ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

キャメルトロフィー ベーシック オフロード ドライビング テクニック 7

2015年10月25日 | OVERLANDERS

Chapter 7

Crossing water / Wading

 川を渡ったり水場を移動する場合には、前持って車体のエンジン周りの防水の準備をしておく必要がある。ディーゼルエンジンのランドローバーの場合はタイミングチェーンハウス、フライフォイールハウス、クラッチハウス等に泥水が侵入しない様に防水対策を施し、タイミングベルトの張りがしっかりと締まっているかを確認しておく必要がある。また、水深の目安はヘッドライト位までとし、エアフィルターやイグニッション等の電気パーツは濡らしてはいけない。

 小川を渡る時は真横に横切ろうとするのではなくて、水の流れに対して45度の角度で流れの方向に従って川に侵入し川からの出口のルートを想定しておく事。水の底の地形には特に注意を払う、その為にはゆっくりと進む事。またブレーキが濡れるとブレーキの制止能力は失われる事も知っておくべき事。

 

トラックというのは例え浸水しても整備に対する知識があれば始動させる事が出来ます。

 

 

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キャメルトロフィー ベーシック オフロード ドライビング テクニック 6

2015年10月25日 | OVERLANDERS

Chapter 6

Winching

 ウインチケーブルワークを正しく使用する為には対象物に対して真直ぐに。対象物が車体(被牽引車)の場合はフレームに繋がる適切な場所に掛ける。ウインチの作動時、もしもケーブルが切断した時などは怪我をする事があるのでケーブルから離れる事。スナッチブロック(滑車)を使用すると一本掛けの2倍の牽引力で引く事が出来る。更に力が必要な時にはウインチを引く車両自身が動いてしまうので、牽引車の安定と安全を考慮する。車両の場合(被牽引車)はウインチの牽引と同時に引かれる方向にギアを入れてゆっくりとアクセルを踏み、ウインチの牽引力と同時にエンジンの力を加担させる。

 ウインチワークが終了したら、次の緊急時にウインチを直ぐに使用出来るように、その都度ワイヤーを綺麗に巻きもどしておく。ウインチの使用時は終始ヘビーデューティーグローブを着用する事。

 

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