錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

この可愛い顔に騙されると大変なことになる

2018年03月24日 | 魚(海・淡水)

馬ヅラの可愛らしい顔をしたギュムナルクス科のジムナーカス(Gymnarchus niloticus)
そして、顔だけでなく背ビレを波打たせて泳ぐ姿も面白い。
しかーし・・・・
こいつを飼うには、それなりの覚悟が必要になる。
と、言うのも、このジムナーカスは微弱ながら発電能力を持つていて視覚よりも磁波を利用してるために口に入るものであれば何でも噛みついてくる。
そんでもって、その嚙む力は半端ない・・・
いや、もう“ぱねぇ”って範囲を超えている。
だから・・・
水槽内を加温しているセラミックヒーターなんてモノはバキバキに嚙み砕くし、サーモスタットのセンサーなんてグチョグチョしてくれる。
おまけに大型になる魚だけに、小さい間は良いけれど大きくなった時に指でも噛みつかれると冗談じゃ済まない程の怪我を負うことになる。
もし、このシムナーカスをショップで見かけて『この子って可愛いから飼っちゃうおうかなぁ?』って思った人は、ここにUPした内容を思い出してから判断してくださいね。
マジでヤバイ魚なんだからぁ・・・・

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オキナワルリチラシの強制採卵法

2018年03月24日 | 昆虫・植物
昨日、オキナワルリチラシの強制採卵について少しだけ書き込んでいましたが、随分と前にUPしていたサツマニシキのビニール袋での採卵ではダメなのか? とか・・・
“もう少し詳しく”と言った問合せが多かったので、ちょっとげ突っ込んだ内容をUPしてみました。
※ただし、この方法を用いて確実に採卵に成功するという保証はありませんので、飽くまでも“参考までに・・・”っていう範囲でご覧ください。
では、早速・・・


先ず、最初にやる事は十分な吸蜜をさせること。
しかーし、サツマニシキもそうですが、このオキナワルリチラシにしても、とにかく口吻が短い。
だから、口吻の前に希釈したブレンド蜜液を一滴ずつ垂らす・・・・ って言うか、置くって感じで吸蜜させます。


そして、お腹がある程度まで膨れたのを確認したら三角紙に包むのですが、大きい三角紙に包むより中で必要最小限で動ける程度まで折った方が良い結果が得られるようです。
あっ、もちろん以前にサツマニシキの強制採卵でUPしたビニール袋を用いた方法も可能ですが、今回は頂いた個体である事と強制採卵に使える母蛾が1頭であることを考慮して三角紙での採卵にしました。
で、その三角紙に包んだ母蛾をケースに納めて・・・・


一回り大きなタッパーへと収容します。
もちろん、このタッパーの底にはテッシュを敷き霧吹きで水をシュッ・シュッと吹きかけて加湿。
後は、このまま暗くて暖かい場所(光を透さない箱の中でも可)に置いておくと・・・・


オキナワルリチラシの母蛾は三角紙の折り目を樹皮の裂けた部分だと間違えて、産卵管を伸ばして黄色い卵を産み付けてくれます。
※赤の指印で示した先
後は、これを何度か繰り返すだけ。
って事で・・・・
もし、このような機会があれば皆さんもトライしてみては如何ですか。

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おはよう💕

2018年03月24日 | 両生・爬虫類

これまでの冷え込みもどこへやら・・・・
昨日からは一転して暖かい日が続いています。
そして、そんな陽気に包まれたためか“カメさんランド”のセマルハコガメが長い越冬から目覚めて活動を初めてました。
おはよう
これから餌をいっぱいあげるから、たくさん食べて体力作りに励むんだよ!
そして、今年も可愛い子亀たちの姿を見せておくれ。

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季節感が無くなったシルバー

2018年03月24日 | 魚(海・淡水)

思い返せば十数年ぶりに飼うこととなったシルバーアロワナ。
当初はヨークサックを吸収して間もない7~8cmの個体だったので、一見して頭と目だけが異様に大きく泳ぎも弱々しかったのですが、今では、こんなに大きく成長してくれました。
そして・・・
今でこそ、このシルバーアロワナはBreed個体が流通するようになって年間を通して入手することができるようになったのですが、その昔は親の口から吐き出させたWILD個体ばかりだったので晩秋から冬にかけて輸入される季節限定の魚だったのです。
だから、このシルバーアロワナを飼育途中で死なせてしまうと、次の輸入時期である晩秋まで待たないと入手できないというレアな魚だったのです。
それが今では、年中手に入る・・・・
おまけに安価な魚になっている。
いやぁ、熱帯魚の世界も繁殖方法が確率されて季節感と言うモノが無くなりつつありますよね。
そんでもって・・・
これは余談だけど50年ほど前はネオンテトラなんかも、今に比べるとメチャメチャ高価だった。
だから、まとまった数を買うにはお財布と相談しないといけない。
そこで、その数を補うように中国から輸入される安価なアカヒレと混ぜて飼ってたんですぅ。
まぁ、そんな事もあって昔はアカヒレのことを「貧乏人のネオンテトラ」なんて揶揄して呼ばれてたんですよねぇ・・・
って言うか・・・
今では普通に売られている安価な魚も、昔は価値があたんでよねぇ。

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