廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
左下のお好きなカテゴリー(1~16)毎にどうぞ!

「カリフォルニア アート コネクション」のオープニングパーティー

2006-11-11 23:30:51 | 8.裏部屋「the強制の里」

2006,5/3~7/2迄開催された「カリフォルニア アート コネクション」のオープニングパーティーが5月4日(祝)に行われました。
カリフォルニアの作家さん11名、日本の作家さん13名によるアートの交流は10年も続けられているそうで、今回のオープニングパーティには日本の作家さんが全員来てくださいました。

KAZUさんの餃子

2006-11-11 23:29:12 | 8.裏部屋「the強制の里」

前日から準備していた手作り餃子はKAZUさんのオシゴト。
これがなんとも、モチっとパリっと美味いのです~。

来てくださった作家さんたちはとってもいろいろと協力的な方々で、
準備に追われるキッチンに「何かお手伝いは?」と何度も聞いてくれます。
お言葉に甘えて、この餃子の形成を手伝っていただきました。
そしたらお見事!みなさんかなり手慣れていて、作業が進む進む。
その上、最後には皿洗いなんかも手伝ってくれて…

しかも、ちょっと感動したことがありました。
おしゃべりしながらのなんかの作業中、
「なんかすみませんネ~(手伝ってもらって)」と言ったら、
作家さんの一人が「イ~~エ~!、こういうことはみんなでした方が…」....とこの後必ず続くのは「早いですもんね~」なんていう言葉だったりしますよね。キッチンに入ってお手伝いをして下さる方々は、みなさんそう言って恐縮するこちらに逆に気を使ってくれたりする事がよくあります。
だから当然そう続くのかと心の中で瞬時に思っていた私の予測は、気持ちのいい裏切りを受けたのでした!
その作家さんは「みんなでした方が…」の後に

「楽しいデスもんネ~~~っ!!」

と楽しそうに答えたのでした。
その一言に私は、ちょっと大げさですが良い意味でガクゼンとしました。
目から鱗状態っていうのかな。
なんだかその言葉で急に「楽しい気持ちになっていく自分」を感じて、
「そ、そうくるとは....」などとブツブツと呟きながら
「人の気の持ち様」というものがこれほど「人の気持ち」に作用するんだという事を、
改めておいしく噛みしめた小さな出来事でした!

共星専属DJ♪

2006-11-11 23:23:01 | 8.裏部屋「the強制の里」

リョーコちゃんの旦那「ゆいなまクン」が、自慢のDJ道具を一式かかえて来てくれて、会場に一人で黙々とDJブースをセッティング。
この姿、とてもお坊さんには見えませんよね
趣味の多彩な彼も「楽しむことの達人」のようです。
好奇心旺盛なリョーコちゃんとホントいいコンビ

パーティーが進むにつれ、会場内の雰囲気も徐々に盛り上がって、
あいだ間で来るリクエストに応えようと、持ってきたレコードの中からの選曲に苦労してました。
「もっと早いの♪」と言われて変えた曲に今度は「それよりも~ちょっと遅いの♪」とかKAZUさんにわがまま言われながら。

次は何の機会に専属DJが登場するのか、楽しみですねー!

楽しい遊びアート「フェイスペインティング」

2006-11-11 23:18:37 | 8.裏部屋「the強制の里」

食事が一段落し、お酒も進んできたところで、
作家さんの方がこの為に準備していた絵の具で、
「ボディ(フェイス)ペインティング」が始まりました。
これって単純シンプルな遊びアートですが、やるとけっこう盛り上がっちゃうんですよねー。

この日は、けっこうどころか、はちゃめちゃに盛り上がってしまったのでした........

次々に塗られ、あちこちで悲鳴が!

2006-11-11 23:05:45 | 8.裏部屋「the強制の里」

ヒートアップした後半は、顔に「空き」があろうものなら、ムリヤリ埋められていくという、絵の具を持った人と目が合うととたんに餌食になってしまうような、そんなメチャメチャな状態。
(こんな写真揚げちゃってイイんだろうか....といいつつ揚げちゃう私。ごめんなさい。

「おしりわに チュー」とコラボ

2006-11-11 23:01:12 | 8.裏部屋「the強制の里」

盛り上がりもピークを迎えた頃、
ついにこのようなパフォーマンスが。
講堂の住人「おしりわに チュー」と「おしりわに バキューン」というタイトルの彫刻、共星ではお馴染みの八尋晋さんの作品ですが、
この2体と、上半身まで塗りたくられた作家さんがコラボレーション!

「おしりわに バキューン」とコラボ

2006-11-11 22:59:16 | 8.裏部屋「the強制の里」

写真によく写ってはいませんが、腹には大きくオバQみたいな顔が描かれてあり、ほとんど「博多ぶらぶら」状態。このお菓子の昔のCM憶えていますか?
もう笑うしかナイっ!てカンジ。
サイコー!にはじけていました。

私、いまだに、
この時間以外でのこの顔ぶれの中で、いったいどの人だったのかが、
ハッキリと把握出来ていません。
とにかくこの印象が強くて。半年たった今でも
これ見てると思い出して、やっぱり笑えます。

なんか、学生時代に戻ったような楽しさでした。

こんな美術の先生に教わりたい!

2006-11-11 22:55:26 | 8.裏部屋「the強制の里」

このメンバーのほとんどの方が美術教師や絵やアートを「教える立場」の方々なんですよー。
学校の先生と聞いて思い出したのは、自分の中・高時代の美術の先生のこと。
どちらも、教師をする傍らで自分自身の作品づくりもずっと熱心に続けておられる先生でした。
物心ついた時からお絵かきが大好きだったので、おぼろげにとにかくそっち系のお仕事につきたいと考えていた私は、美術の教師になろうとは思ってはいませんでしたが(なりたくてもムリ!)それでも「生計を立てる仕事としての先生をしながら、自分の作品の追求も続けるなんてスゴイ!本当に美術が好きなんだな...」とすごく尊敬の念を抱いていました。(当時そんな風に思っていたなんて先生にはぜんっぜん伝わってはいなかったでしょうけど
今思えばそんな先生に教えてもらえた事をとても感謝しています。
そんな先生から学んだ事は、無意識下の中で何か大きなものがあったのではないかナ~と思います。
っていうか、
このパーティーで、この作家さん方に、
そのことに初めて気がつかせられた...という感じ。

いろんな活動をしながら自分のアートを追求し続け、
定期的に展覧会をし、楽しむ時はとことん楽しむ!そんな、こんなに素敵な美術の先生たちに教えられる生徒はラッキーだ!!と心から思った次第です。