キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

全日本モトクロス選手権第3戦・その2

2006-04-25 10:57:50 | レース参戦・観戦

1周目をトップで戻ってきた直人、さ~ここから後続をつき離せ~と、思ったら・・・・ストレートでいきなり減速、左の方にハンドルを切ってコースアウトしようとしてます。
すかさず大声で、”何やってんだよ~”と、叫ぶ俺・・声が、聞こえた方も多い事でしょう!
そうです、直人は、スタートのテンパリの影響もあったと思うのですが、1周目は練習走行と勘違いしたんです。
本人の話によると、”左に旗を持ったマーシャルが何人もいたし、バイクが何台か止まっていたんで、そのまま走っちゃいけないと思った”と、言ってました。
ストレートをかっとんで出てくる#33横山君が目に飛び込み、自分の勘違いに気が付き、あわてて1コーナーに突っ込んで行く直人を見て、怒り爆発ですよ!
その後、順調に周回を重ねたのもつかの間、早い状態で、周回遅れが出始めています。
見ている限りでは危なげなくパスしています。
それと、2位を走行している横山君を見ると、かなりの差が付いてます。
時間を確認、まだ、6分ぐらいは残っているので、これは半周以上の差が付くかな~なんて考えてみていると、1コーナーで、スリップダウン!
またもや親爺は、周りの目も気にせず”バカやろ~”
処理が早く、際スタートしますが、横山君との差は明らかに詰まっています。
当然ですが、直人は走りながら後続をちょこちょこと確認しながら走っています。
そ~です・・直人も横山君が、見える範囲に走っていることを確認しているようです。
ここも本人の話、”チックショ~、差がかなり詰まっちゃったな~と思って、横山君が気になった”でした。
自分自身は、スイッチを入れ替えてサイド引き離しにかかったようですが・・・
その後、またまた1コーナーで、周回遅れをパスする際に大きなミスをします。
周回遅れのキッズの前に無理やり進入・・・・当然、入られたキッズはビックリ!
直人のお尻に突っ込みます。
プッシュされた直人は・・・・転倒!当然)
いつもの冷静な判断が出来ていれば、あのようなラインに入るはずがありません。
抜かされたキッズもビックリしたことでしょうが、親として申し訳なく思います。
そこで、またまたまたですか!・・”バカやろ~”・・・叫びま~す!
それまでは、直人に特別指示は出さず、自分の考えで走らせていましたが・・・切れました!
指を横に出し、行け~のサインを出します。
本人、こちらを見てうなずきました。
次の周で、手をたたきます。
またまたうなずいています。
これで、本人も少々落ち着いたようで、周回遅れを順調にパスして、どんどん差を広げていきます。

その後は順調にこなし、1位でチェッカーを受け・・・優勝です。
応援に来てくれた沢山の川越(オフビ・モトビ)のお仲間に本当・・大感謝です。

表彰式ですが、直人は大きなトロフィーと東京ディズニーランドの目録をもらってニコニコです。
Aクラス3位に見事・・ケンケンこと、#7健太君が入りました。
ケンケンは、以前よりこのレースを最後に50引退?・・・みたいな話をしていたので、私は、良い結果で終わって欲しいと影ながら応援していました。
直人の優勝より、ケンケンと一緒に最終戦の切符を手に入れられた事の方が、数倍嬉しい出来事です。

前にもこのブログで書きましたが、この世界に直人が足を踏み入れたきっかけは、ケンケンと秋が瀬での出会いが本当に大きい影響を与えたわけで、その2人で、50クラス今年最後の、花を飾れたことは、涙ものです。
仲間って最高の財産ですよね。
親としてこの2人並んだ写真を見ていると考え深い物があります。

その後、ケンケン・直人は、当然でしょうが、ジュビロ出原さんのところに報告に行きます。
ところが出原さんは、ジュビロのサイン会の真っ最中!
直ぐにでも報告したい直人・・・ステージの前で、トロフィーを見せています。
出原さんも嬉しそうに笑顔で答えてくれてます。

サイン会とかを見ていると、出原さんは改めてスターなんだな~なんて思っちゃいました。
いつもきさくに話してくれ、優しい笑顔を振りまいてくれる出原さん。
最高です。
それにジュビロのスタッフの方々も親切で気さくな方ばかりで、毎度申し訳ありません・・って感じです。
今回は、成田さんもピンピンで、おめでとうございます。
直人はその後、気が付くと私の前を成田さんと手をつないで話しながら歩いているし!・・記念にパチリと一枚写真を撮らせてもらっちゃいました。

ま~今回も直人は、何か有ればジュビロに行って、出原さんと話をしていたようです。

続く・・・・