くろじいの独り言

ハイアットライフタイムグローバリスト日記
   World of Hyatt Lifetime Globalist

ウーヴァ

2008-05-12 | イタリアン
チェックアウトした俺たち、いよいよ村田シェフのお店へ
東京は雨らしいがこの日の佐賀は快晴

そのオステリア ウーヴァはハミルトンから車で5分 嬉野役場のすぐ近くにある

考え抜かれた店内、そこは柔らかな木の香り漂うゆったりとした空間 適度に厨房と仕切られながら、カウンターも備えてフレンドリーに過ごせる

村田シェフにはこの日お任せとお願いしてある、つい先程朝食を食べたばかり、それを察して量を気遣ってくれた村田シェフ しかし俺達恥ずかしいほど平気な胃袋だ
まず最初になかなか手に入らない生ハムを出していただいた、これは美味!適度な塩加減とスモークが実に良いバランス、丁度良い乾き加減というのだろうか シェフ気遣いも何のその、二人共一気に食欲モードに突入

右下に見えるタコをはじめマグロのカルパッチョなど、数々の新鮮な魚介類や地元野菜をふんだんに使った前菜の盛り合わせは圧巻 素材が新鮮というだけではない、ひとつひとつの素材に合わせて最適に火入れがなされている細やかさは流石

適度な素材感を残して濾された新ジャガイモのスープ 香りだけではなく舌触りに季節を感じさせる
旬に合わせて頂ける近所に住んでいる方々が羨ましいと思った

少し太めの麺に新鮮な竹麦魚(ほうぼう)とアスパラを大胆に合わせたパスタも季節感タップリ 味付けが繊細なところがまた良い!近くに住んでたら通い過ぎで太るよきっと
写真でもおわかりだろうか?食器が実にシンプルで落ち着くでしょ?実はこれ、隣接する長崎県の名産「波佐見焼き」という陶器だ、後々紹介するが相方の勤め先の近くにも店舗を構える白山陶器という会社のもの、実にセンスよく料理とあっている、白磁は和洋を問わないことを実感した次第

豚が豚に載って・・・イタリアでシェフ自ら買い付けたアイテムも店内あちこちに散見する、行かれた時はお見逃し無く!

この地元産豚肉の火入れもお見事!当然豚は生では頂けないわけだけど、それをこれだけ薫り高くジューシーに焼き上げるのは難しいんだよね

ドルチェにも抜かりは無い、マンゴーのアイスは更に食欲を・・・まだ食べられる勢い



UVAは想像以上に素敵なお店だった 村田シェフが料理に専念出来るのもUVAマダムこと奥様の支えが非常に大きいからに違いない。端正な料理ひとつひとつと同じくらいグラスや食器にもセンスの良さとこだわりを感じた。本当にありがとうございました。
こんなお店が近くにあったらなぁ~夜はピッザも焼いているウーヴァ 今度は必ずディナーに訪れよう


Osteria dell'UVA
http://www.uva-ureshino.com/