今日のお題はヒッチハイクです。日本でヒッチハイクは見たことがないですが、こちらオーストラリアではヒッチハイクの紙を持って道に立っている人をたまに見かけます。
昨日は相部屋だったマットがオーブリーという町から飛行機に乗ってシドニーの自宅に帰るのに、ヒッチハイクを使いました。
僕は知らない人を車に乗せるなんて、怖くてできないよ。と言ったら、マットは何度かヒッチハイクの人を車に乗せたことがあるそうです。
飛行機の搭乗予定時刻は午後6時40分、ホッサム山からオーブリーの町までは100キロ程でしょうか。車で行ったら2時間弱かかるようです。
マットは前日に段ボールを使って行き先を書いて、ロッジに泊っている子供達に頼んで色を塗ってもらい、準備万端、スキー道具などはサイモンの車に積み込んで、準備万端。デイパック一つを担いで、道に立ちました。
マットからの連絡では、車を3回乗り継いで、無事搭乗時刻の前にオーブリー空港に到着したそうです。タクシーを頼んだら600ドルだと言われたそうですから、その分だけ節約できたし、親切な人達と道中、お喋りもできたし、素晴らしい行動力だと思います。僕には見習えませんが。
今日はデリック小屋と、レザーバックの縦走を1時間程したのですが、縦走を終えて車にスキーを乗せていると、縦走をしていた若者達4人がヒッチハイクで、車で5分程のホッサム山まで行こうとしています。僕ともう一人の車が丁度、車でホッサム山に帰る所だったので、乗せてあげることにしました。僕にとっては初めてのヒッチハイカーを車に乗せる経験でした。僕の車に乗って来たのはスノーボーダーのモンという名前の20代の女の子です。NSW州のニューカッスルから来ていて、ホッサム山で冬の間、仕事をしていて、来年はロッジのマネージャーになりたいそうです。
実は、ここビクトリア州とクイーンズランド州ではヒッチハイクは違法なので、したかったら自己責任でどうぞという訳です。違法にしたのは、多分、ヒッチハイクをした人、又は乗せた人が事件に巻き込まれるケースがあったからだと思います。でも、ただで目的地に行くことが出来るし、お喋りもできるし、とっても良いシステムですよね。タクシー業者にとっては敵だとは思いますが。ただ、変な人がある一定の確率でいるのは確か。若い女性はしない方が無難ですよね。
では、また明日のブログでお会いしましょう。