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涼風鈴子「はい、はよーざいますー、涼風鈴子どすー。“Morning on”どすー。さてえ、11月6日金曜日、まだ、金 曜 日 で、やですね、やですねっ、やですねっ!やってらんないですね」
包丁屋舞刺「包丁屋の舞刺で、御座います」
涼風鈴子「包丁なら、間に合ってるぜ」
包丁屋の舞刺「ままっ、そう言わずにい。今日、お持ちした、この包丁。ラジオで、伝わりにくいですが、この私の親指2、3本はありそうな、こちらの暗黒固形物質1番、見てください――(サクッ、と言う効果音――)この様に、軽く、包丁を上からしたに、押して、引くだけで――(サクッ、と言う効果音)――、見てください、きれーに、美しく切れています」
涼風鈴子「しらねえよ、そんなん。何が、暗黒固形物質1番だよ。厨2の匂いが、プンプンするぜ」
包丁屋舞刺「涼風さんも、ぜひ、このまな板の上の暗黒固形物質1番、切ってみて下さい。爽快、痛快、通快な切れ味を、実感頂けます。それに、今なら、ですね、東町奉行所管内で、とれた、新鮮な――」
涼風鈴子は、手元スイッチで、包丁屋舞刺とその道具類一式を、【楽屋裏】へ、転送した。
涼風鈴子「はい。またも、理解不能な展開、はーくしゅカムニダー、で、“Morning on”第2幕でした」