緊急事態宣言がやはり延長になりました
ある程度予想はしていましたが、今の生活がもう少し続く事になりそうですね
来月に解除されることになっても今までの生活が完全に戻るわけではないので、お仕事の方法も工夫をしなければ・・・
感染状況が落ち着くまでは仕事も慎重に進めていこうと考えています
コロナ流行下でのお仕事についての注意事項をまとめていますが、かなり細かい内容になりそうです
さて、今回の内容はちょっぴり地味な縁の下の力持ち
「コーリンベルト」
着付け道具の1つですが、大昔にはなかった一品です
和装小物屋のコーリンという会社さんが作ったベルトで今では、殆どのレンタル着物にもついてくる優れものです
コーリンベルトは長襦袢の襟合わせに使う事もあるようですが、私自身は着物部分にだけに使用しています
自分の体に対して長襦袢の幅が合わない時などは、コーリンベルトを使用することで襟が開くことを防ぐことができますね
着物に使うメリットは・・・
重ね襟や比翼がずれるのを防ぐ
着物の襟が浮くのを防ぐ
おはしょりが重なるのを防ぐ
もちろん、コーリンベルトを使用しなくても、着付けは問題なくできますよ(「着物 襟合わせ編」 参照)
ただ、ポイントを押さえながらコーリンベルトを使用する事で、より安定した着付けを行うことができるんです
さて、コーリンベルトの使用方法は何となくわかっている方は多いと思いますが、上手に使用することでさらに効果が出ますよ
一方で間違った使い方をすると、かえって仕上がりが悪くなる事もありますので、是非参考にしてくださいね
コーリンベルトには使用する順番があります
調整機能の無い方を最初に留めて、調整機能のある方を最後に留めます
その順番で留めないとベルトの長さを直したい時に、調整部分が着物の中に入ってしまって修正がしずらくなってしまいます
留める順番は守ったほうが良いですね
きつくし過ぎない
ベルトがきついと時間の経過と共に、ベルトに引っ張られた着物がかぶさってきてしまい襟が詰まってしまいます
やや「緩い?」位の長さで留めるのが〇
ベルトの長さは体の幅の1.5倍位の長さが目安になります
留める位置は伊達締めの下線から.3分の1くらいまでの位置
位置が高いと肋骨や胸にあたって痛くなる原因になります
伊達締めの上にのせることで体に当たることを防いでくれます。
また、高すぎると帯から出てしまったり、帯揚げを入れる時に邪魔になるので注意しましょう
金具を水平に留める
金具が傾いていると、変な方向に引っ張られてしまいます
より安定した効果を出す為に平行に留めましょう
左右の金具は同じ高さ
左右の高さがずれていると襟が曲がってしまう原因になります
半襟が左右同じになるためには、金具の位置は同じ高さにしましょう
コーリンベㇽトを利用しておはしょりを綺麗にする
下前のおはしょりを折り上げて、コーリンベルトの金具で抑えましょう
そのまま下前のおはしょりをはさみながら、コーリンベルトを後ろに回して上前のおはしょりだけ残るようにします。
下前は右脇に向かって斜めに折っておくと、おはしょりはスッキリ、右脇で前と後ろのおはしょりがうまく合体できます
胸紐はコーリンベルトのすぐ上で結ぶ
コーリンベルトと胸紐の距離が近いと、コーリンベルトが固定され襟が浮くのを防いでくれます
距離が遠いと、その部分が動いて襟が浮く原因となってしまいます
襟が浮いた時に修正できる
襟が浮いたときに左右の金具を下に押してあげると、襟元がすっきりします
重ね襟や比翼を抑える
コーリンベルトの金具で留める事で飛び出したりズレたりすることを防ぐ事ができます
重ね襟や比翼を着物よりちょっとだけ強めに引いてから金具を止めると、緩みにくくなりますよ
何となく使用しているコーリンベルトですが、是非より効果的な使い方をしてみてくださいね
次は ~帯 前編~ の予定です
花*小紋のインスタグラムは → こちら
素敵なお着物姿がいっぱいです
ある程度予想はしていましたが、今の生活がもう少し続く事になりそうですね
来月に解除されることになっても今までの生活が完全に戻るわけではないので、お仕事の方法も工夫をしなければ・・・
感染状況が落ち着くまでは仕事も慎重に進めていこうと考えています
コロナ流行下でのお仕事についての注意事項をまとめていますが、かなり細かい内容になりそうです
さて、今回の内容はちょっぴり地味な縁の下の力持ち
「コーリンベルト」
着付け道具の1つですが、大昔にはなかった一品です
和装小物屋のコーリンという会社さんが作ったベルトで今では、殆どのレンタル着物にもついてくる優れものです
コーリンベルトは長襦袢の襟合わせに使う事もあるようですが、私自身は着物部分にだけに使用しています
自分の体に対して長襦袢の幅が合わない時などは、コーリンベルトを使用することで襟が開くことを防ぐことができますね
着物に使うメリットは・・・
重ね襟や比翼がずれるのを防ぐ
着物の襟が浮くのを防ぐ
おはしょりが重なるのを防ぐ
もちろん、コーリンベルトを使用しなくても、着付けは問題なくできますよ(「着物 襟合わせ編」 参照)
ただ、ポイントを押さえながらコーリンベルトを使用する事で、より安定した着付けを行うことができるんです
さて、コーリンベルトの使用方法は何となくわかっている方は多いと思いますが、上手に使用することでさらに効果が出ますよ
一方で間違った使い方をすると、かえって仕上がりが悪くなる事もありますので、是非参考にしてくださいね
コーリンベルトには使用する順番があります
調整機能の無い方を最初に留めて、調整機能のある方を最後に留めます
その順番で留めないとベルトの長さを直したい時に、調整部分が着物の中に入ってしまって修正がしずらくなってしまいます
留める順番は守ったほうが良いですね
きつくし過ぎない
ベルトがきついと時間の経過と共に、ベルトに引っ張られた着物がかぶさってきてしまい襟が詰まってしまいます
やや「緩い?」位の長さで留めるのが〇
ベルトの長さは体の幅の1.5倍位の長さが目安になります
留める位置は伊達締めの下線から.3分の1くらいまでの位置
位置が高いと肋骨や胸にあたって痛くなる原因になります
伊達締めの上にのせることで体に当たることを防いでくれます。
また、高すぎると帯から出てしまったり、帯揚げを入れる時に邪魔になるので注意しましょう
金具を水平に留める
金具が傾いていると、変な方向に引っ張られてしまいます
より安定した効果を出す為に平行に留めましょう
左右の金具は同じ高さ
左右の高さがずれていると襟が曲がってしまう原因になります
半襟が左右同じになるためには、金具の位置は同じ高さにしましょう
コーリンベㇽトを利用しておはしょりを綺麗にする
下前のおはしょりを折り上げて、コーリンベルトの金具で抑えましょう
そのまま下前のおはしょりをはさみながら、コーリンベルトを後ろに回して上前のおはしょりだけ残るようにします。
下前は右脇に向かって斜めに折っておくと、おはしょりはスッキリ、右脇で前と後ろのおはしょりがうまく合体できます
胸紐はコーリンベルトのすぐ上で結ぶ
コーリンベルトと胸紐の距離が近いと、コーリンベルトが固定され襟が浮くのを防いでくれます
距離が遠いと、その部分が動いて襟が浮く原因となってしまいます
襟が浮いた時に修正できる
襟が浮いたときに左右の金具を下に押してあげると、襟元がすっきりします
重ね襟や比翼を抑える
コーリンベルトの金具で留める事で飛び出したりズレたりすることを防ぐ事ができます
重ね襟や比翼を着物よりちょっとだけ強めに引いてから金具を止めると、緩みにくくなりますよ
何となく使用しているコーリンベルトですが、是非より効果的な使い方をしてみてくださいね
次は ~帯 前編~ の予定です
花*小紋のインスタグラムは → こちら
素敵なお着物姿がいっぱいです
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます