第2回あさくらんアート
KAZU YANAGI PHOTO EXHIBITION
「サンフランシスコの壁画」展
2007年11月7日[水]~12月2日[日]迄
壁画といえば、
弥生時代の装飾古墳、ヨーロッパのラスコーの壁画、オーストラリアのアボリジニによる巨石壁画と、太古より人類は生きた証を描き続けている。
現代のアメリカ・サンフランシスコでもそれは存在し、
小生は1970年代より生活の中で事有る毎に撮影してきました。
2007年この夏、
今回の展示にあたりサンフランシスコの路上壁画を改めて撮影。
相変わらずいたるところに点在する壁画たちは、
街にエネルギーを放っていました。
ある作品は一日にして、また、ある作品は1~2年がかりで制作され、
サイズも画風も様々です。
極端に言えば、「毎日どこかで新しい壁画が誕生している」と言っても
過言ではありません。
力強い作品は、なかなかイタズラ書きなどされないが、
弱い作品は一日にして違う作品に塗り替えられる事さえあるのです。
そんなサンフランシスコの路上壁画の有様は、
「街が生き続けている証拠」なのです。
という事で、もしかすると、今回のこの展示で紹介された作品の中で
すでに写真でしか存在しないものもあるのかも……。
柳 和暢
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