錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

カラモプレウルスの復元補修

2021年10月01日 | 石ころ

東方海上を移動する台風16号の影響でイプシロン5号機の打ち上げは中止されると思っていたら、直前になって別のトラブルで中止された。
まぁ、そんなこんなで時間ができたCherryはと言うと、先月から放置していたカラモプレウルスの補修(復元)に取りかかることにしました。


まぁ、ヤ〇ト運輸さんが見事に割ってくれたお陰で大きな脊椎骨の断面が見えるし、これでもかっ!って感じでボディが潰れてるのが観察できる。
へぇ~、断面は、こうなってんだぁ。


そして、その断面の全体にポリスチレン樹脂を主成分に配合したプライマーを均等に塗り良く乾燥させる。
ここで一気に重ね塗りすると乾きが遅くなるだけでなく、後で塗りムラとなるので要注意・・・


で十分にプライマーが乾燥したところでエボキシ樹脂系の接着剤を薄く塗り、ある程度の粘性が得られたところで双方を圧着する。
が!
さすがに割れた状態でガチャガチャと動かされると断面が痛むだけでなく、脱落したパーツも細かく割れて行方不明。
そうなると、このヒビやら紛失した部分を補う必要があるんだけど、ここからがCherryの正念場。
多くの補修材料の中から適切なものを選び充填していく。
そして、削りだしては充填し・・・
なーんて事を繰り返し、整形を終えたら調色した塗料で着色。
で、最後に周囲の色調に合わせて微調整を繰り返すと・・・・


一連の復元補修は終わります。
しっかし、手掛けた本人が言うのも何なのだけど・・・
何処を修復したのか分からなくなった。
※赤〇で囲った部分ね。


そして、これが復元補修を終えたカラモプレウルスの全体像。
1mを超えた先のクラドシクルスまではないけれど、それでも1m近くあって抱えると重い・・・・
で、この復元補修を終えたカラモプレウルスは再び暗い収蔵庫で眠ることになる。

---------------------------------------------
カラモプレウルス
Calamopleurus cylindricus
アミア目 アミア科
白亜紀前期
Santana Formation
Ceara, Brazil

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イプシロン5号機 緊急停止

2021年10月01日 | 雑記(ひまつぶし)

先週22日の15時51分、Cherryは鹿児島県大隅半島の根占上空付近からJAXAの内之浦宇宙空間観測所を機体左側の窓から見てました。
それって何処よ!
何処に写ってんだよ!
まぁ、そんな方のために・・・・



『世界の果てまでイッテQ!』のイモトアヤコじゃないけど、 ここ、ここ、ここですよ!って感じで指で示した先っちょね。
ここがJAXAの内之浦宇宙空間観測所なんだけど、本日(10月1日)の午前9時51分にイプシロン5号機の打ち上げが予定されていた。
ならば、走るかっ!
なーんて事が頭に浮かんだものの海上にある台風16号が影響し打ち上げは延期になるんじゃねぇの?と、踏んでいたら・・・
これが予想に反してカウントダウンしてやんの。
あちゃーーーー やっちまったなぁ・・・
ところが!
打ち上げが予定されていた時刻の約15秒前に緊急停止された。
理由は地上にある関連設備の一部に問題が生じたとのことらしいのですが、次の打ち上げは何時に変更されるのかなぁ?
まぁ、今回の打ち上げは残念だったけど勇み足を踏まなくて良かった。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする