錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

梅雨の真っ只中

2022年06月21日 | 風景

この画像は今から6時間ほど前のもの…
昨日は日暮れの一時だけ西の空が開けて、有明の空と水面を赤く染めてました。
そして!
週間予報では、ここ福岡県南部は ずーーーーーーーっと雨が降るらしい。

なんだってぇ!

なーんて事を語っているけど、ここ福岡県は梅雨の真っ只中だもんね。
そんな中、沖縄県は梅雨明けしたらしい。
このボケた爺さんの記憶が正しければ5月4日に梅雨入りし、その梅雨の雨から逃れるように福岡へと戻ってきたら…
この地も梅雨入りだって。
だから、今年の梅雨はメチャメチャ長い…
梅雨なんて…
大嫌いだぁ(っ'-')╮ =͟͟͞͞〇
あっ!
ならば、梅雨が明けた南の島へ戻ればイイんだ!

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幽体離脱ってかぁ!

2022年06月21日 | 昆虫・植物
水棲昆虫のくせに水に入ると溺れてしまうヒメタイコウチ。
だから…
そんなヒメタイコウチを中型のボンカップ(プリンカップ)を用いて幼虫を飼育しました。
そして今朝は、その幼虫にスウィーピングで採集したコロギスの幼虫を与えようとボンカップのフタを開けると……


一頭しか入ってない容器に二つの幼虫。
へっ!?
お笑いコンビの『ザ・たっち』じゃあるまいし、飼育容器の中で幽体離脱でもしたってかぁ?
いやいや、そんな非科学的な話じゃないですよ。
良く見ると…
そう脱皮してたんですよね。


それも成虫に。
しっかし、ここに至ってもなお水に入ると溺れ、だからと言って翅があっても飛ぶことすらできない『どんくさい』成虫。
だから、お前は絶滅危惧種になるんだよ!ってね。
ただ、この新成虫が繁殖に使えるのは年が明けた来年3月頃なので、これから9ヶ月間を人の手で管理するとなると大変ですよぉ…
でも、良く考えればタガメと同じですけどね。

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オランダガラシを採ってきた

2022年06月20日 | 昆虫・植物

今日の福岡県南部は朝から雨が落ちる生憎の天気。
しかーし、この時期にだけに咲く花がある。
それが…


👆これ!
古代ハスこと『大賀蓮』なんだけど、昨年は “時すでに遅し” で気付いた時には花は終わってた。
だから今年こそはと雨が降る中で出かけてみると、そこに待っていた大賀蓮は蕾だった。
いやぁ、一日ほど早かったみたい…


でもぉ、ここで “手ぶら” 帰るのもなんなので、今日はオランダガラシ(クレソン)を採ってきましたよ。
何するのかって?
はい、イシガメさんが食べるエサですよ!
いやぁ…
我が家のニホンイシガメは、このオランダガラシことクレソンが大好きなんですよぉ……
だから常食的には与えてないけど、時々 “おやつ” の代わりに与えているんです。
ただ、その小川にホタルが生息していると怒られる… たぶん。
理由はね。
そのオランダガラシが繁茂する下をホタルの幼虫が住処にしているから。
そんなこんなで…
今日はホタルいない小川でオランダガラシを大型のプラケ一杯分だけ採ってきました。
おーい、カメどもぉ!
大好きなクレソン採ってきたぞーーーー‼ ってね。

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もう少しで食べ頃

2022年06月20日 | 昆虫・植物

鉢植えで管理しているフトモモ科のレンブ。
年によって数にこそ違いはあれど、温室の中で白い花を咲かせて実を結ぶ…
そして!
今は温室の外でお日様の光を浴びて…
いや、梅雨の雨を浴びながら、今年も収穫の時を迎えそうです。
味はナシで食感はリンゴ…
そのまま食べても良いし、細く切ってサラダに混ぜても美味しい。
でも、この爺さんはダイレクトに食べる。
それは、あの南の島でも変わらない。
だって美味いんだもん。
※あくまでも個人的な見解です…ww
でも、今年は豊作みたいなのでポテトサラダに和えて頂くのもイイかもしれない。
鉢に植えたレンブなんてお世辞にも観葉植物なんて言えたもんじゃないけれど、こんな時だけは存在感を発揮するんですよね。
と、いう事で…
機会があれば次はムクロジ科の竜眼(リュウガン)でも挿し木してみようかなぁ?

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6月満月期のご報告

2022年06月19日 | 両生・爬虫類
先の6月14日は満月でした。
そうなると、この前後はカメさんたちの産卵が促進される時…
しかしながら満月までの天気は… 雨
そして気温が低いときたものだから動きはイマイチで、それらしい行動もとっていなかった。
が!
その満月を迎えた翌日からは雲はかかるものの概ね晴れ。
だから…


ハッチョウトンボの撮影から帰って翌朝に覗いてみると…
おっ!
サンゴ片みたいなモノが転がってる。
でも、なんで濾材に使うサンゴなの?
なーんて思って良く見ると、それはキボシイシガメの異状卵でした。
おまけに産卵床を掘っても、これ一つだけ…
やっぱ、これまで管理されていた水槽という環境から一変したのが影響したのかなぁ?


そしてニホンイシガメはというと…
画像に写る右上の隅に何となく掘った跡がある。
ただ、こいつらは産卵することなく試掘で終わるってことも多々あるので、用心深く掘ってみると…


ない!
そう、見事なまでの試掘ですよ。
いやぁ…
時期が時期だけに産卵したかぁ?なーんて思っていたら、やっぱり試掘かよ!
でも、今回の前半は雨が降って気温も低かったので、こんなものかもしれません。


だから堀った産卵床は何事もなかったかのように埋め戻し、次の新月(29日)前後の
産卵に備えました。
まぁ、例年からすると6月の下旬に一度目の産卵をし、7月下旬あたりに2クラッチ目の産卵をしているので、これからが勝負なのかもしれません。
カメどもぉ!
頑張れ〰〰〰〰‼
以上、6月満月期のご報告でしたぁ。

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吸蜜中のスジグロカバマダラ

2022年06月18日 | 昆虫・植物

テイキンザクラの赤い花で蜜を吸うスジグロカバマダラ。
しかーし!
ここは南の島じゃなくて福岡県。
そう、このCherry坊の爺ちゃんが管理している温室でスジカバの成虫が元気に飛んでます。
と、言うか…
吹き流しの中で羽化したスジカバを回収していたところ、その隙間から2頭のオスと2頭のメスが逃げ出したんですよ。
けど、安心してください。
ここは閉鎖された温室… 
だから、この中からは出られない。
ただ、この温室の中では命を維持する最低限の条件だけはそろっているから、そのまま捕獲せずに飛ばしてます。
まぁ、ここでは年間を通して吸蜜源となるトウダイグサ科のテイキンザクラやキョウチクトウ科のニチニチソウが咲いているし、そこでスジカバが優雅に飛んでいる姿を見ているだけで癒されます。
で!
この温室の中で交尾してくれたら儲けもの… なーんちゃってね 

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はーい、お仕事だよ!

2022年06月17日 | 昆虫・植物

いやー、このブログの記事も先日の14日にアップしたのを最後に2日も穴をあけちゃいましたね。
と、言うのも・・・
梅雨空が続く中で予報では一昨日から晴れるそうな。
ならば、その晴れ間を利用してお仕事ですよ!
まぁ、ケツに火がついて慌てるよりも、今のうちに済ませておこうという思いから出かけたのですが・・・・ 
その空は一昨日も昨日も鉛色の雲に覆われてヤバそうな感じ。
だから朝イチでホテルの空きをチェックし現場へ向かったものの、やっぱり状況は変わらない。
は~ぁ…
と、いう事は、その翌日の天気に賭けてお泊り決定かぁ?
なーんて覚悟をきめかけたところ、薄雲に覆われるも何となく晴れてきた!


そこで目的のものを探すんだけど・・・ いないじゃん!
と、諦めかけたところで、みっーーーーーっけ!
そこで…
頭では理解できていても先ずは200㎜で狙ってみる。
しかーし、そこまでの距離は4mほどで、狙った被写体は1円玉の中に収まるサイズ。
そう、その大きさは2㎝なんですよ。
だから運よく近くに止まってくれればイイんでしょうけど、200㎜のレンズでは頑張ったところで👆こんなもの。
で、こんなものをトリミング?
恥ずかしくて見せられてもんじゃない。
と、いう事で…
機種交代で600mm。


おーー
キタ――(゚∀゚)――!!
これこれ!
これですよ!
しかーし、目的する相手は赤い色をしてたお前さんじゃない!
そう、日本最小と云われるハッチョウドンボのお嬢さんですよ。
だから、いくら綺麗なオスにポーズをとられたとろで何の魅力もないんだなぁ…
が!
そのメスを求めて探すも、その姿を見つけられない。
おまけに他の機材が入ったハードバックを肩にかけ、手には持つカメラは600mmを装着しているものだからバカみたいに重い。
こんなんを持ってたら腱鞘炎になっちゃうよ!
だから肩にかけたカメラバックを腰かけにして座っていたら…


交尾したオスがメスを連れてきた。
ただ、テリトリーを主張する他のオスに邪魔をされ直ぐに交尾を解いたのですが、交尾でヘロヘロになったメスは下草に止まったまま動こうとしない。
今がチャンスだぁ!
と、いう事で…
これで雌雄の画を得た爺さんはホテルの泊まることなく、福岡の自宅へと向かったのですが日中の撮影と長距離の移動で疲労困憊。
気付けば自宅の朝まで眠ってました。
で、次の仕事は梅雨が明けたころに熊本の離島へ島流しですよ。

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一応だけど、今日で終わり

2022年06月14日 | 昆虫・植物

福岡管区気象台によると今月の11日に九州北部地方が“梅雨入りしたとみられる”と発表。
そして、その梅雨入り発表からは見事なまでに雨続…
しかーし、こんな天気が続く中でも育てている虫は遠慮することなく餌を食っていく。
だから…


このCherryの爺ちゃんは、こんな雨が降る中で山へ芝刈り…
いや、山へエサ取りですよ。
まぁ、自分で蒔いた種だから最後までやる責任があるんだけど、こうも雨に降られると流石に心が折れそうになるんだなぁ。
しかーし!
それも今日で終わった。
なぜならば…


手のかかる幼虫は奇特な方へと全て送った。
そして、これまでに蛹化した蛹も送った。
ただ…
その辺りの草を食わされてる埼玉の“おぢちゃん”には送らなった。
何故かって?
だって今月下旬は南の島に行っちゃうでしょ?
だから島から帰ってきたところを見図って送り付けてやるんだ…ww


まぁ、そんなこんなでルリモンジャノメも次々と蛹化をはじめ、今日の餌替えを最後に全て蛹化してくれる… はず。


そして大飯を食らうスジグロガマダラも全て蛹化を終えたし…


この時期はエサの確保が厄介だったウスイロコノマも蛹化を終えた。
また、これらと同時進行で飼育していたベニモンアゲハやオオシロモンセセリなんかも全て蛹化を終えましたよぉ。
後はシロオビヒカゲなんだけど、こちらは袋掛けなので放置しておけば、そのうちに蛹化するだろうから… 
はい、これにて終了!
一応ですどね。
で、残るはヒメタイコウチやらゲンゴロウなどの水棲昆虫かぁ…
自分で言うのも何なんだけど、ホントようやるわ!

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予定は8月のお盆過ぎですか?

2022年06月14日 | 両生・爬虫類

カメさんんは孵化までの温度で雌雄が決定される。
そこで先日に回収したセマルハコガメの卵は、その性決定ができようミズゴケ入れたプラケで管理することにしました。
そして、ここからが問題です…
孵化日数を75日と仮定した場合、5月の満月期に産卵していれば8月のお盆のころに孵化するだろうし、次の新月で産卵していれば8月の下旬に孵化してくるはず。
ただ、確実にオス狙いで孵化させようとすれば75日からは大きくズレ込んで場合によっては100日を超えてしまうかも…
と、いう事はチビガメとの対面は10月ですか?
でもぉ、今のところはメスがいっぱいいるので、ここは1匹でも多くオスを確保しておいた方が得策なのかもしれない。
ただ今は、すべてが五体満足で無事に生まれてくれることを最優先で願ってます。

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カスミサンショウウオ

2022年06月13日 | 両生・爬虫類
昨日の夜のこと・・・・
お風呂につかりながら“ふと”思い出したことがある。
それは上陸を前にしたカスミサンショウウオの幼生を、そろそろ放流すると言っていたこと。
まぁ、確かに人の管理下で孵化させたりしていると数が多くて、これからの時期は給餌も大変だから自然に返してあげるのが一番。
でも、ちよってと待って!
数か少ないのであれば今流行りのガーテンライトで虫を誘き寄せて餌を確保できるんじゃないのって…
おまけに飼育棟の前にでも容器を設置すれば夜の足元を明るく照らしいくれますからね。
と、いう事で…


上陸を前にしたカスミサンショウウオの幼生を10匹とは言わないけれど、ちやっと控えめに7匹ほど貰ってきました。
以前であれば、この爺ちゃんの手元にも放流用の幼生が数多くいたんだけど、最近は意欲が湧かずにお休みしてたものだから都合良く頂いてきたって訳ですよ。
そういえば随分と昔のことですが…
同じようにヒキガエルも手掛けていて、そのうちの2匹だけを手元に残していたら野良猫が入り込んで容器をひっくり返したことがあった。
で、そのヒキガエルは500円玉ほどの大きさにまで育っていたんだけど、それが原因で逃げ出した
しかーし!
暫くして家の周囲でゲコゲコゲコと鳴きだした。
それも明らかに場所が違う2か所で…
おー!
今夜も元気に鳴いてるねぇ…
なんて言ってたんだけど3年ほどして、その声は聞けなくなった。
まぁ、便りは声だけなんだけど近くいる存在感だけで嬉しくなれるんだなぁ。👈単純なだけ!
だから、カスミたちも負けないように大きく育て!
そして、もしもだけど…
ダメそうなときは兄弟のいる山へと帰りなさい。

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