廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
左下のお好きなカテゴリー(1~16)毎にどうぞ!

08,3/4、雪の共星の里

2008-03-08 18:24:21 | 8.裏部屋「the強制の里」

なおみです。
暖かい晴れの日が続いて、やっと春らしくなってきましたね。
ほんの4日前の共星での雪がウソのようです。
私の住んでる地域は盆地でとても寒いんですが、それでもその日は雨だけでした。
共星からはほんの40~50分程の距離なんですけどね。
3月4日午後
私にとっては3ヶ月ぶりの共星の里への道のり。
国道から山道へ入るところまではしっかり「雨」だったのに、
3分後、峠に入るやいなや
あたりは白い景色へと変貌。
びっくりです。
車通りの少ない峠道はすでに白くなってるところも...
もちろんノーマルタイヤです、
早く帰らないと完全に通れなくなる!!
しかも熱でダウンしてるインフルエンザらしきクマを家に一人残したまま
共星に泊まるワケにもいかないし.....
どーしよ~~~!
とかなり焦りつつ、
あんまりキレイなので車止めて写真を撮る。
のんきだね。

宋さんの書

2008-03-08 18:10:02 | 8.裏部屋「the強制の里」

2日後の「接神」展準備を進め、
久々の共星のおいしいカレーで遅い昼食。
薪ストーブを囲みおしゃべりしながらの楽しい時間。
しかーし!
外を見ればどんどん積もってく雪。
ゆったりしている場合ではない。

ところで
今回の垂れ幕は作家さん自身の作です。
スラスラとかっこイイ題字を書く宋さん。

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危険で美しい帰り道。

2008-03-08 18:08:21 | 8.裏部屋「the強制の里」

「早めに降りないと道が通れなくなるよ!」と、
一足先に降りたチョージさんから電話が入り
あわてて仕事を済ませて共星を後にしました。
私も遠回りになるが皆と一緒に甘木方面へ降りることに。
一人で峠を下って
途中で崖下に落ちても発見されるの明日の朝ってのは御免ですから。
みんなと帰ればどんな事態になろうともきっとどうにかなる。
そう思えるだけで安心。

そんな事より何より
帰りの景色の美しいコト美しいコト!!

車3台連なって下ってたので、
真ん中の私ひとりこの危険な状況で勝手な行動とるワケにはいかず
「あ~~~ん写真撮りた~~~~い!」と運転しながらひとりでもだえてたら、
突然一番前のKAZUさんの車が道脇に停車。
出てきたKAZUさんのシャッター押すジェスチャーに
「ヤッター!!」とまたひとりで喜び、急ぎカメラ準備。

後で聞くと後ろの車では
えつこセンセーとよしえチャンたちも
「そろそろ写真撮るのにきっと止まるゾ」と予測してたそうな。

ホント、みんな考える事は同じですね~。
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雪景色撮る宋さん

2008-03-08 18:02:21 | 8.裏部屋「the強制の里」

まだらに白く遠くまで連なる杉林の風景は、
宋さんの作品の特徴ととてもシンクロしてると感じた。

同じような
しかし
決して同じではない
連綿と続くような美しいパターン。

何カ所もすごく美しい場所があって、
宋さんも「とてもうれしいデス」と
車止める度に降りて写真をとっていました。

えつこセンセーが言ってたけど
ほんと山が宋さんを歓迎してくれてるみたいな時間で、
私もこんな美しい景色見ることができて幸せでした。
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雪景色に笑顔

2008-03-08 17:59:01 | 8.裏部屋「the強制の里」

早く山道を抜けないとならないちょっと危険なこの状況で
いくら景色が美しいからといって
何度も車止めて写真撮るのか
それとも撮らないのか

良いも悪いもいろんな意味で
何か「分かれ道」だと思いませんか?

われら共星はたいてい、
美しかったりオモシロかったり感動できたりすること最優先。
みんな道草・遠回り大好き!

それがうれしい。

韓国は松の木が多いそうで、山のカンジが違うからか
「なかなか見れない景色だ」と喜ぶ宋さんと記念写真。
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尻で滑るよしえチャン

2008-03-08 17:56:35 | 8.裏部屋「the強制の里」

昨日の記事でよしえチャンが「お尻で滑った」と書いてありましたが、
その画像がこちら。
山を降りる途中「水の文化村」の駐車場に車を駐車して散歩。
いつの間にか消えたKAZUさんを追って
斜面を降りてくときの出来事です。

よしえチャンはズルズル~っ!とこのまま下まで滑っていきました。
左の写真、
滑る前なのにすでに滑ったような跡がついていますよね。

これ、実は宋さんのつけた跡です。
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決定的瞬間を撮った!「宋さん滑る」

2008-03-08 17:53:27 | 8.裏部屋「the強制の里」

えつこセンセーはとっくに降りていってて、
私がそろりそろりと滑らないように降りていたら上から宋さんが
「走って降りた方がいんじゃナイ?」なんて言ってました。
えっ!?滑るよ~!!と思いつつあと少しだったので
思い切って大きくトントントンと3歩ぐらいで無事走りおりた。

ほっとして2人が降りてくる姿を写真に収め前を向いたその直後
「あう゛ぁ~~~~!!!!」と後ろで宋さんの悲鳴。
次の瞬間には私の斜め前にダーーーッ!!!
ロケットのように宋さんが体で滑ってきた。
「大丈夫ですかっ!?
(と声かける前に1枚撮ってる自分がちょとコワイ
「……だ、ダイジョブです。」
「大丈夫ならその姿をもう1枚」とすかさずカシャリ。

思い切りよく滑り落ちた直後の宋さん。
少し放心状態、だけどなんか気持ちよさそうなお顔でした。

後で、ブログに載せてもいいかと恐る恐る尋ねたら
「イーデスヨ」と即答していただけたので
遠慮なくあげさせてもらいました。

心のひろ~い宋さん、ありがとうございます。

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女2人にしがみつくKAZUさん?

2008-03-08 17:36:45 | 8.裏部屋「the強制の里」

さっき宋さんが滑った斜面の今度は帰り(登り)の写真です。
女2人にしがみつくKAZUさん....のように見えるので
写真を撮ったけど、
実はえつこセンセーとよしえチャンを
KAZUさんが押しながら登ってるんだそう。

どう見ても両手両足でおたおた必死で登る女性2人に
後ろからしがみついてるようにしか私には見えなかったよ。

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今日しか無い景色

2008-03-08 17:32:54 | 8.裏部屋「the強制の里」

国道にたどり着く頃には、
あたりはすっかり暗く、
吹雪のようにフロントガラスを雪がたたいてました。
考えてみれば、雪が激しくなってきたこの夕暮れに
よほどの用事が無い限りわざわざ山道を登ってゆくことはないだろうし
今年はまともな雪景色を見ること無かったので
今日はかなりラッキーだったかも。
高熱でダウンしているクマを置いてきただけの甲斐はあったってもんだ。

次の日は近隣一帯は晴天で、
本当に幻のような1日限りの雪景色でした。

わざわざ韓国から共星に来てた宋さんと、
短いけれどみんなで美し楽しい思い出がつくれた事、
もしかしたら自分が思う以上に、
奇跡的な、貴重な時間だったのかもしれません。

いよいよ始動した共星の里。
今年も楽しみだ。
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