廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
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九州北部豪雨災害から今日で6年。

2023-07-05 15:33:28 | 平成29年7月5日九州北部豪集中豪雨
久しぶりの投稿となります。
皆様、お元気でお過ごしでしょうか?

九州エリアは雨季と重なり、大雨警報が連日あちらこちらで…。
もう、勘弁してほしい!!と言うほどですね。
あれから6年。
あの九州北部豪雨災害で朝倉も大変な惨事に遭いました。
本日 7月5日。
犠牲になられた皆さまにお線香を手向け、決して忘れられないあの日を胸にお祈り致しました。



雨が上がり、蓮の花が見事に咲き始めております。



本日の西日本新聞の朝刊に共星の里が取材を受け掲載されました。



朝倉支局長の西田様、掲載頂きありがとうございます。

共星の里へお越しいただいた皆様には
お分かりかとは思いますが、
あの災害で大きな巨石が幾つも校庭に流れて来ております。

どれだけ、あの災害が酷かったと言っても、年月が経ち整地されてしまえば風化してしまう。

たくさんの重機が入り、道も川線も整備が整って参りました。


私たちはここで何が起きたのか!
縄文時代から営みが続くこの地がどういう歴史のあるところか…。

伝える義務がある。
そう思っております。


山があり川が流れ、草木の自然の中に神と仏。

眼に見えない聖なるものを感じ見出だしてきた日本人のこころ。

人びとは自然とのかかわりを通して暮らしを営み続け、地域が生まれ文化を育ててきた。

山や森、自然のうちにある神仏の聖地霊場は日本人の「こころの故郷」と言うべきであり

誰でもここに帰って来れるこころのよりどころでありたい。


私たちは自然と共に安らかに、今からも星のように輝き、互いを認め合い、ともに生きることを願う。

人と自然とアートの融合を求めて。


九州北部豪雨災害はもとより、

今回の大雨で災害に遭い、また犠牲になられた方々とそのご遺族に対し

心から追悼の意を申し上げます。

2023年7月5日

共星の里スタッフ一同 拝