ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

気負わず、気取らず、ありのまま。
ゆるりと思ったことを書いていってます。
お気に召したらうれしい限り。

池井戸潤 『下町ロケット』 読了

2019年01月13日 07時44分48秒 | 読書
おはようございあます、ジニーです。

人生の中で一番読書したであろう2018年。
2019年の今年も、楽しみながら読書していきたいと思います。

そんな新年一発目の「読了」ですが、じつは昨年末に読み終わってたものです。
なの、2018年12月4冊目ですね。

本当は前回感想を書いた「私が彼を殺した」で年を占めるつもりだったのですが。
思いのほかサクサクと読めまして、時間が余ったので急きょ読み始めたのが
本作です。

昨年ドラマの第二弾が放送されました。
それをずっと見ていたものですから、もう下町ロケットモードになってしまいまして、
思わず読んでしまったのです。

期待を裏切らない池井戸節ですね。
ドラマとはまた違った、文章ならではの心の動きや、臨場感がありました。



研究者の道を挫折し、父親の記者の跡を継いだ佃航平が
モノづくりの魂を愚直に突き進む物語。

これでもかってくらい、意地悪な人が彼の仕事を邪魔してきますが、
心ある人の協力を得て、何よりも彼とその会社の社員が手掛けた確かな技術と
製品でそれらの困難を乗り越えていく。
これがね、たまらんのですわ。
読んでて、めっちゃ感情移入してしまって、佃航平と一緒に
イライラしたり、途方にくれたり、希望に胸湧いたり、
小説というエンターテイメントをフルコースのように味わえます。


ガウディ編、ギアゴースト編、ヤタガラス編と続いていくので、
時間を見てそれらも読んでいきたいと思います。


コメント
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