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オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

結婚制度

2022年09月29日 19時15分32秒 | 日記

今日のお題は結婚制度。今日は朝、畑で花の咲いている大根やブロッコリー、カリフラワー、キャベツなどを引っこ抜きました。スキーに行っていたので、畑まで手が回らず、妻や子供達もあまり畑に興味がないので、草ボーボーになっていました。

疲れたので、居間でダラダラとユーチューブを見ていたら、脳科学者の中野信子さんの性や結婚についての動画が出てきて、とても勉強になりました。例えば、羊の5%から15%ぐらいの雄は、雌ではなく、他の雄と交尾したがるのだとか。また、アホウドリは雌同士のつがいが何年にも渡って、一方の雌が生んだ雛を育てることがあること。

つまり、同性愛は別に人間だけに見られる特別なものではなく、他の哺乳類や鳥類にも普遍的にみられることで、しかもイタリアの研究では、親族に同性愛の男性がいると、女性の子供の数が普通より1.3倍に増えるとか。つまり、種にとって、同性愛があることは、その種が生き延びる手助けをしているということです。

また、平安時代までは、通い婚など普通に行われていて、一夫一妻制は、近年になって確立したものですが、とはいえ、現在でも50%の夫婦は不倫の経験があるということ。また、一夫多妻制に憧れる男性が多いが、実を言うと、この一夫多妻制は財力があるイケメン男性だけが複数の嫁と結婚でき、そうでない大多数の男性は結婚できないという制度なので、大多数の男性にとっては不公平な制度だということですつまり、一夫一妻制は最大多数を最大幸福にする制度ですが、それでも完璧ではないですよね。カップルの3分の1は離婚するわけですし。不倫もある。

太古の昔、人類は家族単位ではなく、群れで生活し、群れで狩猟、漁労、採集生活をしていたことが分かっていますよね。採った獲物は独り占めするのではなく、群れで分け合った。ということは、子作り、子育ても群れで行われたということではないでしょうか。つまり、一人の男性が一人の女性を独占するのではなく、皆、仲良く群れの女性、又は男性をシェアしていたのではないでしょうか。つまり、多夫多婦制ですね。チンパンジーに似た、類人猿のボのボは挨拶代わりに群れの誰とでも交尾をするようですし、、、人類も、昔は群れの中で比較的多くのパートナーと子作りをしていたのかもしれません。この制度なら今、日本で問題になっている結婚適齢期を過ぎても結婚できないという問題もありませんね。

生まれてきた子供の父親は誰か分からず、特定の男性でないので、自然に群れで子育てをする。男性にとっても群れの子供は全て自分の大切な子供なのです。これは、女性一人が子育てをするよりも、女性の負担が少なくて良かったのではないでしょうか。

では、明日も、このブログでお会いしましょう。

 

 

 

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