錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

順調に成育中

2020年10月02日 | 昆虫・植物
現在、沖永良部のコノハチョウを飼育中なのですが何分にもコノハチョウの幼虫は大食漢。
おまけに食べる割りには成長はしないときたものだから、できうる限り手元のオキノツメやスズムシバナは残しておきたい。
と、言うか・・・
最後になって餌が無いと騒ぎたくないので。


そこで登場するのが何時ものH.ポリスペルマなんだけど・・・・
最近はコロナの影響で輸入がストップしていて、国内で栽培されているものだけが流通している状態。
だから今年は完全に流通不足していてコノハに与える餌にも支障が出てきている。


ならばと、今回は60匹の幼虫を手元に残し、そのうちの30匹ほどにH.ポリスペルマを与えて、残りの30匹には春先に挿し木していたストロビランテス・ディエリアヌスを与えて飼育しています。
と、いうのも・・・・
これまではエサが不足した時だけの代用としてS,ディエリアヌスを利用していたのですが、これを初齢期から蛹化までのステージで使用した場合に何かしらの障害が出ないかを確かめたかったのです。
が!
その心配をよそに順調に生育中。

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3クラッチ目の卵が孵化

2020年10月02日 | 両生・爬虫類
昨日は十五夜にあたる中秋の名月。
そして、その翌日となる今日の朝は満月でした。
そうなると8月の末にニホンイシガメが産卵した、3クラッチ目の卵が孵化する頃ですよね。
で、その結果は・・・・


はい!
小さくて可愛いニホンイシガメが孵化してますよー
ただ、台風8号で設置場所を移動させたショックでか? 12卵得たうちの3卵が途中で成長が止まってしまったようです。
しかーし、それでもワラワラと動き回っている9匹の子ガメに癒されてます。
みんな、大きく育つんだぞーーーーー

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鏡のようなピカピカの蛹

2020年10月02日 | 昆虫・植物

沖永良部島のツマムラサキマダラを母チョウにテイカカズラのトップを使って採卵。
比較的に良く産卵するマダラ類に比べると得られる数こそ少ないものの、それでも20卵近くは産んでくれました。
そして、それから17日が経過したところでポツポツと蛹化を始めました。
やっぱ、このツマムラサキマダラはコスパが高く、食べたら食べた分だけ大きくなって直ぐに蛹化しちゃいますね。
そして・・・・


その蛹が👆これです。
鏡のようなピカピカの蛹ときたものだから太陽光の下で撮影しちゃうとヘタを打つと己が姿も写り込んでしまう。
だから今回は部屋の照明を全て消しLEDライトとクロスフィルターを使って撮影してみました。
いやぁ・・・
黄金のようなオオゴマダラの蛹もイイけれど、このツマムラサキマダラの蛹は一見の価値あり。
でもぉ、この蛹をフィールドで探すことは難しく、確実に見たければ飼育するに限るのです。
そんでもって・・・


ダメ押しで、もう一枚。

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リュウムラの母チョウが逝く

2020年10月02日 | 昆虫・植物

先月の22日にも記事をUPしていましたが・・・
9月12日に鹿児島の南に位置する沖永良部島でネットしたリュウキュウムラサキの母チョウを15日に福岡へと持ち帰り、その翌々日にあたる9月17日から採卵を開始。
そして、そのリュウキュウムラサキが昨日の朝に見ると死んでいた。
まぁ、捕獲から20日が経過していたので、そろそろかなぁ?とは思っていたんですよね。
しっかし、この母チョウは本当に良く卵を産んでくれました。
だからじゃないけど、吹き流しに入れる甘藷のツルは、先月17日の採卵開始から3回も交換。
そして・・・
一度目の交換で得られた卵は半分だけ手元に残して、後は虫友へと押し付け。
そんでもって、二度目の交換で得られた卵はと言うと、これまた有無を言わさず押し付けた。
そして、それから母チョウが死ぬまでに産卵した卵はと言うと・・・・ 
すみません。
昨日のお昼過ぎに全て強制送付しちゃいました。
で、今回は押し付けた数が数だけに、もし手に余るようであれば知り合いの蝶屋さんにでも転送しちゃってくたさい。
と、言うことで・・・
お手元へ届いた方はアタリですよー。

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