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Weekend with Azure sky

2012年05月05日 18時57分51秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59

塚村尚人「どうも、Expressあんどナイトバスターズの塚村尚人です。2兎追うものは1兎も得ず、で、ございます」

柿島孟子「大丈夫、全ては妄想ですので、ナイトバスターズの柿島孟子です」

塚村「さー5月5日、プライマリーウィーク終わりの“Weekend with Azure sky”ですね。皆様、プライマリーウィーク、楽しんでますか?」

柿島「塚村くんはExpressのライヴで少し忙しいようですね」

塚村「思いつき企画はこれだから楽しい、と言う話は台本には書いてない」

柿島「はいはい書いてない、書いてない。塚村君の思いつき、思いつき。メデタイメデタイ」

塚村「別にめでたくはないですが」

柿島「良いの、良いの、プライマリーウィークは大金の味です」

塚村「大金ですか。昔の――この番組は“Weekend with Azure sky”です――。陰謀でしたが。まあ大金の味と言えば、――この番組は“Weekend with Azure sky”です――話のネタ切れって怖いですね」

柿島「ですね。しかし、何かネタ切れになると、放禁が多いですよね」

塚村「管理人の陰謀ですね」

柿島「陰謀ですか。まあ何でも良いですが、連休時でもこの番組はやるんだー、な、感じですよね」

塚村「土曜日ですから、やはり。土曜日は“Weekend with Azure sky”、これになりますね」

柿島「ですね。と言った所で、ただ‘‘やったあ゛ーっ,,になりましたが、今夜はこれにてお別れです」

塚村「早いっすね」

全「さよなら~」

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『シロツメクサ物語』

2012年05月05日 14時56分55秒 | 物語・小説

『シロツメクサ物語』

 

――登場人物の設定――

彼…高校生。

彼女…彼と同じクラスの高校生。

2人とも『出会いは葉桜の咲く頃に』の登場人物と同じ。

 

 小さなノート1冊――それが、彼と彼女を繋ぐきっかけとなったものだった。

 

(『シロツメクサ物語』か)

 ある日の不意に彼女はその物語の名前を思いついた。だが、タイトルだけで肝心の中身が決まらなかった。

(どんな風にしよう)

 物語の骨子をルーズリーフにまとめようと出てきたアイディアをアレコレと並べてみる。

(恋愛ものになるよね、ありきたりだけれど)

 ありきたり。

その5文字の言葉が彼女は嫌いだった。

彼女が物語と呼べるものを描き出したのは中学の頃だった。

当時物好きな彼女の友人が、描いた物語を見せてとせがまれて、見せた事が何回かあった。そして、出てくる台詞が、

 

「ありきたりな話だね」

 

 だった。

 それが基になって、しばらく彼女は描くことを止めていたのだが、好きなものを止めることがどうしても出来なかった。そんな彼女の執筆好きは高校になっても止まらずであったが、大方、未完で終わったり、途中行き詰まったりでうまく話を最初から最後まで書き終えたのは僅かだった。だが、せっかく書き上げた作品がどうも好きになれず、まぁいっか、で描いたノートを処分するということがこれまでだった。

 そんな中で、最近出会った、彼の反応はこれまでの友人とは違ったので、驚いた。付き合い始めてまだ日が浅いものの、彼は彼女の作品を認めてくれるタイプだった。

 

「ありきたりでも良いんじゃん。好きで描いてるならそれで。それ以前に、お前がこんな恋物語描くなんてちょっと意外っていうか、そういう所があるのって何かいいなって思ったよ」

 

そう彼は彼女描いた物語を読んだ後に言った。所詮それがありきたりなお世辞だと彼女には解っていた。けれど、それが一つの自信に繋がった――前回、彼に読まれた物語『出会いは葉桜の頃に』を描いたノートを読まれた時に。

 

(あの時、みたいにとりあえずシロツメクサを探してみよう)

 彼女はノートにペンを置いて閉じると家を出た。

 

(あの公園にあるかな)

 近所の公園で探してみると、群生して咲いているのが見えた。

(あ、あるある)

 良かったと胸をなでおろした。

(でも、こんなんで話、本当に描けるのかな?)

 1本シロツメクサを彼女は引き抜き、手にとってじっと見てみたが、こんな花一つから物語なんて到底出てこないなと思いながら、あたりを見下ろしても、ただそこにある花としか見えなかった。特に色彩鮮やかと言う訳でもなく、誰からも注目される訳も無くただそこにあるんだな、程度のものしか彼女は感じられなかった。だが、とりあえず描きたいという気持ちが先行し、後で考えようと思い、彼女はポケットから携帯を取り出すと群生したシロツメクサを撮影した。

 

 その帰り道のこと。

 河べりの桜並木の道で、彼女はコンビニ袋をぶら下げた彼に出会った。

「あれ、どうしたの?」

「うん、ちょっと。そっちは?って、マンガ?」

 彼女は、袋からはみ出た週刊のマンガ雑誌を指差した。

「あっうん。暇だし、つい買っちゃって。お前みたいに本読む気力はないからさ」

 情けないよな、と言いながら彼は笑った時、彼女はその雑誌の表紙に目が言った。

(あれ?なんだろう?)

 白いビニール袋だったので表紙全体が見えないが、描かれているキャラクターが頭に何かをかぶっているように見え、それがどうにも気になった。

「ねえ、これってまだそのコンビニに売ってるかな?」

 と彼女が訊く。

「あった…と思うよ。俺が見た時はだけど」

「そう。解った。じゃっ」

 彼に別れを告げると、彼女はそのままコンビニへ行ってみた。

 

(これか)

 手にとって表紙をよく見ると、子供が作るような花冠をそのキャラクターはかぶっていた。

(なるほど、花冠ね。懐かしい)

 そう思った時、彼女はそれを作ってみようと思った。丁度、さっき行った公園には冠を作るには充分なシロツメクサの花があったのだ。

 彼女はコンビニを出るとそのまま、さっき行った公園に行くと、早速、花を摘み作り始めた。いい年の高校生がやるもんじゃないのは解っていたが、どうしてもという衝動を抑えることが出来なかった。

 

(出来た!)

 という頃には、当然の如く日が傾いていた。

(なかなかうまく行った)

 私もまだ行けるな、と、彼女はそれを作った事に満足感を覚えた。

 

 彼女は家に戻ると、その作った花飾りを部屋に飾ってみた。

 改めてみると、不恰好なものであまり見栄えがしないな、と溜息をつきつつも、それを携帯のカメラに収めた。明日には、もう萎れるんだよな、と思いながら。

 

 

 翌朝、学校へ行く前、彼女は自分の作った花飾りが目に入った。

(結局、駄目だったんだよね。話は作れず終い。まぁいっか、もう捨てよう。写真もとったし)

 冠を手に取ると彼女は家を出で、学校の行く道すがらの河に投げ捨てようと思った。

「おはよう」

 彼女の家の近くで彼がいつもの様に待っていた。

 親しくなってからは、彼と一緒に登校するのが日課になっていた。

「何、それ?」

 彼は彼女の手にしているものを見た。

「すげー、こんなの作れるの?ちょっと見せてよ」

 目を輝かせて言う彼に彼女はそれを渡した。

「なんならあげようか?」

 どうせ持っていても仕方のない代物。それであればこうして喜んでくれる人にあげた方が浮かばれるかもしれない、と彼女は思った。

「マジ?いいの?嬉しいな。なんか。ありがとう」

 朝からこんなに感動されると彼女は思わなかった。

 

 

 そしてその夜のこと。

(さーて、この続きどうしよっかな)

 タイトルだけ描かれたノートを見た時、彼女の脳裏に今朝の彼の嬉しそうな表情が浮かび上がった。

(なんだ、そっか。そうすれば良いじゃん)

 彼女はペンを動かし始めた。

 

『シロツメクサ物語』

それは、シロツメクサで作った花飾りを好きな人の誕生日にあげてみたい、という主人公の好奇心から始まり、2人が結ばれると言うもの。ありきたりだけれど、好きな人に自分が作った何かをプレゼントしてよろこばれたらいい。そう、今日の彼のように…(完)

 

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Morning on Saturday

2012年05月05日 11時56分08秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59

涼風鈴子「はい、はよーざいますぅ。“Morning on Saturday”だそうです。プライマリーウィークってすごいやね。あり得ないやねって言いましても製作時間の関係上、無駄話が出来ない辛さを勘弁してね、バーイ作者とこの番組は、昔の――おはようございます、“Morning on Saturday”担当の涼風鈴子です。――って、何だよ今の本当コードマスクはよー、木田麻衣子の声じゃねーかっ!(硝子粉砕)なんなんでしょうね、この番組。あり得ないんですけどー、まったく、無理矢理放送するからこーなるんだよ。それでも手抜きだってーからやんなるぜを゛り゛ゃあ゛ーーっ!!(殴+蹴)と私はあくまでインチキDJでして活劇のキャラではございません。んな話は誰も聞いてないが台本には書いてある、以上、“Morning on”でした」



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