おもちゃ展協賛プロップ「乾電池」。
子供の頃「電池」は貴重だった。おもちゃ本体は買ってもらえたとしても、その消耗品たる「電池」は自分のこづかいで買わなければいけなかった。決して安いものではなかったし、子供だろうが大人だろうが消耗品にお金を費やすのは楽しいことではない。
子供にとって、家の100Vコンセントは無料で無尽蔵のエネルギー源だ。だからコンセントにつないで普通のマンガン電池を充電できるというフレコミの某乾電池充電器(※)は、夢の機械だった。
ほしいほしいと思い続け、とうとう買えなかったこの乾電池充電器がらみで妙に鮮明に覚えていることがある。
たぶん中学生になってからのことだったと思う。友人が自分で作ったという「乾電池充電装置」を見せてくれた。それは電燈線プラグにダイオードと抵抗を直列に半田で繋げ合わせただけのものだった。
電圧を落とすにはトランスが必要、整流するにはそれなりの回路が必要という固定観念を持っていた当時の電気少年Zippoは衝撃を受けた。こんなんでいいのかぁ・・・でも、確かにこれだけでもいいような気もする・・・でもなんだか危ないような気もする・・・
それが彼のオリジナル設計か、雑誌か何かを見て作ったのかは不明だし、まともに使えるものだったのか今となってはわからない。(どこのメーカも乾電池を見ても「このでんちはじゅうでんできません、もしじゅうでんするととてつもなくおそろしいことがおきます」と警告文が書いてあるので良い子のみなさんはやらないように)
※商品名を忘れたので適当なキーワードで検索したら「マジックチャージャー」という商品が出てきた。これだったかもしれないが、私の記憶とはしっくりしない。
子供の頃「電池」は貴重だった。おもちゃ本体は買ってもらえたとしても、その消耗品たる「電池」は自分のこづかいで買わなければいけなかった。決して安いものではなかったし、子供だろうが大人だろうが消耗品にお金を費やすのは楽しいことではない。
子供にとって、家の100Vコンセントは無料で無尽蔵のエネルギー源だ。だからコンセントにつないで普通のマンガン電池を充電できるというフレコミの某乾電池充電器(※)は、夢の機械だった。
ほしいほしいと思い続け、とうとう買えなかったこの乾電池充電器がらみで妙に鮮明に覚えていることがある。
たぶん中学生になってからのことだったと思う。友人が自分で作ったという「乾電池充電装置」を見せてくれた。それは電燈線プラグにダイオードと抵抗を直列に半田で繋げ合わせただけのものだった。
電圧を落とすにはトランスが必要、整流するにはそれなりの回路が必要という固定観念を持っていた当時の電気少年Zippoは衝撃を受けた。こんなんでいいのかぁ・・・でも、確かにこれだけでもいいような気もする・・・でもなんだか危ないような気もする・・・
それが彼のオリジナル設計か、雑誌か何かを見て作ったのかは不明だし、まともに使えるものだったのか今となってはわからない。(どこのメーカも乾電池を見ても「このでんちはじゅうでんできません、もしじゅうでんするととてつもなくおそろしいことがおきます」と警告文が書いてあるので良い子のみなさんはやらないように)
※商品名を忘れたので適当なキーワードで検索したら「マジックチャージャー」という商品が出てきた。これだったかもしれないが、私の記憶とはしっくりしない。