廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
左下のお好きなカテゴリー(1~16)毎にどうぞ!

西日本新聞の朝刊に《空》廣海充南子日常曼荼羅展が掲載されました!

2019-05-18 19:03:25 | 3.05~24年の企画展告知&展示
昨日5月17日(金)から開催致しました《空》廣海充南子日常曼荼羅展が

本日5月18日(土)の西日本新聞に掲載されました!




ご本人のメッセージです。

今回の【空】は、
遥か昔からの縁や経験、未来への可能性を感じ、過去、未来、そして【今、ここ】
いかに今、この一瞬を生きるか
いかに今、この一瞬すべてに向き合うか
今回の展覧会では、新作の五元素の曼荼羅
【地、水、火、風、空】を含め、原画を27点、
新作のシルクスクリーン、カラーの曼荼羅の作品で偏光パールのインクを使用した作品となり、
オーロラに光るプリントの曼荼羅を見て頂けます
4m×4mの大曼荼羅の中で座ったり寝たりできる体感型曼荼羅の展示もあり、
ゆっくり自然の中で曼荼羅の世界観を味わって頂けます
総作品数60点となります。
そして今回は公開制作にて曼荼羅の制作場面を見て頂けます。
ぜひいらしてください! 
                       -廣海充南子-



展示会場は6教室。


時間を忘れ、ゆっくりと流れる黒川の自然のなかで

心を開放し、曼荼羅の世界へ宇宙へとあなたを誘う。


作家ご本人は明日5月19日(日) 22日(水)~26日(日)まで在廊予定です。

是非、この機会に公開制作風景もご覧になれます!

必見ですよ☆

皆様のお越しを待ち致しております。

風の旅人の編集長の佐伯剛さんのメッセージです。



最後になりますが

このご縁を繋いで頂いた「 鈴 鹿 芳 康 」氏に感謝申し上げます。



【空】廣海充南子 日常曼荼羅

【共星の里美術館 黒川inn museum】

〒838-0072 福岡県朝倉市黒川1546-1

【会期】5月17日〜7月15日

【開館時間】AM11時〜PM17時

【休館日】月曜日、火曜日

【入館料】
大人500円
小中学生300円
飲み物付き(コーヒーorジュース)
幼児無料



次回企画展「廣海充南子日常曼荼羅」開催のお知らせ

2019-05-13 00:55:03 | 3.05~24年の企画展告知&展示
次回企画展のお知らせです。

「廣海充南子日常曼荼羅」展を

2019年5月17日(金)→7月15日(月・祝)開催致します。




髪の毛より細いペンにてフリーハンドで描く廣海充南子の曼荼羅の世界。

アニミズムを連想するような細密画

過去・現在・未来といざない そして空へと

独自の世界観が底知れに広がります。

作家在廊時に曼荼羅の公開制作を行います。

作家ご本人の在廊日はあらためてお知らせ致します。

ぜひ、この機会にお越し下さい。

尚、5月15日→16日は搬入の為、企画展はお休みさせて頂きます。

5月17日からスタートする「廣海充南子日常曼荼羅」展をどうぞお楽しみ下さい。

虫眼鏡🔍拡大鏡持参されて、

新緑漂う自然と共にゆっくりとご覧頂きたい思いです。

そこには宇宙が拡がっております。


ー夢を見たー13Dream Drawings ジョナサン・ボロフスキーの展覧会は終了致しました。

2019-05-12 21:40:51 | ETSUKOの部屋
2019年3月6日から開催致しました「ジョナサン・ボロフスキーの-夢を見た-13Dream Drawing」の展覧会は

好評のうちに本日5月12日をもちまして無事に終了致しました。


今回、たくさんの方々が遠路はるばるわざわざお越し頂きまして本当にありがとうございました。








ご家族で


はたまた新しいご家族が増え


そして外国からと


本当にわざわざこの共星の里を目指して近くから遠くから、

フランス・そしてイスラエルからまた中語・韓国・アメリカからレンタカーを借りてお越し頂きました。

先の災害で復旧工事の真っ只中、道路事情が悪い中にホントにありがたい思いでいっぱいです。

季節は春から



始まり、新緑の薫る季節までと季節の生命力と共に大きくボロフスキーの世界が広がりました。

















会期中、約700年続いている英彦山の1代から14代の歴代座主の慰霊祭が行われ、

共星の里が直会の会場になり、

多くの地域の方々をはじめ、英彦山の宮司さまと氏子さんたちにも

ボロフスキーをご観覧頂き、



宗教とアート、ジャンルは違っても

通じるところはおなじで



森羅万象のなかに生かされるもの

見えない世界と見える世界。

人と自然とアートのなかに魂の繋がりを感じる機会を与えてもらえました。

ちょっと回帰するようですが、

私がこの黒川小学校へ通っているころは遠足はすべて登山。

それも獣道を通り、山岳修験の方々が登った道を歩く。



これは一年生のころに近くの鳥屋山に登った時。確か、6年生が1年生の手を取り先導しての記憶がある。

米山・秋葉山・麻底良山 など、今から思えば、いにしえをたどり自分らの身長より高い草をかき分け、かき分け




やっとたどり着いて頂上から見下ろして見た佐賀平野のお黄金に広がる景色は、今でもしっかりと目に焼き付いている。



その時の山の上でのスナップ。30代で亡くなられた内野先生、黒川小学校2年生の時の担任で初めての生徒が私たちだった。

山を登るときに先生方と声を掛け合い登ったのが、「六根清浄」(山参りの修行者や寒参りの人などが、六根のけがれをはらい清めるために唱える文句。)

当時は、意味などは全然わからないけどみんなで一緒に声を掛け合って登っていた記憶は鮮明だ。

今回のボロフスキーの展覧会にあたり、

INDEX GALLERY代表 岩野正英さんには特別にキュレイションをして頂き大変お世話になりましたが

ご本人が解説してある夢についての一説。

夢は精神の自然治癒の役割があるように、精神世界の所産であり、神霊界へとつながる扉です。

睡眠時の夢見と自分を見つめ直す瞑想により、私たちの意識下にあるほんとうのじぶんという<真我>にめざめることが先ずは大切です。

その先に<言葉を持つ自由>、<信じることの自由>、<欠乏からの自由>、<、恐怖からの自由>という4つの自由を得ることができれば、

私たちの意識は超意識となります。

そしてボロフスキーのいう"ONENESS"に気付き、もとは<一つ>であることが解ります。

そこでは、全ての存在が、独創的な創造力によって誕生している無限の愛につつまれているのです。

私たちの魂=宇宙的実体が<一つ>であるということ-その<実体>実体が夢なのです。

とありますが、


私は4つの自由を得るとは…。神道にある【六根清浄】 のことを指していると思いました。

欲や迷いを断ち切って、心身が清らかになること。▽「六根」は私欲や煩悩、迷いを引き起こす目・耳・鼻・舌・身・意の六つの器官をいう。「清浄」は煩悩や私欲から遠ざかり、清らかで汚れがない境地。略して「六根浄」ともいう。
すべての迷いから醒めて、心身が清らかになること。また、山参りの修行者や寒参りの人などが、六根のけがれをはらい清めるために唱える文句。
六根清浄という大祓詞。ご存じでない方はぜひご覧ください。



それをわかりやすく紐解くと

ボロフスキーは

生きていることが素晴らしい!とシンプルに伝えてくれております。







13のドローイング。

最後のメッセージ。


会期中に来館された皆さんのメッセージはボロフスキーご本人にお届けいたします。








六根清浄!この言葉が元となって「どっこいしょ」という掛け声がうまれたという説があります。山参りに掛け声として叫ばれていた

「六根清浄」から派生していったというのです。また、この言葉と山に登る修験者はユダヤ教と関わっているという説もあります。

「どっこいしょ」がヘブライ語で「神を呼び求める、神の助けを求める」言葉に近いということや、修験者の服装がユダヤ教徒の服装と

似ているというところからきた話のようです。

今回13のドローイングに合わせ13人のユダヤ人の方々がこの英彦山の座主の黒川にお越しいただけたのも何か見えないところで繋

がっているのかも…。とふと頭をよぎりました。

今回、本当に沢山の方々とご縁を頂き

ご来館頂きまして本当にありがとうございました。

アートの力を信じ

どっこいしょ!!で復旧・復興を目指しかんばって参ります!






共星の里が5月7日(火)NHK福岡放送ニュース番組 「ロクいち!」にてON AIR!

2019-05-05 23:01:56 | 1.「共星の里」って?
10連休も明日で終わり、どのようにお過ごしなされましたでしょうか?

災害の復旧工事のなかですが、ありがたいことに連休中もたくさんのお客様がお越し頂けております。

お知らせ致します!

共星の里が5月7日(火)NHK福岡放送ニュース番組

「ロクいち!」にてON AIR!

▽九州北部豪雨で被災した朝倉市の現代アートの美術館の今をリポートで伝えると題し、取材を受けております。

お時間のある方はぜひご覧ください。

2019年5月7日(火) 午後6:10~7時の間

NHK福岡放送局 ニュース番組 ロクいち!

又、振替休館のお知らせです。

明日5月6日は開館致します。

尚、7日と8日は振替休館とさせていただきます。

みなさま、お間違えのないようによろしくお願い致します。


黒川院歴代座主慰霊祭が斎行されました。

2019-04-28 20:24:36 | 9.山里の四季・風土
薫風緑樹をわたる好日となる4月27日。

黒川院歴代座主慰霊祭が英彦山神宮より宮司高千穂様をはじめ、

神官の皆様がお越し頂き

地域の代表の皆さんで構成された黒川協議会を中心に、

小中学校の校長先生をはじめ、たくさんの参列を賜り、

皆さんと共に共星の里の代表の尾藤と柳が参列し、




まだまだ復旧、復興中の続く黒川ですが、




脈々と続く黒川院の1代から14代のの歴代座主の慰霊祭を厳正に粛々と

藤の花が見事に咲き、薫風が吹く中で

今年もつつがなく斎行されました。



その後、

直会の会場となる共星の里へお越し頂けました。

昨日から仕込みを手伝ってくれた、よしえちゃんや、智子ちゃん。

わざわざ「手伝うよ☆」とお電話を頂き、

早朝からのお手伝いを頂いた皆さんのお陰で



スタンバイOK!おかげ様で70人分のお料理が完成致しました。






英彦山神宮さまより上がったお神酒を、集まった皆さんで「頂きます」とご発声があり、

神事の後、神前にささげた神酒を頂き






直会とは

一般には、神事終了後の宴会(打ち上げ)とされるが、本来は神事を構成する行事の一つである。神霊が召し上がったものを頂くことにより、神霊との結びつきを強くし、神霊の力を分けてもらい、その加護を期待する。本居宣長は斎戒を解くこと(解斎)の意としたが、古くからの祭式では祭典の前儀や本儀で行われる例もあり、解斎のみを意味すると解するのは誤りである
神社から餅などを頂く場合にいう直らうも似た意味の言葉である。
神社本庁が定める「神社祭式」では、どの祭式・祭祀でも必ず直会を行うとし、その具体的な作法も定めている。なお祭祀によっては故実による独自の作法が伝わっているものもあり、この場合はそれに従うものとされている。
季節の野菜・魚介類などが神饌として供えられた場合は、それらを調理した物が出される場合が多い。このため、神社によっては直会での料理は郷土料理と同一の場合がある。

宗教行事において,神前にささげた食物や神酒を行事に参加した者どうしで共同飲食をして,神人共食をすることにより,神とのコミュニケーションをはかることも,原始宗教ではよくおこなわれた。日本の祭りにおける直会(なおらい)ともある。





料理の説明をして欲しいと急に言われた私ですが、

皆様の前で、歴代座主の慰霊祭に際し、この地で生まれ、育った私が、直会を母校であるこの旧黒川小学校で

しかも担当させて頂くことのありがたさを噛みしめ、

廃校になっても、災害にあっても、ここで皆さんと共におまつりができることの縁を大切に

山の幸、海の幸のめぐみをいただき、

弥栄えを祈り、

心を込めて作らせて頂きましたとご挨拶致しました。





皆さん、ほっとしたお顔で





久しぶりに地域の方々の笑みがこの旧講堂に戻り、新しい顔ぶれもうれしいことにありました。







英彦山神宮の宮司高千穂さまご一行さまもご満悦で、本当にうれしいひと時でした。


この日は美術館も参列者の方々には無料開放で見学して頂き、

ジョナサン・ボロフスキーの展覧会をご覧いただき、




ジョナサン・ボロフスキーの作詞・作曲・歌唱の歌詞カードを皆様にお渡し致しました。





   生きていることが素晴らしい(日本語訳)


  勝つ者がいれば、負ける者もいる
    いつの時代も同じだ
途中で真っ二つに分かれる。これが人生の謎の一つだ
 緊張感は、時にたえられなくなることがある

半分の人々は幸せで、半分の人々は哀しんでいる
半分の人々は善良で、半分の人々は堕落している

   鼓動は高鳴り、そして落ちていく
    潮は満ち、そして引いてゆく
   何が答えなんだ。何が肝心なんだ。
   最善に生きるための、人生の疑問だ

   意識によると、すべては一つだという
  そして、これが、今、始まったと感じている

    良いとか悪いとかを超えて
    勝つとか負けるとかを超えて
     弱さとか強さとかを超えて
  粗野だとか洗練されているとかを超えて

     生きていることが素晴らしい
     生きていることが素晴らしい
     生きていることが素晴らしい

    生きていことは、なんと素晴らしい






このジョナサン・ボロフスキーのメッセージ、

   帰り際に

It's Amazing to be Alive !!と大きなお声でお車からお声を頂き
 
   感動致しました。



  宗教をも、アートも超えて、見える世界

  シンプルに

  生きていることが素晴らしい!!




先の災害で実家をなくされ、大切な思い出が残る帰る家も無い。

また、立ち入り禁止区域に指定され、戻るに戻れない。

まして、この地を災害前に去って、お墓参りもご先祖さまとの再会もままならなくなってしまった…。

当たり前の日常が無くなった時ほど、何気ない日常の大切さがわかるものだ。

地域にとって、「生活文化・風土」これこそが一番のそこに流れる魂の源。

日々の祭り行事が行われ、自分たちの生まれ育った黒川の地場のエネルギーを

受け継ぎ、また伝えることの大切さは、ここに生きる者としての使命ともいえるし

少しでもその役割ができればありがたいと私はおもう。

そしてここを訪れる方々が、この黒川を好きになってもらえ、

ここに来ると何故か元気になるし、ホッとすると言ってもらえように。

この今、今を心に留め、アートの力を復興のエネルギーかえて

この共星の里にあかりを灯し続け、頑張って行こうと思える機会をまたひとつ与えてもらいました。

ありがたい思いでいっぱいです。



最後になりましたが、皆さんのお陰でお受けした直会を無事に終えることができました。

全ての関係者の方々、ボランティアの皆さんに心から御礼申し上げます。


ありがとうございました。

          
          合掌











明日の営業についてのお知らせ

2019-04-26 19:48:20 | 9.山里の四季・風土
明日、黒川院歴代座主慰霊祭が開催されます。
共星の里では、地元の方々と慰霊祭を執り行う
英彦山神宮の宮司様、氏子様との直会(なおらい)がありますので、
11時より旧講堂のレストランが貸切になります。

なお、美術館に入館されたお客様へのドリンクサービスは、
館内別の場所にて行いますので、GW初日遊びにいらして下さいね!
ジョナサン・ボロフスキー展開催中です!!


去年の慰霊祭の様子です↓

KAZUNOBU YANAGI & YUJI SHINOMIYA EXHIBITION ライブペインペインティングのお知らせ☆

2019-04-06 18:07:04 | 6.KAZUさんの部屋
春爛漫の季節、皆様いかがお過ごしでしょうか?

朝倉・うきは本当に桜の名誉が多いですよね。

お天気も良くお出かけ日和です。

例年なら共星の里も卒業生の記念樹の桜で校庭が満開なころですが、

先の災害で悲しい出来事ですが、校庭のほとんどの樹木は残念ながらすべて枯れてしまいました。

そんな中に共星の里のシンボル大銀杏の樹。その横の老木の桜が

一本残って、なんと嬉しい事に災害に負け時と元気いっぱい!!



ひときわ美しく咲き誇っております。


 
今日は桜の花吹雪。ひらひらと舞い降りて、館内にも花びらが舞っておりました。

さて、そんな中にこちらも元気いっぱいのお二人。

柳センセーこと 美術家 柳和暢氏と



お世話になっているシノさんこと 写真家 四宮佑次氏の



展覧会が直方谷尾美術館にて只今開催中です。


会場はエネルギーに満ち溢れております。




「陰」「陽」。「静」と「動」。「光」と「影」の中に見える宇宙

繋がり、ONENESS…。





素晴らしい会場のエネルギーがほとばしり、そして静かに光をさしております。

6月23日までとなっておりますので、ぜひ会場にお出かけくださいね。

そして、そして明日は生のライブが行われます!!

明日4月7日。オープニングイベントとして

柳和暢氏のライブペインティングが開催されます。

会場にも彼が1970年代から名声を確立した そのライブペインティングの作品が展示されております。

明日の会場にスタンバイされたこの壁面に、どのようなライブペインティングがおこなわれるでしょうか?





乞うご期待です!





演奏はギターリストの「山野修作氏」が即興演奏で柳センセーとコラボレイション致します。


音が絵になり、絵が音になる 今、ここに生きていることを

皆さんと一緒に味わいましょう!!

皆様のお越しを心よりお待ち致しております。


ライブイベント

場 所 :直方谷尾美術館 〒822-0017直方市殿町10-35
      TEL0949-22-0038
日 時 :4月7日(日)14時~
参加費 :1000円(入館料別途必要)
              




-夢をみた-13Dream Drawings Jonathan Borofsky ジョナサン・ボロフスキー

2019-03-06 22:04:54 | 3.05~24年の企画展告知&展示
2019年3月、

あちらこちらに春の息吹を感じる季節となりました。

今年で開館20周年を迎える共星の里黒川INN美術館は、INDEX GALLERY 岩野正英氏をゲストキュレーターに迎え、

The Origin of Freedom and Now

最初の自由(回帰)と「今」

exhibition3

期間*2019年3月6日(水)~5月12日(日)

ー夢を見たー
13Dream Drawings 

Jonathan Borofsky ジョナサン・ボロフスキー展の開催で幕が上がります。






「この宇宙は物質的現実だけで出来ている」という量的思考に、人類は囚われ続けてきました。
その思考形態は、意志(行為)と認識(理解)との分離に起因する対比=二元論なものです。あれやこれやと考え、<善と悪>
などの物差しをいくつもあてはめては存在領域を狭めていき、結果として自由を失っている<個体>的な観念なのです。
その結果<自我>という個の領域にマインドを支配されいるのが現代です。


近代以降現代まで、人類の共通課題は一貫して<自我の救済>であり、ボロフスキーもアートの世界でこのテーマーを担ってきたパイオニアです。「ハンマリングマン」、「ランニングマン」など彼が創り出したアートの主役たちが、これを物語っています。


この時代閉塞状態から脱却する為には、物質的=量的思考ではな<創造的ファンタジー(夢想)の復活>が、今もっとも求められています。ボロフスキーは以前から、そのことに気付いており、「自らが見た夢」を表現する行為を実践し、これが彼の創作活動の源泉のひとつになっています。


今回、ボロフスキーの<夢を見た>の13のドローイングの展覧会を開催します。

あわせて、<赤いルビー>と<4GODS>も展示します。


夢は精神の自然治癒の役割があるように、精神世界の所産であり、神霊界へとつながる扉です。睡眠時のに夢見と自分を見つめ直す瞑想により、私たちの意識下にある本当の自分という<真我>に目覚めることが先ずは大切です。その先に<言葉をもつ自由>、<信じることの自由>、<欠乏からの自由>、<恐怖からの自由>という4つの自由を得ることができれば、私たちの意識は超意識になります。

そして、ボロフスキーのいう"Oneness"に気付き、もともとは<一つ>であることが解ります。
そこでは、全ての存在が、独創的な創造力によって誕生している無限の愛につつまれています。


私たちの魂=宇宙的実体が<一つ>であるということ-その<実体>が夢なのです。

INDEX GALLERY 岩野正英




今回、お越し頂いた皆様に(限定100名さま)に会期中(ボロフスキー作詞、作曲 歌唱・演奏・録音)会場で流している

『Amazing to be Alive』のボロフスキー自身のサイン入りの歌詞カードを本人の希望によりなんと実現!!

皆さまに差し上げます。







是非、この機会にジョナサンボロフスキーの宇宙に触れて、対話してみてください。

皆さまのお越しをお待ち致しております。

最後になりますが、

今回の展覧会にあたり、INDEX GALLERY 岩野正英さまにはご尽力を頂き心より御礼申し上げます。

柳センセーラップに挑戦!

2019-02-07 23:29:19 | 6.KAZUさんの部屋
2019年もあっとゆう間に旧正月も終わり、

冬期休館中の共星の里は団体のお客様の受け入れも一段落したため、

新たに新企画展の準備のため、急ピッチで会場の撤収し、

3月のオープンに向かって始動開始です。

そんな中、何と柳センセーは2019年1月18日に「シニアラップ」に挑戦致しました!!



その公開収録の様子はFBS福岡放送『頑張るキミに花束を!』の番組にて

2月15日(金)と3月1日(金)夜7時~8時にON AIRされます。

是非、番組をお楽しみにご覧下さい♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦

新年明けましておめでとうございます。

2019-01-07 22:40:29 | 1.「共星の里」って?
新年明けましておめでとうございます。

昨年は色々とお世話になりありがとうございました。

共星の里はお陰様で今年で20周年を迎えます。

新たなる揺るぎない信念を持って、初心を忘れず

この黒川を愛し『人と自然とアートの融合』を核に

深化し、創造して参ります。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

                共星の里スタッフ一同

只今、冬期休館中です。

2018-12-15 00:39:59 | 1.「共星の里」って?
共星の里は只今、冬期休館に入りました。

今年は、忙しい日々が続き、ブログも更新が止まってしまいまして

申し訳なく思っております。

猫の手も借りたいほどの忙しい一年でした。

あまりに沢山のことがありすぎて、これは個人的ですが、

次から次と追い立てられるような激動な日々でした。

秋にはくろがわの歴史をアートで紐解く、「くろがわヒストリアート」のシンポジウムとワークショップを開催致しました。

お陰様で多くの方の参加を頂き、とっても真剣で意味のある内容となりました。

おいおいそのことは報告させていただきます。

さて、共星の里は来年は20周年を迎えます。

ここまで、活動が続いたのは、本当に奇跡としか言いようがりません。

只々、多くの方々の助けがあったからこそだと、あらためて思っております。

ご縁を頂いた皆様に心から御礼を申し上げます。

来年は2019年3月6日から新たな企画をもってオープン致します。

どうぞ、今後共々よろしくお願い致します。

共星の里 スタッフ一同



10月7日のワークショップは台風のため中止させて頂きます。

2018-10-05 17:31:17 | 4.05~24年のイベント 告知&報告
[ お知らせ致します。]

10月7日に予定してました『くろがわヒストリアートのワークショップ』は
台風のため、中止とせて頂き、11月4日(祝日)に延期致します。

尚、10月8日の『くろがわヒストリアートシンポジウム』は予定通り開催致します❗

ご参加頂く皆さま、ご迷惑をお掛け致しますが

どうぞお間違えが無いようによろしくお願いします。

どなた様も、台風災害のないことをお祈り申し上げます。

芸術の秋!10月7日ワークショップ開催致します!(参加費無料)

2018-09-23 15:37:09 | 1.「共星の里」って?
芸術の秋ですね!

共星の里では10月7日~8日に黒川の歴史・風土に着目し「くろがわヒストリアート」と題し

シンポジウム展示会・ワークショップを企画してます。

10月7日は3つのワークショップを開催致します。

只今、共星の里にて「風 曼荼羅」展覧会開催中の作家 鈴鹿芳康氏を講師に迎えての

《い》ピンホールカメラのワークショップです。





《ろ》ロックキャンドルワークショップ



昨年の豪雨で松尾川が氾濫し9万年前とも120万年前ともいわれる赤いピンクの石が突如と出現。

地元でも珍しく、古代の火山活動によるものと思われる。

その松尾川の上流には岩屋権現さまがあり、この巨石もピンク色であり、古権現と呼ばれています。


古紀録によると、

祭神は天忍穂耳尊(アメノホシホミミ)、伊弉諾命(イザナミノミコト) 伊弉冊命(イザナギノミコト)。

苔むした岩で昨年の災害で共星の里に流れ着いたあのピンクの巨石がご神体である。



水に起こされ永い眠りから覚めて、共星の里の校庭に幾つもやってきた



黒川を散策し、自然の神秘が詰まった鉱物を使ってキャンドルを作ってみよう!


《は》災害流木アートワークショップ

現代彫刻家八尋晋氏を講師に迎え、黒川地区に伝わっていた鷽替えのお祭りの鳥の人形を八尋氏がアレンジし思い思いに作ります。

共星の里に常設展で展示している数々の八尋晋氏作品



まだまだ、参加者を募集中です☆彡



ワークショップは参加費は無料です。(事前予約必要)

開催日 10月7日(日)10:00~15:00

詳しくはTEL0946-29-0590

共星の里まで。 

是非この機会にくろがわへお越し下さい。

WIND MANDALA 風 曼荼羅 鈴鹿芳康写真造形作家展 開催中!

2018-09-15 21:35:23 | 3.05~24年の企画展告知&展示
虫の音に秋を感じるころとなりました。

皆さんはいかがお過ごしですか?


昨年の豪雨で心配していた銀木犀は、お蔭様で香り豊かに秋風に乗って

甘~い香りいっぱいに共星の里を包んでくれております。

秋本番です。芸術の秋の第一弾は

鈴鹿芳康氏の 「WIND MANDALA 風 曼荼羅」




鈴鹿氏は昭和63年よりピンホールカメラの撮影をはじめる。

1988年から旅をし、日本列島の海岸沿いをすべて回り、さらに海外の海、そして世界の聖地とそこに上がる太陽を撮影。

行く方向は易学で行く方向を決め偶然性を重視して行動し、

長時間露光で撮影するピンホールカメラは、自分がコントロール出来ない。

太陽を待っていても撮れる時もあれば、撮れないこともある偶然性が大きい。

撮影で出会う風景や人は偶然であるように見えて必然へと次第に変わって行くが

写真は撮るものではなく与えられものだと認識が強くなっていった

そして、その撮影の間に海岸に漂着した足下のさまざまなゴミに地球の循環を感得し採集して来たと鈴鹿氏は言う。

制作のテーマーは「循環、共生、平安」である。



ピンホールカメラの撮影の間に海岸線に打ち寄せられた漂流されたモノを集めてのインスタレーション作品

今回、

昨年の九州北部豪雨災害により姿を現し共星の里に流れ着いた巨大なピンクの石。

この桃色石を被写体に撮って頂いた鈴鹿氏の新作の他、ピンホールカメラの原理を体験できる暗室コーナーもあります。

また、10月7日には鈴鹿氏によるワークショップも開催致します。



日時:10月7日10:00~15:00 

詳しくはTEL0946-29-0590まで。

是非この機会に、お遊びにお越し下さい。


鈴鹿芳康 yoshiyasu suzuka

1947年生まれ

多摩美術大学油絵科で学ぶ


1975年 フルブライト研究員奨学金を得て、
サンフランシスコ・アート・インスティチュート写真学科に留学し、アートとしての写真を学ぶ。

1969年︎日本版画協会展 協会賞︎国際青年美術家展 日本文化フォーラム賞

1978年︎世界クラフト会議〔京都〕W・C・C展
特別賞と京都デザイン協議会賞

1989年︎京都芸術新人賞

1997年︎今立現代美術紙展’97 日本紙アカデミー賞

2002年︎日本写真芸術学会 芸術賞

2004年︎アルル国際写真祭 ディスカバリー部門〔グランプリ〕

2013年︎第31回 京都府文化賞 功労賞

2018年︎第31回 京都美術文化賞






くろがわヒストリアート参加者募集!

2018-08-31 15:14:46 | 4.05~24年のイベント 告知&報告
朝夕、めっきり涼しくなって参りました。

ここ山里くろがわは、蝉の声が鈴虫と変わり、もう季節は廻り秋を随所に感じるころとなりました。

共星の里のシンボル大銀杏も昨年の豪雨災害にも打ち勝ち、銀杏の実をたわわにつけております。


さて、共星の里では昨年「共星の里再起動計画」実行委員会を立ち上げ、

黒川地域の歴史や風土を見つめなおすワークショップやシンポジウム展覧会を計画しております。

s28年筑後川大水害以来の、近年最悪の大水害となった平成29年7月5日九州北部豪雨。

一日に1、000ミリの雨が降ったここ黒川(くろがわ)地区は松尾川が氾濫し、

流木や巨大な岩石が大量に流れ出し、死傷者もでる大惨事となりました。

道の寸断、田畑と梨や柿の果樹園の被害、家屋の流失と一日にして日常が失われた住民も多く、

改めて自然の恐ろしさを見せつけられた出来事でした。

この美しい山里を愛し、同時に自然への畏怖の念を当たり前に持ち合わせてきたムラ人たちは、

今、復興の道のりを毎日進んでおります。

この道のりは長期になることが予想され、高木地区が平穏な日々を取り戻すには、長い月日が掛かることでしょう。

廃校利用の美術館として来年20周年を迎えようとしている「共星の里」も例外ではありませんでした。

このような状況を受けなから、沢山の手助けと数々の奇跡とともに再起動を遂げようとしている共星の里で、

今回、多大な豪雨災害からの復興を願い「人と自然とアートの結び合い」をテーマに

黒川の自然・歴史に着目し、復興をアートの視点から読み解き、『くろがわヒストリアート』と題し、

シンポジウム(基調講演、パネルディスカッション)・展覧会・ワークショップの開催致します。



英彦山の奥の院としての過去を持つこの地域において、人の暮らしになくてはならない風土や歴史を再度見つめ直し、

水害により姿を表した桃色の巨大な岩石や流木等を含めて各専門家の皆さんと一緒に紐解きながら、

アートのまなざしでこの企画を通じて黒川という場が持つ歴史や力を外部に発信し、沢山の方々とつながれたらと願っています。

詳しくは↓ここをクリックしてください



2018年10月7日~8日となりますが

この機会に黒川の山里へお越し下さい。

皆様のご参加をお待ち致しております。



2018.8.31撮影