くろじいの独り言

ハイアットライフタイムグローバリスト日記
   World of Hyatt Lifetime Globalist

トレ・コローネ

2008-05-10 | イタリアン
今から6~7年前か、銀座にトレコローネというリストランテがあって、俺の中ではそこが最高だった・・・・・
   
以前のブログにもそう書いたのを覚えているだろうか?



トレ・コローネはイタリア人オルベン氏がシェフを勤めるリストランテ、元々銀座のお店をオープンする前このハミルトンで腕を振るっていたのである、今でもハミルトンのレストランはトレコローネの名前を継承している

当時オルベンさんはイタリア調理師協会日本支部理事長、チャオイタリア協会理事であり、元イタリア調理師協会理事長だった。
イタリア大使に呼ばれ、晩餐会など料理の指揮をとる程の人物だった、そんなこともあって銀座のトレコローネは本当に美味しかったんだよなぁ。
そのオルベン氏、現在タイのプーケットに居るそうだ










実は今回の旅行の本当の目的、それはオルベン氏の片腕として、ここハミルトンや銀座のトレコローネで共に働いていた村田さんや大久保さんが、地元に戻って自らお店をオープンさせたのだ。
相方の友達でもある彼らは、彩々楽の栗原さんとも以前から親交があり、料理の腕もセンスも一級である。
今回その彼らのお店を尋ねるのが狙いだ!

さてエステ&温泉+スプマンテで良い気持ちになった俺たち、ほろ酔い気分で遅めのディナーを味わうことにした。
ここで以前銀座のトレコローネに居た山田さんと偶然再会、彼は今ハミルトンのトレコローネで頑張っている   
    
地元に戻ってしばらくはここハミルトンのシェフを勤めていた村田さんであるが独立、現在は違うシェフがやっているそうだ。









この日のメニューは前菜・アンティパスト3種・春キャベツのスープ カリカリに焼いたベーコン添え・春野菜のリゾット・小柱と有明海の海苔で作った、嬉野茶を練り込んだタリオリーニ・長崎県産アラカブのアクアパッツアまたはありた鶏の自家製ドライトマトとオリーブの煮込み・佐賀県産ほかの苺のミルフィーユ仕立て塩アイスと共に(下の写真)

ひとつひとつのボリュームはかなりのもの、素材も新鮮で素晴らしい。しかし味に関して生意気だが今一歩の感が拭えない、まだまだ模索中といったところだろうか。
人間は過去の記憶を美化するというが、いや、銀座のトレコローネの味はこの程度のレベルでは無かったと断言できる。トレコローネという名前を使うからには・・・と厳しい意見になってしまうのだが、今後の期待を込めて敢えてそう言わせてもらった。
    
このハミルトン宇礼志野にはまた来るだろう、なにしろ会員カードまで作るほど気に入ったんだもの。

つづくよ~