先月の話なのですが、FFFのお仲間でもあるtさんのライダー1号KTMが、練習中にクラッチが滑ってしまったと連絡がありました。
ちょうどその時、私は、直人のKTM&KX65の整備をFFFでしていたので、帰りにこっちに来ればと誘いました。
到着早々クラッチをtさんが、ばらします。
あれ~・・・tさんが、ビックリしたような声で叫びます。
どれどれ・・・以前、リック君のブログでも報告があった、クラッチのお皿の圧入部分が滑っています。
まっあく同じ状態で、これでは走るわけありませんね!
この部品が、ビックリするぐらい高価なもんで当然修理します。
早々にアルゴン溶接で修理に取りかかります。
ちょこちょこっと溶接をして、はい出来上がり!
ベアリングの当たる内側は、熱でクリアランスが狭くなるので、エアーツールに小さいペーパーをセットし、ラスペネを吹きながら削ります。
少し削っては、クリアランスをチェックを数回繰り返し完成です。
正味、30分の作業です。
道具が、そろっているって素晴らしいことですよね!