錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

秋なのに… クワガタ採集

2024年10月12日 | 昆虫・植物
涼しい秋風が吹く季節。
蒸し暑く鳥や虫が賑やかだった頃に比べると、この時期の山は静かで寂しい…
だから虫を採る人間にとっては4シーズンの中で一番暇な時なんだけど、もう少し寒きが増すと越冬卵や材割での幼虫採集で忙しくなる。
ただ、そんな話は別にして…


山には爺が大切にしている木が幾つかある。
その一つとして数本のハルニレが挙げられる。
そして、そのハルニレにできた小さな洞には日本産のクワガタとしては小型で目立たないネブトクワガタというヤツが潜んでいる。
おまけに、その洞に潜むクワガタをとると、また次の個体が同じ洞に入ってるのです。
でもぉ…
柳の下の鰌って、そんなに多くは無いわけで年に5~6匹も採れれば御の字的な数。


だから材割の方が数が得られるのだけど最近は、その腐朽した材も随分と少なくなりました。
そんなこんなで、そのハルニレがある近くにまで赴いた時は洞に潜むネブトクワガタを確認しているんだけど最近では更に数が減っている気がする。
昔は、いっぱい採れてたんだけどねぇ… なーんて愚痴は年老いた証拠!
でもぉ、警戒心の解けた夜に洞を覗くと4匹(1♂3♀)のネブトクワガタを得ることができました。
ただ材割で得た個体は別として、樹液を出す洞で採集した個体って卵を出し尽くしているのか殆ど産まないんですよねぇ…

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