舌は育つ

味について蘊蓄ｗ

ジャンクフードばかり喰ってる奴は実際それが一番美味しく感じるって話

先日そんな調査があって納得したんですが、ジャンクフード好きで育つと「旨み」と「甘み」の区別が出来ない味覚の持ち主になるのが大半なんだと

なので家飯喰ってもジャンクフード並みに味が濃くないと旨く感じない・・・味が濃く甘みがあると「こりゃ美味すぃ」になるわけですｗ

ファミレスの飯が一番美味しいと本当に思うんだそうな

そうなると、例えば魚の刺身なんか絞めてから数日経ってイノシン酸が増える頃合いが一番美味のに（まぁ何でも腐りかけが旨いってことｗ）イケスから出してその場で切ったのをありがたがったりっするようになります

居酒屋最高って人になる　爆

昨今

新鮮さだけを追究＝単なる歯応えだけ

ってことが持て囃されてる原因ってことなんだそうな





おいら何も贅沢な話をしようとしてるわけじゃないっす

味覚は育てられるって話ですな



でもってここまで書いてたら昨日テレビでやってたっていうんだがｗ

以下はテレビじゃなく以前書物で読んだ同じ話し


そのテレビに出てた荻窪にある有名ラーメン店のご主人

「何年ぶりかで来たけど、お宅の味は変わらず美味しいね」

そう客に言われると

「ありがとうございます」

こう答えるものの

「そんなことないよ」

と内心思うそうな



何年も前の味でそのまま作ってたら不味く感じるって事

日々改良を続けないとダメなんだそうな

なるほど～とおいらそれを読んで妙に納得した


よく久しぶりに食べて「あれ？もっと美味しかったよなぁ」と思うときあるでしょ？

あれは不味くなったんじゃなく、あなたの正確無比の舌が育っている証拠
その店は何年も前のレシピのまま作ってるってことです

これはインスタントラーメンでもなんでもそう、日々進化しないと終わっちゃうんです



そもそも

「苦味＝毒」

「酸味＝腐敗」

これは神様が本能でわかるよう備えてくれたもの

なので赤ちゃんや小さい子には苦味酸味は絶対的に不味いわけ

それが経験の積み重ねによって苦味や酸味が美味しく感じるようになるんだね


Ｂ級グルメでも進化する物は美味しいし、どんなに高級と言われる料理店でも日々精進を怠ると終わっちゃうってことだ

もちろんジャンクフードもカップラーメンもまともな物は日々の研究・進化・改良は抜かりない

家人に聞いて初めて知ったが、カップラーメンですら粉汁を液体に変えた高いコンビニ専用グレードを用意し客に選ばせることまでやってる


つまり外食に限らず家飯も、昔のレシピ通りの自画自賛料理は進歩を忘れたジャンクフード以下ってことですｗ


食べ物（命）を頂くんだから日々精進ですな