ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

ロクマルというのはライフスタイルの事かな

2015年11月22日 | ロクマル日記

 

 ロードバイクに乗るのは10月一杯までだろうと思っていたが、朝日が昇って周りが輝き出すと、家でおとなしく過ごす事がもったいなくて走り出す。11月も半ばを過ぎると外気は10度以下だが30分も走るとジャージの下は汗ばむ。夏のように額に流れるような汗をかく事はないが11月という月が自転車にはいい季節であるという事を知った。ロードバイクに乗っていると複合的に連鎖的に健康の事を意識したり、限りある時間の有効な使い方などを考えたりする。すれ違ったり、追い抜いたり追い越されたりするサイクリスト達と軽く挨拶を交わしたりする時に、彼ら彼女らも同じような事を考えているのだなと思う。ランドクルーザーで走る時にはゆっくりと走る事を好とする自分が、ロードバイクではいかに速く走るかを意識している。朝日に照らされる自分の孤独な姿を無心で追いかけながら、その一瞬一瞬を楽しんでいる自分がいる。

 アンドリューホワイトは4X4とはライフスタイルの事だと言っているが、僕にとってロードバイクはロクマルのある生活の延長であると思っている。つまり、ロクマルから派生する複合的なライフスタイルの一つなのである。ロクマルとは機械の事ではなくて、ライフスタイルの事という観点は、食事や健康の事、あるいは仕事や人間関係、そして中年以降の男の生き方や嗜好などに適度な刺激を与えてくれるものだと思う。11月の空は澄み渡り、葉を落とした木々の隙間からハドソン河の青い水面が太陽の光を反射してキラキラと眩しく輝いていた。その光景は人生の後半(秋以降)はまだ輝いている期間じゃないかという事を示唆してくれている様でもあった。

 

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