KAZUの雑記帳

足の向くまま 気の向くままに


                   

今年買った本

2009年02月12日 13時56分44秒 | 独り言
平凡社発行 昭和史 1926~1945 半藤一利 ¥1600
       昭和史 戦後編   半藤一利 ¥1800

戦後生まれの人を含む4人を相手に喋った事をテープに取りそれを編集した本だから、たいくつしない 読み進むのが楽しかった

張作霖暗殺の陰謀、満州国の建国の経緯、日中戦争がなぜ避けられなかったか、ノモンハン事件とはいったい何だったのか。
2・26事件の必然性、軍部の専横、当時の大新聞、朝日や毎日新聞は号外発行して戦況を街頭でばらまく。満州事変を境に日本は国民を熱狂に追い込んだ。
昭和天皇が心理的に追い込まれて開戦に同意した過程も興味深い。
敗戦となり、マッカーサーは矢継ぎ早に改革を指示する。
日本政府と司令部との間では様々な駆け引きが行われた。
朝鮮戦争や東京オリンッピク、大阪万博という特需景気により、高度経済成長、戦後40年の経済復興の繁栄と混沌の道を歩んだ昭和の時代も終わる

半藤一利さんは文芸春秋編集長だっただけに、分かりやすいく、戦後教育を受けた者には知らされなかった事を教えてもらった。 各巻500ページ以上の大作 お勧めの本です。



講談社文庫 新 歴史の真実 前野徹 ¥781 2006年発行

戦争には必ず裏が有り、日清、日露、第一次大戦、太平洋戦争を別の角度から見た、解説本ですが面白かったよ~
石原東京都知事が推薦しているから内容は想像付くと思う。
若い人にも読んで貰いたい。