NOBLESSE OBLIGE とは、何?
ノブレス・オブリージュ(仏、 noblesse oblige、フランス語発音: ノブレッソブリージュ)とは、直訳すると「高貴さは(義務を)強制する」を意味し、日本語では「位高ければ徳高きを要す」などと訳される。一般的に財産、権力、社会的地位の保持には責任が伴うことを指す。
Wikiより、
ランドローバーの祖国英国ではこのノブリス オブリージュという思想が社会的に高いとされる上流階級に浸透している。そしてこのノブリスオブリージュという伝統的な思想こそが、実は最新のランドローバーを駆ってエクスペデッションを執行する英国人の根底にあるのではないだろうか?
英国王室のチャールズ家の後継ぎ達も、時に迷彩服でマスコミに出たりするが、それは見せかけだけではないのである。いざ、戦争が起こると戦場で先陣を駆って行き、時に命を落とす事もある。それが英国貴族の伝統なのであり、そういう義務感を持ち合わせているのが英国紳士なのである。
新しいランドローバーが世に出ると、その実力を示す為にランドローバー社が資本を提供して遠方へのエクスペデッションを執行する。云わばコマーシャル的な演出である事は間違いがないであろう。しかしそれだけでは無い、その根底にあるのは、
ノブリス オブリージュ!
高貴な人の義務
の伝統的な思想に従った、行為であると思っている。
そして、これからも英国人はこの行為を継続するであろう。
それがランドローバーを世に送り出す人々の責任であると考えているのである。
レンジローバーハイブリッド、シルクロード紀行
現在行われているレンジローバーハイブリッドでの英国からインドへの10000マイル(16000キロ)エクスペデッションの旅は、社の資本家であるインドのタタ モタースへのお礼参りでもあるが、同時に彼らは使命感を持って走っているのではないだろうか?
ランドローバーの遠征を通じて英国人から学ぶもの、その行動哲学というか価値観の背後にこのノブリス オブリージュがあるっていう事が彼らの誇りである。ランドローバーの遠征は旅でもあり、セレモニーでもある。
ランドローバー社のエクスペデッション(遠征旅行)はやってもやらなくてもいいのではなく、実はやらなければならない義務と責任感があるのである。