今冬のロッジでの生活は25日を超え、今回の滞在も残すところ3泊となりました。そこで今日はスキーロッジでの生活について再び書こうと思います。
ロッジでの生活は一言で言えば、他人との共同生活です。ロッジの会員、非会員を問わず、皆が楽しく宿泊できるようにすることが求められます。
食事は自炊が基本です。外食をする人もたまにはいますが、ホッサム山の町の中のいくつかあるレストランは、メルボルンの町のレストランと比べても割高で、一食40-50豪ドル(4-5千円)ぐらいかかるようです。僕はそんなぼったくりのようなところで食べるよりも自炊でお腹一杯、自分で好きな物を食べたいので自炊します。
食事の準備ができたら、食べる前にすることがあります。それは、料理で使ったお鍋やフライパンなどは、そのままにしておかず、直ぐに洗って、布巾で乾かして、所定場所に戻して、次の人が直ぐに使えるようにしなければなりません。すぐに洗えば、汚れは直ぐに落ちますから、一分もかかりません。食事後も自分の使った食器類は直ぐに洗って、食洗器ではなく蒸気での殺菌機に入れます。2分後に殺菌機から出して所定の場所に戻して、他の人が直ぐに使えるようにします。
部屋も基本的には相部屋で、家族4人で来る時は4人部屋にしてもらいますが、一人で来るときは他の宿泊客と相部屋です。そこで問題となるのがいびきと就寝時間の騒音問題です。
まず、程度の差こそあれ、殆どの男性も女性も、いびきをかくようです。妻によると、僕も時々、軽いいびきをかくようですが、大抵は静かに寝ているそうです。幸い、妻は静かに寝てくれるので、我が家では、いびきの騒音問題はありません。今年、相部屋になった人達のいびきは、それ程大きな音ではなかったので、それ程気にはなりませんでした。実は、今日から3泊、2人の宿泊客が僕と同じ部屋で寝ることになったので、いびきの音がどれ程大きいのか、不安ではあります。
もう一つの騒音問題は就寝時間、起床時間の違いによって、睡眠が妨げられることです。僕の場合は大抵、夜の10時から11時の間に寝て、朝は6時か7時に起床しますが、相部屋になった人によっては就寝時間が深夜になる人もいますし、5時ごろに起きる人もいますから、多少の睡眠不足になるのは仕方がないですね。睡眠不足の時は昼寝で補えば良いです。
この様に、ホテルと違ってロッジに宿泊すれば、宿泊費が少なくて済みますし、他の宿泊客と楽しく過ごせて友達になれることもあるのが利点、他人との共同生活でストレスになるのが欠点です。
僕の性格はどちらかといえば内向的だと思うのですが、たまには他人との共同生活は嫌いではありません。リタイヤしてからというもの、家族以外の人と話す機会が極端に減ってしまい、退屈していたので、ロッジでの生活はとても新鮮に感じています。ただ、今回の2週間のロッジ生活は、流石に飽きてきたというのが正直なところです。大抵の宿泊客は3、4日で帰るので、次から次へと入れ替わるので、名前を覚えた頃にはいなくなってしまうのです。
では、明日のブログでお会いしましょう。