こんにちは、ジニーです。
1月の2冊目、群ようこさんの「かもめ食堂」。
映画化されていることも知っており、なんとなく気になっていた作品です。
主人公はフィンランドで食堂を経営するサチコ。
日本で料理を学んだ彼女は、日本の外食事情が効果でおしゃれなもの、
テーマがなければ容認してもらえないような状況にあることから、
「日本である必要はないな」とフィンランドで食堂を出すことにしました。
彼女が提供したいのは「ご飯とお味噌汁」といった素朴な料理。
特に、母親を亡くして以降、運動会や遠足といったイベントの時にだけ
父親が握ってくれるおにぎりで感じた愛情には強い思い入れがあり
フィンランドの食堂でも、おにぎりだけはフィンランド文化を迎合することなく
日本の様式をかたくなに守ります。
(もちろんそれ以外に現地素材を使ったメニューもありますが)
そんなフィンランドの食堂を舞台にゆるーく物語が進む本作。
自分の意思で何かを決めるという経験をしないまま40代を迎えた女性が
目を瞑って世界地図に指差しフィンランドに来てみたり。
介護から解放されて、ふいにフィンランドへ来たみた女性が出てきたり。
フィンランドで奇妙な縁で出会った3人の女性が食堂を切り盛りする姿に
なんだか、とてもほっとする感情を覚えました。
読んでいくうちに、なんだかこの食堂への愛着がわいてきて
凄くこの店に行きたくなるんですよね。
のんびりと流れる時間の中で食べる食事は
とてもおいしいのでしょう。
妙にインパクトのある人物が、緩やかなフィンランドの土地で
なんでもない日常をドタバタと彩っていく物語。
ほっと一息つきたいときに、また読みたくなる作品でした。
1月の2冊目、群ようこさんの「かもめ食堂」。
映画化されていることも知っており、なんとなく気になっていた作品です。
主人公はフィンランドで食堂を経営するサチコ。
日本で料理を学んだ彼女は、日本の外食事情が効果でおしゃれなもの、
テーマがなければ容認してもらえないような状況にあることから、
「日本である必要はないな」とフィンランドで食堂を出すことにしました。
彼女が提供したいのは「ご飯とお味噌汁」といった素朴な料理。
特に、母親を亡くして以降、運動会や遠足といったイベントの時にだけ
父親が握ってくれるおにぎりで感じた愛情には強い思い入れがあり
フィンランドの食堂でも、おにぎりだけはフィンランド文化を迎合することなく
日本の様式をかたくなに守ります。
(もちろんそれ以外に現地素材を使ったメニューもありますが)
そんなフィンランドの食堂を舞台にゆるーく物語が進む本作。
自分の意思で何かを決めるという経験をしないまま40代を迎えた女性が
目を瞑って世界地図に指差しフィンランドに来てみたり。
介護から解放されて、ふいにフィンランドへ来たみた女性が出てきたり。
フィンランドで奇妙な縁で出会った3人の女性が食堂を切り盛りする姿に
なんだか、とてもほっとする感情を覚えました。
読んでいくうちに、なんだかこの食堂への愛着がわいてきて
凄くこの店に行きたくなるんですよね。
のんびりと流れる時間の中で食べる食事は
とてもおいしいのでしょう。
妙にインパクトのある人物が、緩やかなフィンランドの土地で
なんでもない日常をドタバタと彩っていく物語。
ほっと一息つきたいときに、また読みたくなる作品でした。