KAZUの雑記帳

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右翼団体 顧問の談話

2012年09月21日 09時26分35秒 | 独り言

右翼団体 一水会 顧問鈴木氏の談話を 抜粋しました。

≪愛国者の資格について、まず、よその国の人も自分の国を愛しているということです。日本人だけが愛国心を持っているわけではないのです。外国人が母国に抱く愛国心を理解し、その上で日本を愛する。自分の国がすべて、日本だけが素晴らしいという考えは、思い上がった自国愛にすぎません。ただの排外主義です。愛国とは程遠いものです。

もう一つ、愛は欠点も失敗も認めて上で愛おしいと思う心だということです。日本はアジア諸国に対し、弁解のしようのない失敗を犯してきた。それを認めずに日本は正しかった、悪いことはしていない、失敗を認めることは反日的だと言いつのり、良いところばかり愛するのは愛国心ではない。心の痛みが伴わない愛国心はフィクションにすぎません。

韓国の李明博大統領が竹島に上陸し、天皇に謝罪を求めました、兄弟が逮捕され、支持率も低い。任期わずかな今、最後は愛国政治家と評価されて終わりたいと願ったのでしょう、日本との関係が冷えれば、韓国にとってもマイナスです。友好的な日韓関係を築き経済的にもより豊かにする方が、よほど愛国的です。

日本でも愛国を訴える政治家が多くいます、尖閣諸島や竹島の問題では、戦争も辞さない勢いで国民を扇動しています。愛国を訴えて、立派な政治家と思われたいのでしょう。あまりに不純、卑劣な態度です。

大局的に国益を考え、中国や韓国をやっつけろと騒ぐ世論を抑えるのが政治家の役割です。国民と一緒になって騒いでどうするのですか。非国民、国賊と呼ばれても、冷静に対処する覚悟がなければ、真の愛国者とは言えません。国民生活を豊かにできない自らの無能を隠すために愛国を利用する卑怯者です。

本来、愛国心とは家族への愛、故郷への愛、その延長上に位置するものです。しかし最近は自分と国家を直接結びつけることが愛国だと考えられているようです。では、売国だ反日だと同胞を暴力的に批判し、弱い者をいじめて家族や地域に嫌われる者が、本当の愛国者でしょうか。多様性、敵対性も含めて抱きしめる心。それが真の愛国だと思います≫

 

この意見が良いか悪いかは各自の判断だが、右翼、右翼と言いながらこの様な愛国論を訴える右翼も居ることを知って欲しかった。