ドイツの医師であり博物学者でもあるフィリップ・フランツ・フォン・シーボルト。
まぁ、細かく言うよりシーボルトの方が通りがイイかな?
で、そのシーボルトが江戸時代に長崎県出島でオランダ商館医として勤務していた時のこと、1匹の大きなミミズをオランダへと持ち帰り、その標本を基に新種として記載されたものが👆このミミズ。
その名もシーボルトミミズ。
そして我が国最大クラスの大きなミミズで成体に達するまで3年を要するとされ、このような成体を見る機会も周期性があるらしい。
そんな大きなシーボルトミミズが今年は雨が降った山道でウニョウニョと徘徊している姿をよく見かける。
おまけに、その色もさることながら一緒に写るスケールからも理解できるかと思いますが30㎝を優に超えてマジでキモイ。
ただ・・・
このシーボルトミミズは熊本県北部と福岡県南の境で撮影した個体で、このミミズの分布としては空白域からの初記録になるのかもしれない。
と、言うことで・・・
念のためデータを下記に記しておきますね。
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福岡県大牟田市大字今山(三池-南関線/八角目峠)
33度2分9.98秒 130度30分14.38秒
標高:194.9m
撮影日時 21.Apr.2022.