スジボソヤマキの強制採卵

広島県の佐伯区へと向かうため中国自動車道の吉和ICを下りて移動している最中に道脇で飛んでいたスジボソヤマキの母蝶を捕獲。
そして、その母蝶を大型の吹き流しへ入れて強制採卵。
アブラナ科のイベリスの蜜を吸ってますぅ。


日中の気温が上がると吹き流しの中をハラハラと飛んではクロウメモドキの良さそうな場所に産卵。
ただ、ちょっとしたコツがあって、それさえ理解すれば･･･


その枝先は、こんな状態になるまで産卵してくれます。
ただし、これだけ産卵されると後の処理に困るんですけどね。
と言うことで････
このスジボソヤマキの他にウラギンシジミ・テングチョウ・スギタニルリシジミの4種の飼育材料を新たに仕込んじゃいました。

新たな仕込み

まぁ、止めときゃイイのに次々と仕込む････
その一つが、これ。
先月の末に広島県の東城町で捕獲したテングチョウに産ませた卵。
ただ、このテングチョウは開きかけた葉の隙間に腹端を突っ込んで産卵することから、ちょいと面倒なんだけど庭にある良さそうな芽を探して産卵させました。


そして、こちらはウラギンシジミの卵。
こちらも先月の末にスギタニルリを観察していたところフジの周りを飛んでいたので吹き流しを用いて強制採卵してました。


そんでもって、こいつはミズキの花芽に産卵されたスギタニルリシジミの卵
密集した蕾の隙間に腹端を突っ込むようにして産卵するので、その卵を確認するのがマジ厄介。
とは言え、その卵は青白いだけに、まだマシかな？


しーかし、孵化した幼虫はミズキの花芽に同化しちやってる････
だから、ちょいと目を離すと、何処に幼虫がいたのか見失ってしまう。

そして、もう一つ････　
でも、この話は次の記事へと続くのであった。　

その後のオキナワルリチラシ

石垣島から産直で送られてきたオキナワルリチラシの母蛾を三角紙に包んだ状態で強制採卵。
※過去のログを参考に･･･
そして、そのオキナワルリチラシの母蛾は三角紙の隙間に産卵管を伸ばして産卵し、多くの卵を残してくれました。


で、それから10日ほどが経過したところで一斉に孵化。
そして、その卵塊をヒサカキに乗せて葉っぱへと自発移動をさせるも、何が気に入らないのか糸を吐いて次々と脱走を企てる。
それを筆先に乗せてヒサカキの葉へと戻すのだが････　俺はお前らの親じゃないっちゅうの！


まぁ、その甲斐あってか今ではヒサカキの葉っぱに台座を作り、薄皮一枚を残した独特の透かし食いをしながら成長しています。
って言うか･･･
この画像だけだと、この幼虫がサツマニシキなのかオキナワルリチラシが分からない。

ゲンジボタルの上陸を見てきました

自然とは良く出来たもので、桜の満開宣言から半月が経過した昨日は雨が降りました。
それも朝の9時から降り始めた雨は、夜の22時までに34mmという纏まった雨量を記録。
でもって、日暮時を過ぎた気温は20℃と生温かい。
となるとゲンジボタルの幼虫たちが蛹化のために一斉に上陸を始めるはず。
そう踏んだCherryはSANJIでの食事を早めに済ませ、昨夜はゲンジボタルが生息する小川へと向かいました。


そして････
現場へと到着したら全ての光を断って15分から20分程かなぁ？上陸している？
いや上陸を始めようとしている幼虫たちを刺激しないようにして静に待つ。
すると、あちらこちらの土手や草むらからホタル独特の淡い光を放っている幼虫を見つける事ができます。
これから上陸した幼虫たちは、それぞれ条件の良い場所を探して土の中へと潜り、そこで蛹室を作って蛹になるのです。
と言うことで････
今年も多くのホタルたちが飛び交ってくれることを願いながら、昨夜は上陸するホタルの幼虫を観察してきました。

快気のお祝いってかっ！

いやぁ･･･
思い返せば、あれやこれやと無茶ばかりをやらかして、とうとう♿車椅子のお世話になる寸前まで追い込まれてしまいました。　
が！
それから大人しく療養し、やっと回復するに至りましたぁ！
って言うか、このCherryの外見は“殺しても死なない”ような健常者にしか見えないんだけど、一歩でも間違えれば直ぐにお迎えがくる体なんですよねぇ。
まぁ、そんな話は置いといて････


昨夜は快気のお祝いって感じで、家族みんなでお食事をしてきましたぁ。


で、何処で何を喰ったかと言うと･･･　
本場インド料理のSANJI。
で、昨夜オーダーしたのはカリーセット。



でもって、最後にチーズナン。
このところ食欲が落ちてんだけど、ここのカリーだけは体が受け入れてくれる。
※個人的な感想ですが･･･
って言うか、辛さだけが力強く主張するようなチェーン店のカレーに比べると、素材の旨味に加えて後から追っかけてくる辛さがたまらない。