世間では良く何かをしているうちに思いがけない幸運に行き当たるあるという意味で『犬も歩けば棒に当る』なんて言いますが、これは大きな間違い。
“棒に当る”という本当の意味は“人さまに叩かれる”事なのです。
だから“犬も歩けば棒で叩かれる事もある”という災難を指しているんですよね。
でも、最近の犬は歩いても棒に当たらない。
何故ならば・・・・
犬を棒で叩いて傷つけると動物愛護法によって2年以下の懲役または200万円以下の罰金が課せられるのだ。
まぁ、そんな話は何処か遠くにでも取敢えず置いといて・・・・
昨日のCherryは“子守歌”で知られた熊本県の五木村を車で巡ってきましたぁ!
で、その巡ったコースは・・・・・
八代市の東陽町から大通峠へと車を走らせ、そこから稜線沿いに端海野自然森林公園へと向かう。
で、そこから更に東へ向かうと・・・・
子別峠の交差点へ辿り着く。
で、この峠は今でも五木村・五家荘と熊本(八代市)を結ぶ主要な道路として利用され、古くは先の大通峠や立番峠などと共に人吉藩の番所が置かれていた場所でもあるのです。
また、この地名のである子別の由来はというと・・・
五木の子守歌でも知られるように五木村・五家荘から町へと奉公に出される娘を見送った場所として“子別峠”とか、南北朝時代に肥後国隈府(今の熊本県菊池市)を拠点に九州における南朝方の全盛期を築いた懐良親王が都へと上る際に付き添った者たちが、この峠で妻子と別れを惜しんだ・・・・ などの説ある。
そんでもって、ここは標高1.000m以上の山々が連なる九州脊梁の一角。
と、言うことで・・・・
その道脇には『ケータイ利用できます』なーんていう看板が立てられている。
また、そんな標高が高い場所だけあって車載の温度計が指し示す外気温は23℃。
このところ続く下界の暑さに比べると、ここは別天地。
そして、そこからは白髪山を横目に子鶴トンネル横まで一気に下り、その後は頭地から高塚山へと向かうも再び頭地へと戻り・それからは三浦・宮園と大きく巡るようにして最初の大通峠へと出て八代市へと山を下りました。
と、言うことで・・・・
昨日のCherry(犬)は何かしらの生き物と出会わないかと往復324kmもの道程を歩き回ったものの全く棒に当たりませんでした。
って言うか、世の中とはそんなもの・・・・
そして・・・・
山から下りると同時に、これまでの涼しさは何処へやら・・・・
何時もと変わらぬ暑さの中で日没の時を迎えてました。