錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

啓蟄だからかモモブトイシムカデも動き出す

2024年03月08日 | その他の生き物
寒さが緩み土の中から虫たちが動き出す頃… 啓蟄
季節の移ろいは早いもので、そんな啓蟄の時期へと入りましたね。
しかし!
この啓蟄でいうところのムシは皆さんが思うかぶムシとは違う生き物も含まれているまです。
正しい表記は蟲でカエルやトカゲ、そしてヘビなど越冬している生き物たちを大きな括りとして表現しているのです。
そして啓蟄の“啓”は蟲が土の中に籠ることを指し、“蟄”はその戸を開く意味。
はい、もう後は察しの通りですね。
籠っていた蟲たちが暖かい春を迎えて土の中から出てくる頃。
そんな時期ということもあって… 


我が家では👇こんな生き物が動き出していましたよ。
最後方の歩脚が太く発達していることから多足類のモモブトイシムカデ(Lithobius pachypedatus) と、思うんだけど…
間違ってたら、ごめんなさい。🙇
そんでもって、こいつは昆虫と同じ節足動物なんだけど虫ではない。
けど、この生き物も啓蟄で云うところの蟲の一つ…
ただ、朽ち木や枯葉などが堆積した浅い地中を住処とするムカデだけに、時として植木鉢の中からも登場することもあるのですが、その体長は大きなモノであっても2㎝に満たないサイズなので人に対して危害を加えることは恐らく皆無。
で、そんな啓蟄を迎えた頃なのにカメさんランドのセマルハコガメたちは眠ってる…
みんなー、春ですよー、そろそろ起きましょかぁ!

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夕暮れ時になると血が騒ぐ

2024年03月08日 | 昆虫・植物

この時期の夕暮れ時で月もなく風も吹かずに生暖かいと我が身の血が騒ぎだす…
そう、この時期だけに見られる春蛾の時期だからです。
大型のオオシモフリスズメにイボタガ。
そして繭から絹(シルク)を取るヤママユの仲間のエゾヨツメなど…
春の早い時期だけに出会える魅力的な蛾。
だけど、それらに必ず出会えるかというと… そう簡単なものではない。
そこで日々変わる 気温湿度月明かりなど、自身が培ったデータを当日の条件に充てはめて動くんだけど、それでも巡り合わせが悪いと一年という時を無駄に過ごすことになる。
そんな訳で、こんな夕暮れ時を迎えると春蛾の出会いに、爺さんの心は年甲斐もなく躍るのだけど…
その出会いには、まだ半月ほど早いかな?

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