日が明けて一昨日の話になりますが…
産卵確認をしていたアカガシの細枝を抱くように一匹のセミが死んでいた。
そして、そのボディを良く見ると既に翅は脱落しムシカビとも呼ばれるカビの一種であるボーベリア菌に冒され既にミイラ化していました。
※色からしてメタリジウム(Metarhizium)の一種による感染だと思う…
で、この爺の記憶が正しければ2016年にもヒグラシに感染したボーベリア菌の記事をUPしたことがありましたが、その後は全く出会ってないのでボーベリア菌に感染したセミを見たのは7年ぶりのこと。
しかし実際は、そんな環境を備えた場所へと出かけてないだけでボーベリア菌に感染した昆虫は自然界においては普通に見られる事例。
詳しくは2016年7月23日の『年寄りの冷や水 (Part.5)』👇を参考に…
https://blog.goo.ne.jp/lamna/e/b18be3178d189e345b8472b52d096b1f
でもぉ…
この手の菌感染よりも爺さんは冬虫夏草の方が見た目が派手で好き。
ちなみに…
こちらはツクツクボウシの幼虫に寄生したセミタケ(冬虫夏草)の一種でツクツクボウシダケ。