錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

一寸の虫にも五分の魂?

2019年04月06日 | 昆虫・植物
良く“生きとし生けるもの”の尊さを喩えるのに“一寸の虫にも五分の魂”という言葉を使いますが・・・・
約3cmの虫にも1.5cmの魂があるってことはさぁ、今現在、Cherry の手元で孵化しているチョウの幼虫って0.5mmほどの命しか無いってこと?
で、こんな事を書き込むと、また直ぐに言葉尻をつかまえて Cherry が面倒臭いことを言ってるよぉ・・・・
なーんて思われるかもしれませんが、👇これを見てくださいよ。


この子は昨日生まれたコブナナフシの赤ちゃん(幼虫)なのですが、その体長は1cmもないんです。
おまけに、その体は細くて干乾びたように見える。
いやぁ・・・
こんな弱々しくヒモのような体に宿る命って凄いと思いませんか?
だから、何時も思うんですよね。
一寸の虫にも半分は命があるなんて嘘だ-!って・・・
こいつらの命って半分どころか体から溢れるほど満ちているよってね。
そして今にも尽きてしまいそうな小さな命であっても、生きようとする執念っていうか覇気ある姿を見ていると、お前も負けずに頑張れよ!と励まされているように感じる。


そんでもって新たにやってきたコブナナフシの成虫はと言うと・・・・
その全身の命を燃やしながら18禁さながらに頑張っている。
いや〰ん
が!しかーし、ちょいと待て!
それって上下が逆なんですけどぉ・・・・
まぁ、そんな容姿だから仕方がないとは思うけど、それって余りにもレディに対して失礼だよ!


そして・・・・
その結果としてバイキンマンの手下に良く似た小さな“かびるんるん”を2~3日に1個くらいのペースで産卵してくれているのですが、これが孵化して成虫になる頃は再び桜の花が咲いている・・・・
これって冗談みたいに聞こえるかもしれないけどマジな話なんですよ。

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