湖台往復では少し物足りなかったのと、どうしても逆光の富士山は暗くなってしまうため
くっきりとした写真が撮れない。
この2つを解消する方法として選んだのは、精進湖のパノラマ台に登って写真を撮ること。
慌ててデイパックに水とお菓子と三脚とカメラを詰めて(早朝にも行った)精進湖へ。
午後3時前に精進湖に着いた。朝日を背にした富士山ではなく、青空と青い湖に浮かび上がった富士山である。
湖畔で数枚撮った後、パノラマ台に向かった。
登り口は日陰となってしまったため少々暗くて寒い。富士山にあたる陽が陰ってしまっては意味がないので
少々急ぎ足で登る。息がゼイゼイとあがると同時に体も温かくなってきた。
午前中も3時間ほど歩いたが、その疲れは残っていない。(明日は筋肉痛?)
前回登った時は50分以上掛かったと思ったが、今期は急いだせいもあって40分ほどで到着。
午後4時近くだったので、先客は夫婦1組のみ。(この寒空の中、ハイキングする人はよほどの物好き?)
思った通り順光の富士山はきれいでくっきりとしている。この時間でも空気が乾燥からかもしれない。
おっと富士山の山頂の右側から雲が移動して来て、山頂に掛かりそうだ。
大急ぎで三脚を方角台の上に乗せて、写真を撮る。
ついでに、お湯を沸かしてラーメンを作っている夫婦も撮影。なんとも仲の良い夫婦だ。
おおっ、河口湖方面からは月も昇ってきている。
露出ブラケットも多用し30枚程度撮影したところ、電池切れのサインが。
この寒さでパワーが落ちてきているのだろうか。せっかくここまで登ってきたのに残念である。
でも山頂に雲も掛かってきてしまった。ちょうど良い頃合いである。
ずっと富士山を眺めている二人に声を掛けて山を下る。
(今朝と同じところで撮った写真)
(大室山の山頂が凹んでるのがよく分かる)
(樹海と富士山頂から紅葉台までのなだらかな稜線?)
(山頂もはっきりと見える;もっと良い望遠が欲しい!)
(河口湖方面には月がぽっかりと)
(雲が多くなってきた。お二人にさよなら)
§暖炉の着火のし方
暖炉の着火のし方を教えよう。
(新聞紙1面分を切って丸めたものの上に、小枝、その上に細めの薪)
(ガスバーナーで新聞紙に着火、念のため20秒くらい続ける)
(これだけで完了。勢い良く火が燃えたら薪を追加する)
(お昼に井出酒造で買い求めてきたにごり酒。まったくざらざら感が無い)
(余ったイナダの刺身を火で炙って食べる。Good!)
☆ランキングを確認することができるヨ。
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