錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

成長もしないが痩せもせず

2025年01月20日 | 魚(海・淡水)

むかーし、昔のお話ですが…

このブログの爺が小学生の低学年の頃、日本経済は高い伸び率で上昇し俗にいう高度経済成長期のド真ん中を迎えていました。

そうなると趣味の世界も広がり様々な熱帯魚などが輸入されるようになる。

それと同時に本などでも紹介され、そのページに掲載されていた赤と黒に色分けされたレッドテールブラックシャークや縞々模様のドジョウの仲間のクラウンローチに心を奪われた。

👆そのクラウンローチが、これね。

自然界では30㎝を超えるドジョウでありながら飼育環境下では15cmくらいまでにしか成長しない。

おまけに、その成長速度が遅いのなんの…

そんなクラウンローチが自然界では30㎝を超える… なんでかなぁ?

そんなこんなで我が家のクラウンローチは成長もしないが痩せもせずに今も水槽の中を泳いでいる。

小さくても可愛い魚なんだけど、大きなクラウンローチが爺は好き


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身の内に巣食う欲には底が無い

2025年01月20日 | 昆虫・植物

多くのフォームを持つリュウムラ(リュウキュウムラサキ)の中で、こちらは日本への飛来頻度が最も少ない海洋型と呼ばれる赤いリュウムラなんだけど…

もし、こんな赤いリュウムラが目の前で飛んでいたら大抵の虫屋(チョウ屋)\(^^\)♪ (/^^)/♪\(^^\) ♪(/^^)/♪よと心が舞い上がる…… はず。

だからじゃないけど、そんな機会があれば赤いリュウムラを箱一杯に詰めようとジジイは何時も累代飼育を試みる。

そう我が身に巣食う欲が目を覚まし頭を擡げるのです。

そんなこんなで年末から赤い海洋型のリュウムラを飼育していたのですが気温の低下と共に餌であるサツマイモの葉は見事に枯れ果てた。

だ・か・ら・・・

リュウムラの餌(キンゴジカ)が生い茂る暖かい南の島へと飛んだ。

そして、そのキンゴジカを餌に現地で蛹化させ、年が明けると福岡へと蛹を持ち帰り暖かい温室で羽化させた。

ただ、こんな時期だけに内地での累代は出来ない。

そこで…

羽化した赤いリュウムラだけでなく比較に地味なオスも含めて全て板に張りつけた。

ただ、どれだけ箱を埋めても更に欲は深まるばかり…

だから先人が云う『欲深き人の心と降る雪は積もるにつれて道を忘るる』の言葉通りにならぬよう本道を見失うことなく、尊い命を頂いた標本は使命が果たせるように責任をもって扱わなければならない。


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