廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
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「醗酵」 2009風倉匠作品展

2009-07-14 10:02:13 | 3.05~24年の企画展告知&展示
共星の里10周年記念

「醗酵」2009風倉匠作品展
 7月15日[水]~9月23日[水]
生涯、創り続けずにはいられなかった魂が遺していったもの。


ネオダダ全盛期、奇行ともいえるような前衛芸術の数々を
世に送り出してきた「風倉匠」。
中でも、風船の中に入るパフォーマンスはあまりにも有名だ。
そんな「パフォーマー風倉匠」の影となり、
日の目を浴びる事が少なかった膨大な作品群の
存在を知る者は少ない。
生涯「創り続けずにはいられなかった」アートを愛する魂は、
2007年11月この世を去った。
彼が遺していった作品たちは今も、そっと静かに、呼吸を続ける。



一人のアーティストからこんなにも様々な技法を使った
様々なタッチで色とりどりの作品が生み出されるのかと
見るものを楽しませてくれる風倉さんの作品たち。
いつになっても実験を続ける風倉さんの遊び心と
宇宙的な感覚は今も呼吸をし、醗酵し続けています。
今回は、共星の里の展示室をほぼフルに使った
大掛かりな展示になっており、
風倉さんの色んな面を楽しんで頂けると思いますので、
ぜひとも皆様、足を運んでみて下さい!

共星の里にとって節目の年の大きな企画展で、
多くの方のご期待に沿えるよう、
スタッフも多くの作品と対話しながら、
風倉さんの世界を壊さないよう頑張りました。
そして、奥様を始め、関わって頂いた全ての皆様に
心から感謝申し上げます。
改めて。
これからも山里からパワーを送り続け、
「最高に楽しい廃校、日本一!」を目指す共星の里を
どうぞよろしくお願い致します。

                  スタッフ一同


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
neoダダ (舌間悟)
2009-07-15 01:18:20
そうダダの復興

いろんな言葉が

むなしく

意味をなさない

あるがままを

うつしとったのでない

認識するすべてのものは

瞬時に変化する

意識とともに

そこに固定化されたものが

あるはずもなく

概念を表現することの

無意味さをいやというほど

味わいつくしたならば

目の前にあるものは

瞬時にして

変化し、光を反射させ

認識に浮かび上がったときには

もはや、言葉で置き換えられた

認識にしか過ぎず

ものがあるわけでなし

ばかげているとは思うが

目を閉じるだけで

存在は意味を成さなくなる

なんだろう

表現されたものは

目に映り

こころにこされて

初めてあることに気づく

だからもはや言葉

母国語の表記は

何の意味もなく

むなしくなる

あるがまま

自分のこころが

そこにあるにすぎないことに

あわてふためき

おののいてしまう

ダダ

けんかを売るわけではないが

均整の取れた

いかなる表現も

みなその時々に変化を

もたらし

映し出された心の

一部があるに過ぎないことに

むなしさを覚える

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暑い夏 (マルコス)
2009-07-17 16:44:36
春に伺いましたが、夏にうかがいたいと思います。作品は少しは売れましたでしょうか?
たまたま四月に白瀬さんと知り合いの方が行かれたそうで、そろそろそちらに行きたいと思っているのですが、焼き終えてから。
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ご無沙汰です☆ (えつこセンセー)
2009-07-17 17:40:10
マルコスさま
お世話になんております。
ちょいちょい売れてますヨ☆
カップ&ソーサー類が売れ筋でーす!
新作待ってま~す!!
返信する
諸行無常 諸法無我 (舌間悟)
2009-07-17 23:00:31
諸行無常
すべてのものは移り変わる
一つとしてとどまるものはなく
すべてが移り変わっていく
今日という日はふたたびやってこない
人間はすべてと共に同じように
無常のものとして存在しているに過ぎない


諸法無我
かかわり合い支えあう存在
あらゆるものは互いにかかわり合い、
支えあい、つながり合って存在している

すべてのものが依り合い支えあっている
それ自体存在が完結しているものなどない
他の存在の意味を本当に分かったときに
人は敬虔な思いと慈愛を抱きうる

あるがままに生かされている事を
心が不安定になるとき
そのこころを、存在させているものは
周りのすべてのもの、個体としてのこころ
はありようがなく、すべては、石ころ
水、空気、すべてのかかわりの中
おおもとの根っこはここかもしれません

ひろい海に

ろうろうとさまよう

こぶねが出て行く

かなたまで

くらい闇に

せんこうを引く

いっぽんのひかり

せめて

よがあけるまで

まっすぐな

けむりを

るるとたなびかせ

ながめつる夜明け前


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